「転職の魔王様」岡崎紗絵&曽田陵介は転職なしでも幸せな人生に!第4話ネタバレと第5話予告
成田凌主演のカンテレ・フジテレビ系新月10ドラマ「転職の魔王様」第4話が8月7日(月)22時より放送され、来栖が元カノ・莉子(岡崎紗絵)の転職アドバイザーに!8月14日に放送される第5話に葉山奨之がゲスト出演する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「転職の魔王様」は、“転職の魔王様”の異名を持つ毒舌敏腕キャリアアドバイザーが、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる痛快転職エンターテインメント。
8月7日に放送された第4話で、来栖の大学生時代からの元カノ・剣崎莉子(岡崎紗絵)が突然「シェパードキャリア」に現れた。前回の第3話で犬飼(藤原大祐)が編集したPR動画がバズり、それを見た莉子が訪ねてきたのだ。
莉子は収入の良い会社に転職して、売れない漫画家の恋人を支えていきたいと言う。そんな彼女に来栖が提案したのは、ライバル会社への転職だった。今の会社を「私たち」と呼ぶ莉子は、会社にも仕事にも誇りと愛情をもっており、ただお金のために働いているのではないことは、来栖も良く知っていた。来栖は莉子にあえてライバル社を提案し、もういちど「仕事」や自分の夢を考えさせたかったのだろう。
来栖が事故にあい、順風満帆だった人生が狂ってしまったそのとき、恋人だった莉子は来栖を支え切れずに逃げ出したことを後悔していた。その後悔があるから、今の恋人に尽くしているのではないかと問われた莉子は、自分が本当は今の仕事を続けたいこと、そして貧しいかもしれないが今の恋人の周介との生活を続けていきたいのだということに気づく。
今回の案件では「転職」せずに「人生を変える」ことができた。優良な人材である莉子を転職させられなかったことを営業の横山(前田公輝)は悔しがるが、“魔王様”来栖にとってのやりがいは、より良い人生へのアドバイスのようで、営業実績だけではないらしいことがわかってきた。
莉子によって優良企業でエースとして働いていた来栖の過去も明かされた。彼の左足が不自由になってしまったその事故が、いったいどんなものだったのかはまだ分かっていないが、加害者の葬式に来栖が出向いたことを莉子は疑問に思っているようだった。次週8月14日には、その加害者遺族らしい青年・戸松卓郎役で葉山奨之がゲスト出演する。どこかなげやりで、20代にしてすでに3つの会社を退職している卓郎は「仕事に変や夢とか持っていない」と冷めた様子で…。予告動画には「俺は一生あんたを恨む」と卓郎が来栖に告げるシーンが。卓郎と来栖にいったい何があったというのだろう和解か?
■前回:第4話 ネタバレあらすじ
来栖(成田凌)の元恋人・剣崎莉子(岡崎紗絵)が、突然「シェパードキャリア」にやって来た。どうやら転職の相談ではなく、別れた後、どうしているか気になっていた来栖を偶然SNSで見つけて、会いにきたらしい。
莉子は、昔と打って変わって愛想がなくなった来栖に「昔の方が良かった。」と、久しぶりの再会を懐かしむどころか、互いにトゲのある言葉を連発し、一触即発のムードに。同席を余儀なくされた千晴(小芝風花)にも、緊張が走る。
ところが翌日、莉子から正式に天職の面談申し込みが入った。莉子が勤める会社は、オンラインの教育系コンテンツを制作・配信し、その分野ではパイオニアとして知られているが、この一年、ライバル会社の出現で業績が悪化していた。プライベートでは売れない漫画家の恋人・綾野周介(曽田陵介)と同居中。才能はあるが、なかなか芽の出ない周介が漫画に集中できるようにと、莉子は自分が条件の良い会社に転職して彼を支えたいという。
だが、今の会社で誇りと愛情を持って仕事をしていた莉子を知る来栖は、その転職理由がどうもふに落ちない。そのうえ、「いつまでも夢ばかり追ってても仕方ない」と、まるで自分に言い聞かせるように投げやりな言葉を口にし始めた莉子に、静かな怒りを覚えた来栖は、「自分の人生は自分で決めるべき」と、いつもの痛烈な一言を浴びせる。
すると、莉子は「昔とは別人みたい」と、来栖が席を立った後、千晴に事故に遭う前の来栖のことを千晴に話し始めた。優秀の来栖は誰もがうらやむ優良商社に入社し、父と同じアフリカのエネルギー開発の仕事に打ち込んでいた。ところがその矢先、交通事故に遭い、足に障害が残ることがわかると、夢だったエネルギー開発の仕事から外され、総務部への異動が決まってしまったのだ。
来栖は莉子に、ライバル会社への転職を提案する。今の2倍の給与と待遇を提示されたが、まさかライバル会社を紹介されるとは思わず思い悩む莉子。しかし、莉子から転職すると聞かされた恋人の周介は納得がいかない。「好きとか、楽しいだけじゃ、ダメなこともあるでしょ」と言う莉子。翌日、周介は「別れよう」という手紙を残して家を出ていく。
その前日、周介は来栖を尾行し、莉子の転職の理由を聞き出そうとしていた。来栖は周介に「彼女には幸せになってもらわないと困るんです。あなたに彼女を幸せにする覚悟はあるのですか?」と問いかける。
莉子が千晴に呼び出さてカフェに行くと、そこには来栖と周介が待っていた。口下手な自分1人では莉子とキチンと話し合えないから同席してもらっていると話す周介は、自分には莉子を幸せにすることができないと別れを切り出した。
カフェを取り出した莉子を追いかけた来栖は、自分が事故にあったあと莉子と別れたのは、莉子のためだったと語る。莉子は自分も来栖から逃げ出したのだと打ち明ける。来栖は自分のときと同じ後悔をしないために周介に尽くすのかと問い、本音を言わずに別れるより、きちんと話し合ったほうがいいとアドバイスする。
実は莉子は、互いを労わりあう周介との生活に満足していた。周介も莉子を幸せにしたいと思っていた。周介と莉子は互いに「別れたくない」という本音を語り、莉子は大好きな今の仕事を続けたいと明かし、周介は「なんとかなる」と莉子の手を取った。
千晴は来栖に「転職アドバイザーは人の人生を変える仕事」だと熱く語る。しかし、来栖は千晴の言葉を否定し、「あくまで転職アドバイザーはサポートにすぎない。決断するのは転職者自身、人生を買えたのも本人だと考えるべきだ」と話す。
後日、莉子は「シェパードキャリア」に挨拶にきた。周介の漫画の連載が決まり、これを機に結婚をすることにしたと報告する。帰り際、見送りに来た来栖に、「(あなたと)別れてよかった」と笑いかける。そして、どうしても分からなかったことがあると言い、「なぜあの人のお葬式に行ったの?」と尋ねた。
■次回:第5話 あらすじ
見習いキャリアドバイザーとしての試用期間が終わる千晴は、洋子(石田ゆり子)から戸松卓郎(葉山奨之)という求職者を一人で担当するよう言われる。戸松は28歳の若さにして、すでに3つの会社を退職。来栖のサポートがないことに不安を覚えながらも、千晴は早速面談に臨むが、当の本人は転職の経験をポジティブな要素として捉えるどころか、「仕事に変な夢とか持ってない」と冷めた様子。困った千晴は思い切って来栖に相談するが、来栖は「手を貸すことはできない」と珍しく感情的な態度を見せ、千晴や広沢(山口紗弥加)を驚かせる。後日、戸松は千晴が紹介した会社の面接を受けるが、不採用に…。千晴は、戸松が自ら成功や幸せから遠ざかろうとしているように感じ、理由を教えてほしいと頼むが、その声は戸松の心に届かない…。するとそこへ偶然来栖が通りかかり、その姿を見た戸松が「どうして、あんたがここにいるんだ」と動揺。実は、2人は顔見知りで、何やらワケありだった。
カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「転職の魔王様」は7月17日22時スタート。/原作:『転職の魔王様』『転職の魔王様2.0』額賀澪 (PHP研究所)/主題歌:Milet「Living My Life」/オープニング曲:LIL LEAGUE「Monster」/出演:成田凌、小芝風花、山口紗弥加、藤原大祐、おいでやす小田、前田公輝、井上翔太、井本彩花、石田ゆり子 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@tenshokumao 」。公式Instagramアカウントは「@tenshokumao」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇「転職の魔王様」番組公式サイト
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