「転職の魔王様」成田凌と葉山奨之が因縁の過去に決着!第5話ネタバレと第6話予告

2023年08月15日11時04分ドラマ
(C)カンテレ、フジテレビ

成田凌主演のカンテレ・フジテレビ系新月10ドラマ「転職の魔王様」第5話が8月14日(月)22時より放送され、来栖が戸松(葉山奨之)と和解、千晴(小芝風花)も晴れてキャリアアドバイザーの道へ!8月21日に放送される第6話に、宮野真守が謎の常連“転職の王子様”役でゲスト出演する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「転職の魔王様」は、“転職の魔王様”の異名を持つ毒舌敏腕キャリアアドバイザーが、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる痛快転職エンターテインメント。

8月14日に放送された第5話で、来栖の人生が一転してしまった事故の加害者遺族・戸松(葉山奨之)が、「シェパードキャリア」に求職者としてやってくる。担当についたのはそろそろ見習い期間が終了する千晴。しかし、転職を希望しているはずの戸松はどこか投げやりで「仕事」に夢もないという。

戸松が仕事に夢を持たなくなってしまったのは、彼が三度も会社を転職した理由にあった。過剰残業やパワハラが横行していた会社の同僚だった婚約者・真奈美が、疲労のための居眠り運転で事故を起こし、職場環境を改善しようと内部告発し、会社を退社。その後の会社でも同様なことがおこり、そのたびに戸松は怒りを爆発させた。その怒りが収められない限り、次の会社でも同じ理由で退社を余儀なくされると、戸松自身もわかっているが、婚約者を失った悲しみをどこにむけていいのかわからない。

初めは戸松に関わらないでいようとした来栖だったが、千晴が懸命に戸松の力になろうとするのをみて、気持ちを切り換えた。来栖は戸松に真奈美が最後まで自分を救おうとハンドルを切ってくれたこと、自分も夢を絶たれたこと、そして、真奈美や自分のように「あわない仕事」に「殺される」ことがないよう、キャリアアドバイザーという仕事についたことを打ち明け、かならず戸松に「あった仕事」をみつけられるよう尽力すると話したことで、2人は互いが抱えていた辛さを理解し和解した。

来栖の過酷な過去とともに、今回は「シェパードキャリア」の山口(おいでやす小田)と広沢の前職についても明かされた。山口は僧侶だったが、どうしてもご遺体に慣れず、今度は生きている人を救おうと思い転職、広沢は大手人材会社に居たが、厳しいノルマをこなすうちに求職者が数字に見えてきたことで自分に嫌気が差し転職。そして2人とも、来栖同様、社長である洋子に出会えて救われたと話した。

今回は、戸松の転職先が決まるまでは描かれず、彼が「怒りの呪縛」から解き放たれ、人生に前向きになれたところでドラマは終了した。彼の正義感を受け入れられる、ホワイトな職場はすぐには手配できなかったようだ。洋子社長のように、社員たちから信頼される上司のいる会社、職場環境の整っている会社というのは、なかなかないのが現状なのだろうか。

見習いとして働いていた千晴も、「シェパードキャリア」の社員になることを決意。未だ客観的な視点で職場や求職者の適性を見ることができないが、人に寄り添い「人のため」に動ける千晴にとっては天職かもしれない。

次週8月21日に放送される第6話に、宮野真守が6回の転職を経験している“転職王子”こと八王子道正役でゲスト出演する。不動産会社でマンション販売を担当する39歳の八王子は、幾度となく売り上げトップで表彰され、自他ともに認めるトップセールスマン。「まるで戦場を渡り歩く傭兵ですね」と、来栖はこの先も転職を繰り返すつもりでいる八王子に皮肉めいた一言を放つが、自分の実績と能力に絶対の自信を持つ八王子は、怒るどころか意に介する様子もなく、千晴はそんな八王子の強靭なメンタルにがく然とする。しかし、自分よりキャリアが浅く、実績も乏しいライバルを横目に、自信満々で自己アピールする。面接官の反応に手ごたえを感じた八王子は、採用を確信するが…。

■前回:第5話 ネタバレあらすじ
もうすぐ「見習いキャリアドバイザー」としての試用期間が終わる千晴(小芝風花)は、洋子(石田ゆり子)から戸松卓郎(葉山奨之)という求職者を一人で担当するよう言われる。

来栖(成田凌)のサポートがないことに不安を覚えながらも、千晴は早速面談に臨む。戸松は28歳の若さにして、すでに3つの会社を退職していた。退職理由のどれもが、ブラックな職場の環境改善を提案を上司に訴えたことから起こったものだった。戸松本人はどこか投げやりで、度重なる転職が自身のキャリアにとってマイナスになることも自覚していた。

それでも、戸松の退職理由が正義感によるものだと思った千晴は、そこに一縷の望みを見出そうと必死でフォローするが、当の本人は転職の経験をポジティブな要素として捉えるどころか、「仕事に変な夢とか持ってない」と冷めた様子。

困った千晴は思い切って来栖に相談するが、来栖は「戸松さんに手を貸すことはできない」と珍しく感情的な態度を見せ、千晴や広沢(山口紗弥加)を驚かせる。

後日、戸松は千晴が紹介した会社の面接を受けるが、ネガティブな言動と自己肯定感の低さが目立ったという理由から不採用に…。千晴は、戸松が自ら成功や幸せから遠ざかろうとしているように感じ、理由を教えてほしいと頼むが、その声は戸松の心に届かない…。するとそこへ偶然来栖が通りかかり、その姿を見た戸松が「どうして、あんたがここにいるんだ」と動揺。来栖も「安永真奈美さんのご葬儀依頼ですね」と声をかけた。

実は、4年前に来栖が巻き込まれた交通事故の加害者が、戸松の同僚で結婚を予定していた真奈美だったのだ。真奈美は違法残業やパワハラが横行する自動車部品メーカーに務めており、事故を起こしたのも疲労からくる居眠り運転が原因だった。会社は真奈美の家族と争そう姿勢を見せたが、戸松が内部告発をしたことで引き下がった。それが戸松が最初の会社を退社した理由だった。

辛い労働状況の中でもお互いを励まし合いながら、結婚に向けてがんばってきた2人。怪我を負い病院に運ばれた真奈美は死の間際まで謝罪していたという。そこへ葬儀の席に来栖が現れたことで戸松の怒りが爆発し「あなたさえ、あそこにいなければ…。俺はあんたを一生恨む」と来栖に詰め寄った。

真奈美を失ってから、職場環境改善に怒りをぶつけるようにして過ごしてきた戸松。しかし何も手ごたえがなく、戸松は時間が止まったようなツライ日々を送っていた。来栖が「シェパードキャリア」のアドバイザーだったことで気を悪くした戸松は、退会を申し出た。驚いた千晴は来栖に相談するが、来栖は何の対処もしようとしない。千晴は「自分が思うキャリアアドバイザー」の仕事をするため、戸松の自宅を訪れる。

千晴は懸命に戸松を説得しようとするが「会社が欲しいのは従順な社畜だけ」だと掛け合わない。そこへ来栖が現れ「結局、社畜に成り下がるんですね」と戸松を煽る。

事故にあったあの時、来栖は「逃げて!逃げて!」と叫びながらひっしにハンドルを切る真奈美を見ていた。彼女が必至に事故を回避しようとしていたことを、残された遺族に伝えるために葬儀に出向いたのだと来栖は戸松に語った。しかし、先に両親から謝罪され、何も言えずに立ち去ってしまったことを後悔しているとも。

真奈美を恨んでないといったら嘘になるが、あの時自分がそこに居なければと思わないことはなかった。戸松に恨まれるのは間違いないとも感じていた。合わない仕事は肉体的にも精神的にも人を殺してしまう。自分も事故のせいで夢だった仕事を諦めなくてはならなくなった。自分や真奈美のような人達を救いたい、そういう思いからキャリアアドバイザーという仕事についたのだと、戸松に打ち明けた。

来栖は辛い過去ではなく、「幸せな思い出と生きる」ことを提案し、自分たちに転職の手伝いをさせてほしいと伝えた。戸松は来栖も苦しんでいたことを理解し「悪かった」と謝罪した。

その帰り道。来栖は千晴に「ありがとう。君がいてくれたおかげです」と戸松との和解を感謝した。千晴も来栖のおかげで「少しだけ味がわかるようになったんです」と話す。

試用期間を終え、キャリアアドバイザーの仕事にやりがいを感じ、働くことに意味を見出した千晴は、晴れて「シェパードキャリア」でキャリアアドザイザーとして働くことを表明した。

■次回:第6話 あらすじ
千晴が「シェパードキャリア」の社員になった直後、これまで6回の転職を経験している“転職王子”こと八王子道正(宮野真守)から、面談の申し込みが入る。過去に彼を担当した広沢は何やら苦い経験があるようで、今回の担当を辞退。そこで、来栖と千晴のコンビに白羽の矢が立つ。不動産会社でマンション販売を担当する39歳の八王子は、幾度となく売り上げトップで表彰され、自他ともに認めるトップセールスマン。17年目となる不動産営業の仕事は天職だが、一つの会社に留まることが性に合わず、現在の会社も勤務3年目にして飽きてしまったという。一方、千晴はひょんなことから天間聖司(白洲迅)という謎の男と知り合う。天間は、千晴が見習いから正社員になったばかりだと知ると「お祝いさせてほしい」と言い出し、千晴はなぜか初対面の天間にアイスクリームをごちそうしてもらうことに…。

カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「転職の魔王様」は7月17日22時スタート。/原作:『転職の魔王様』『転職の魔王様2.0』額賀澪 (PHP研究所)/主題歌:Milet「Living My Life」/オープニング曲:LIL LEAGUE「Monster」/出演:成田凌、小芝風花、山口紗弥加、藤原大祐、おいでやす小田、前田公輝、井上翔太、井本彩花、石田ゆり子 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@tenshokumao 」。公式Instagramアカウントは「@tenshokumao」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「転職の魔王様」番組公式サイト

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