マンガ大賞受賞作「葬送のフリーレン」TVアニメ化!初回2時間SPを9月金曜ロードショーで放送、キービジュアル解禁

2023年07月19日18時00分アニメ
©山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」
製作委員会

「週刊少年サンデー」(バッチ)で連載中の山田鐘人(作)とアベツカサ(画)による同名漫画のTVアニメ「葬送のフリーレン」が、9月29日(金)21時から日本テレビ系列の『金曜ロードショー』で、初回2時間スペシャルとして放送されることが決定した。

予告動画は公式HPで公開中で、初回放送以降は日本テレビ系列で開設される新アニメ枠で継続して放送される予定。



本作は、勇者と彼の仲間が魔王を倒した後の世界を舞台にしており、魔法使いのフリーレンと彼女が新たな仲間たちの旅が描かれている。物語は「魔王討伐後」という斬新な時系列で展開され、感動的なドラマや意志、魔法や剣による戦闘、笑いを誘う瞬間など読者を魅了している。 既に10巻までのコミックスが発売され、約880万部を突破した。また、2021年には「マンガ大賞2021」大賞や「第25回手塚治虫文化賞」の新人賞を受賞し、漫画ファンの間で大きな話題となった。

放送に向けて公開されたキービジュアルは、主人公の魔法使いフリーレンと共に魔王を倒した勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼンの姿が、美しい背景美術と共に描かれている。このキービジュアルは、アニメ『葬送のフリーレン』のコンセプトアートを割り引いて吉岡誠子が構成を考案し、キャラクターデザインを担当する長澤礼子がキャラクターを描き下ろした。

ビジュアル制作にあたり吉岡は、「斎藤圭一郎監督からは原作の第 1 巻の表紙の雰囲気を取り入れたいというアイデアをいただいて、原作の絵の淡い美しい色彩と優しい光の雰囲気を感じられるように描きました。」とコメント。長澤は「勇者一行が登場する初めてのビジュアルで、各キャラクターの些細な箇所にも気を配りながら作画しました。それぞれのキャラクターの佇まいからも彼らの気持ちが伝わると良いなと思います。」と、ビジュアルに込めた想いを語った。

放送に向けて順調に制作が進んでいる『葬送のフリーレン』。その制作の中でも中心メンバーとなる両名はそれぞれ、「原作を読んで、そこから感じたのは時間がゆったりと流れる雰囲気と美しい自然の描写でした。それに加えてそこに彼らの旅があり時間があることを描きたいと思いました。斎藤監督をはじめとするチームの全員が愛情を持って制作をしています。皆さんがショーを楽しんでいただけることを願っています。」(吉岡)、「この作品はお話が面白いのはもちろん、魅力的なキャラクターがたくさん登場しますのでいろんなキャラクターに愛着を持って欲しいと思いながら描くようにしています。原作からアニメを見てくださる方、アニメからこの作品を見てくださる方にも「あのキャラクターが出るのが楽しみ」というような期待感を持っていただけると嬉しいなと思います。」(長澤)と、『葬送のフリーレン』に懸ける気持ちと、ファン・視聴者へのメッセージを寄せてくれた。

TVアニメ『葬送のフリーレン』は、9月29日(金)夜9時から日本テレビ系列の「金曜ロードショー」で初回2時間スペシャルとして全国放送されます。新しいアニメ枠で放送されます。詳細な放送日時などは同日発表される予定だ。

■あらすじ
勇者ヒンメルたちと共に、10年に及ぶ冒険の末に魔王を打ち倒し、世界に平和をもたらした魔法使いフリーレン。千年以上生きるエルフである彼女は、ヒンメルたちと再会の約束をし、独り旅に出る。それから 50 年後、フリーレンはヒンメルのもとを訪ねるが、50 年前と変わらぬ彼女に対し、ヒンメルは老い、人生は残りわずかだった。その後、死を迎えたヒンメルを目の当たりにし、これまで“人を知る”ことをしてこなかった自分を痛感し、それを悔いるフリーレンは、“人を知るため”の旅に出る。その旅路には、さまざまな人との出会い、さまざまな出来事が待っていた―。

■スタッフ
原作:山田鐘人・アベツカサ(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督:斎藤圭一郎 シリーズ構成:鈴木智尋 キャラクターデザイン・総作画監督:長澤礼子
コンセプトアート:吉岡誠子 魔物デザイン:原科大樹 アクションディレクター:岩澤亨
美術監督:高木佐和子 美術設定:杉山晋史 色彩設計:大野春恵
3DCG ディレクター:廣住茂徳 撮影監督:伏原あかね 編集:木村佳史子
音響監督:はたしょう二 音楽:Evan Call アニメーション制作:マッドハウス

■キャスト
フリーレン:種﨑敦美 ヒンメル:岡本信彦 ハイター:東地宏樹 アイゼン:上田燿司

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