8/14 NHK総合「アナウンサーたちの戦争」戦時中のアナウンサーを森田剛が熱演!共演の安田顕も絶賛!

2023年08月13日18時12分ドラマ
©NHK

NHKが自社のアナウンサーの黒歴史を描く!戦時中、プロパガンダ放送を担ったアナウンサー達の活動と苦悩を森田剛、高良健吾、安田顕、橋本愛らが熱演する。NHK総合、あす8月14日(月)22時からNHKスペシャル「アナウンサーたちの戦争」を放送!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



太平洋戦争では、日本軍の戦いをもう一つの戦いが支えていた。それはラジオ放送による「電波戦」だ。ナチスのプロパガンダ戦に倣い「声の力」で戦意高揚・国威発揚を図り、偽情報で敵を混乱させた。行ったのは日本放送協会とそのアナウンサーたち。戦時中の彼らの活動を、事実を元にNHK自身がドラマ化して放送と戦争の知られざる関わりを描く。

1941年12月8日のラジオの開戦ニュース、1945年8月15日の玉音放送のどちらにもかかわった天才と呼ばれた和田信賢アナ(森田剛)と新進気鋭の館野守男アナ(高良健吾)を中心にドラマは展開する。和田の恩人である米良忠麿役は安田顕、女性アナウンサーであったばかりに仕事を任されなくなる実枝子(橋本愛)は後に和田と結婚する。

ジャニーズ事務所を退社後、地上波で初主演となる森田剛はこの役に「本当にあったこと、経験した人がいること。今の若者が観たらどう感じてくれるのか? 考える機会になればいいなと思います」と願いを込める。高良健吾は「この時代のアナウンサーも、書いてあることを読んでいた。日本を信じて、それがどういう結果になるかはわかっていなかった。戦争の恐ろしさを感じました」と話す。森田の演技をみた安田顕は、森田が演じた学徒出陣のシーンについて「内蔵がでてくるような芝居」とその迫力を絶賛している。

■あらすじ
日本国民にとって太平洋戦争は、1941年12月8日のラジオの開戦ニュースで始まり、1945年8月15日の玉音放送で終わった。奇しくも両方に関わったのが 天才と呼ばれた和田信賢アナ(森田剛)と新進気鋭の館野守男アナ(高良健吾)だ。以後、和田も館野も緒戦の勝利を力強く伝え続け国民の戦意を高揚させた。南方占領地に開設した放送局に次々と赴任し、現地の日本化を進めた。和田の恩人・米良忠麿(安田顕)も“電波戦士”として前線のマニラ放送局に派遣される。

やがて戦況悪化のなか和田は大本営発表を疑問視し始めた。「国家の宣伝者」を自認する館野は伝え方をめぐって激しく衝突する。出陣学徒を勇ましく送り出す実況を任され、ただ苦悩する和田を、元アナウンサーの妻・実枝子(橋本愛)が叱咤し目覚めさせる。そして館野もインパール作戦の最前線に派遣され戦争の現実を自ら知ることになる。

戦争末期、マニラでは最後の放送を終えた米良に米軍機が迫る。そして戦争終結に向け動きだした和田たちにも銃口が迫る。

NHK総合 2023年8月14日22時放送「アナウンサーたちの戦争」。出演:森田剛,橋本愛,高良健吾,浜野謙太,大東駿介,藤原さくら,中島歩,渋川清彦,水上恒司,降谷建志,古舘寛治,眞島秀和,小日向文世,安田顕ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_n_sp」。

NHKスペシャル「アナウンサーたちの戦争」番組公式サイト