「ハートビート」第11・12話:相思相愛でニヤニヤ顔のテギョンが、イネの血を見て目を赤く光らせる!?

2023年08月02日10時20分ドラマ
画像出典:KBS番組HP

オク・テギョン(2PM)×ウォン・ジアン出演の月火ドラマ「ハートビート(原題:가슴이 뛴다=心躍る)」が、6月26日〜KBS 2TVで放送、Prime Videoでも独占配信中だ。今回は、7月31日・8月1日に放送された第11話と第12話のネタバレあらすじやみどころ、韓国での評判や視聴率などご紹介したい!

【「Prime Video」で独占配信の韓国ドラマ】



「ハートビート」は、100年に一日だけ訪れる人間になる機会を逃してしまった吸血鬼と人間の半妖ソン・ウヒョル(オク・テギョン)と、ロマンスを楽しむ余裕のない冷血な女性(ウォン・ジアン)とのハラハラする恋模様を描いた、ファンタジーラブコメディ。⇒【各話のあらすじ】

■第11話
ウヒョルを見つめるイネの熱いまなざしに気づいたヘウォンは怒って会場を飛び出す。追いかけてきたイネに「ウヒョルに気があるのか」と怒りをぶつけるが、イネは否定できない。ドシクもウヒョルに、イネの心を惑わさずに早く出ていけと最後の警告をする。

迷惑をかけたことを謝るウヒョルに、パーティーでヘウォンがウヒョルに告白するのを手伝う約束をしていたことを明かしたイネは、彼女の怒りに理解を示し、気遣うべき相手はヘウォンでヘソンだと告げる。するとウヒョルは「なぜか君が気になる。相手の目を見て踊るのはこんな気持ちなのか」と、初めて感じた気持ちを口にする。
ハートビート画像出典:KBS番組HP
パーティー以来、お互いに対して妙な感情を抱くようになったウヒョルとイネ。その雰囲気を察したドシクはイネを呼び出し、ウヒョルの正体がヴァンパイアであることを語って両者を引き離そうとするが、イネは彼の正体を知っており、その上で今度も彼に味方する。

ヘソンの掛け軸の絵がなくなっていることに気づいたウヒョル。落ち込むウヒョルに「絵はあくまでも似顔絵。捜しているのは心躍る愛を夢見させてくれる人。心が一番大切」と慰めるイネ。ウヒョルは、失くしたことよりそれに気づかなかったことがショックだった。絵だけでこれほど辛いのに、父親の生死もわからないイネの辛さを慮るウヒョルは、イネの先祖に対する謝意を改めてイネに伝える。

そこに、酔っぱらったヘウォンから電話がかかって来て、ウヒョルが駆けつける。翌朝、酔いからさめたヘウォンはウヒョルにヘソンの絵を見せ、この絵が自分だと分かったと告げる。何か思い出したかと聞くウヒョルの問いに答えず、ウヒョルは何者かと問い返す。そしてウヒョルが屋敷を出ないならイネを追い出す。約束を守ったときに絵を返すと一方的なヘウォン。ウヒョルは「返さなくていい。その絵はただの似顔絵。僕が待っているのは愛されることが何かを教えてくれ、心躍る愛を夢見させてくれる人。ヘソンに似た人ではない。他人の思い出を勝手に奪うのは間違っている」とヘウォンの行動を諫める。

自分が知るヘソンとは全く違うヘウォンの姿にショックを受けたウヒョルは街をさまよう。夜通しウヒョルの帰りを待っていたイネはウヒョルを捜しに出る。ウヒョルを見つけて駆け寄ったイネを見て、笑顔になるウヒョルだが、急にその場に崩れ落ちる。近くを歩いていたドンソプとサンへの助けを借りてウヒョルを屋敷に運ぶ。

■見どころ
イネだけでなくウヒョルの眼差しにも変化を感じ取ったローズ。ウヒョルもまた、「イネが気になり、目を見つめると感じたことのない気持ちになり、イネに幸せになってほしい」と願うが、これこそが愛なのだが、ウヒョルは気づかない。そんなウヒョルに、イネの方から告白してキスで終わった11話。

この回はいろんなことが分かった。まず、いつもウヒョルを陰から見ていたコ先生が、実はヘソンを死なせた「銀の矢じりにサンザシの木で作った矢」を教えた張本人だった。もちろんそれが多くの吸血鬼の心臓を射抜き、恋人を引き裂くとは知らなかったコ先生は、その罪悪感からウヒョルに人間になる方法を教え、見守っていたのだった。

また、イネの父親ドンイルが、高級車に乗る何者かに拉致されたことが、刑事に成りすますサンへの聞き込みで明らかになった。果たして拉致したのは、誰なのか?そしてローズが嗅ぎ取った血なまぐさい家の住人は?

この回の視聴率はニールセンコリアによると全国1.9%まで落ち込んでしまった。

■第12話
ハートビート画像出典:KBS番組HP
翌朝、意識が戻ったウヒョルに「母のようにいなくなるかと怖かった。どこにも行かないで。あなたの心に1人しかいないと分かっているけれど…私はどうやらソンさん(ウヒョル)が好きみたい」と告白し、ウヒョルはイネを引き寄せキスをする。その頃、ドシクが傷のあるヴァンパイアを探していると知ったマンフィ(ペク・ソフ)が、ドシクに近づく。ドシクはカネに執着するマンフィと手を結ぶことに。

ウヒョルが心配だからと、サンへとドンソプが住み込みで働くことに。ウヒョルは2人に「イネが恋に堕ちたようだ」と伝えその相手が自分だと明かす。そんな2人はオシオ洋装店の店主から息子ミンジェの世話を頼まれ、思いがけず遊園地デートを楽しむことに。

その頃、ウヒョルの仲間のヴァンパイアも屋敷で働くことになったと知ったドシクは、イネの安全を守るよう秘書に頼む。そしてマンフィからの報告でウヒョルが半人ヴァンパイアなのではないかという疑いを持ち始める。

イネから愛に満ちた自分の血をあげると言われ喜ぶウヒョル。2人が出会って100日目をその日にし、人間になった誕生日として友達も呼んでパーティーをしようと楽しい計画を立てる。

その頃、マンフィは男性を担いで自宅地下室に運ぶ。そこには大勢の男たちが檻の中に居れられていた。そしてその中にはイネの父チュ・ドンイル(ソ・ヒョンチョル)の姿もあった。

屋敷を訪ねたヘウォンは、ウヒョルとイネのイチャつく姿を目の当たりにする。イネを呼び出し、ヴァンパイアのウヒョルが捜し続けたヘソンが自分だと知っているなら、ウヒョルのためにそばを離れるよう告げる。だがイネはきっぱり断る。不敵な笑みを浮かべるヘウォンは、必ず2人の間を割くと決意を固める。

その夜、コ先生と会っていたウヒョルは、コ先生の罪も許し、イネの愛に満ちた血を貰うことになったと嬉しそうに報告する。ところが、コ先生から衝撃の事実を聞かされる。それは『棺を開けた人間は、ヴァンパイアに血を与えて死ぬが、ヴァンパイアを殺して生きるかしかない』という運命だった。

この話を盗み聞きしていたマンフィから、人間になる手段としてウヒョルがイネの血を必要としていると聞いたドシクは、すぐさまウヒョルの元へ向かい、力なく歩くウヒョルを殴りつけ、「化け物」と呼ぶ。

その時、屋敷では201号室の客ソイ(チャン・ソヨン)の前に元カレが現れる。ソイはDVを働く元カレから逃げていたのだった。連れ去られそうになるソイをかばうイネが男から暴行を受ける。イネのピンチを首の傷で察知したウヒョルが駆けつけ、男を一撃し追い出す。倒れるイネを抱き起したウヒョルは彼女の額に流れる知を見てヴァンパイアの本性を現しそうになる。駆け付けたドシクは、イネに襲い掛かるようなウヒョルを見て…。
ハートビート画像出典:KBS番組HP

■見どころ
この回の視聴率は少し持ち直して2.4%となった。相思相愛になったウヒョルとイネ。ミンジェを挟んで楽しい遊園地デートがたっぷりみられる。トラ耳をつけて大はしゃぎするテギョンが可愛い。また韓ドラ定番の盥(たらい)の足踏み洗濯でのイチャイチャもあり、序盤はラブラブムード満載だったが、一転、ラストはイネの額から流れる血をみたウヒョルの目が明かる光る緊張の展開となった。

前回、サンイが情報を得たイネの父ドンイルの拉致と、ローズが気づいた血なまぐさい家が12話で繋がった。なんと、ドンイルを拉致したのはマンフィ。自宅地下に大勢の男たちと共にドンイルも閉じ込めていた。こうなると金塊を盗んだのもカネに執着するマンフィの仕業か。

ヴァンパイアの能力を目の当たりにしたドシクが、この後どう動くのか?ウヒョルはドシクの後ろにマンフィがいることにいつ気付くのか?13話予告ではヘウォンが屋敷をゲストハウスにするための投資を引き上げると宣告し、ウヒョルがイネの父親捜しを始める。ところがそんなウヒョルまでがマンフィの地下室の閉じ込められるようだが…。
13話の予告動画は以下のYouTubeで視聴できる。

「ハートビート」第13話は、8月7日21時45分にKBSにて放送、Prime Videoでも配信開始される。

YouTube|13회 예고

■キャスト
ソン・ウヒョル役:オク・テギョン(2PM)
チュ・イネ役:ウォン・ジアン
シン・ドシク役:パク・ガンヒョン
ユン・ヘソン/ナ・ヘウォン役:ユン・ソヒ
ク室長(秘書) 役:ハム・テイン
イ・サンへ役:ユン・ビョンヒ
パク・ドンソプ役:コ・ギュピル
リ・マンフィ役: ペク・ソフ
 他

原題:가슴이 뛴다(心躍る)

KBS Drama「EP2予告」

Prime Videoチャンネル予告動画(日本語字幕なし

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