視聴率7.3%で自己最高更新!「ヒップタッチの女王」第3・4話あらすじ:イ・ミンギ&ハン・ジミン天然コンビ誕生!

2023年08月21日11時30分ドラマ
Netflixシリーズ「ヒップタッチの女王」独占配信中

19日、20日にJTBC放送されたサイキックコメディ「ヒップタッチの女王」(脚本イ・ナムギュ、演出キム・ソクユン)第3話と第4話では、ついにイ・ミンギがハン・ジミンの超能力を信じるようになり「天然ヒーローコンビ」が誕生した。Netflixでも配信開始したこの回のネタバレあらすじと見どころを紹介。

ニールセンコリアによると第3話の視聴率は全国5.5%、首都圏5.7%、第4話は7.0%、7.3%を記録し、自己最高を更新、同時間帯ドラマ1位に上がった。

【Netflixシリーズ韓国ドラマ】【2023年配信ドラマ映画、他】



「ヒップタッチの女王」は、お尻を触るとその動物や人物の記憶が見える獣医と、ある事情で田舎町の警察に左遷させられた刑事がタッグを組んで事件を解決していくドタバタ"コメロマ" (コメディ+ロマンス)だ。
【各話のあらすじ】

■第3話
獣医学科の後輩ジョンヒョク(イ・フィジョン)の拉致犯罪を超能力で見てしまったイェブン(ハン・ジミン)は、刑事ジャンヨル(イ・ミンギ)に説明するが、ヒップタッチの超能力を信じてもらえず、相変わらず変態呼ばわり。

イェブンはジョンヒョクの自宅を突き止め、彼の家に居つく猫のお尻を触るが、拉致された女性の居場所は特定できない。そこで危険を承知で彼が不在時に家に忍び込み被害者の痕跡を探している途中、ジョンヒョンが帰ってきてしまう。風呂場に逃げ込み小窓から脱出するが、窓枠に挟まったままバスで生える羽目に。ジャンヨルと出くわし、窓枠を切ってもらう。他の人には超能力の話をしていないというイェブンに、「なぜ自分なのか?」とジャンヨル。「あの人を信じたように、私も信じてくれない?」と、引っ越しの時に見た「捜査中にある人物を見逃した」ことに言及し、ジャンヨルを怒らせてしまう。

そんな中、親友オッキ(チュ・ミンギョン)から彼氏を紹介されるが、偶然彼のヒップタッチをして彼にガーターベルトの女性の影を見ていたイェブンは、オッキに忠告するが、信じてもらえない。証明しようと彼氏を酔わせてしっかりヒップタッチしようとモーテルに連れ込む。そこにオッキとジャンヨルが乗り込んできて、オッキからは親友の恋人を取ろうとしたと絶交を言い渡されてしまう。だが、その後オッキは、彼氏の部屋に乗り込んで、彼氏には女装趣味があったことが分かる。

ネットで拉致された女性の情報を探すイェブンは、それがBJシアとわかり住所も突き止める。ジョンヨルに電話して今から乗り込むので、一度だけ信じて来てほしいとお願いする。しかし、その時、ムジン警察署に麻薬現場検挙という100年に一度の大捜査が舞い込む。これを解決すればソウルに戻れる。

一方、イェブンは女性の命が危ないと考え、危険を承知で部屋に乗り込む。ところがジョンヒョクは自分の家に仕掛けた防犯カメラからイェブンが来ることを予測して待ち構えていた。首を絞められ意識が遠のきそうになった時、麻薬検挙を諦めたジャンヨルが駆けつけ助けてくれる。2人は浴室で首をつられている被害者を助ける。

イェブンが被害者の命を救ったという乱暴に褒めるジャンヨルは、やっとイェブンの超能力を信じてくれる。

■見どころ、感想
ヒップタッチ画像:JTBC「힙하게」よりハン・ジミンのコミカル演技に毎回笑わされるが、今話一番爆笑はジョンヒョクの家に忍び込んだはいいが、風呂場に逃げ込み小窓に挟まったシーン。まるでハチミツを食べ過ぎたプーさんのように小窓に挟まう。その後は、場面写真のように窓枠付きのままバスに乗車。これには腹の皮がよじれるほど笑わされた。

また全て“あれ”で済ませるムジン市での会話も面白い。相変わらず町になじめないジャンヨルに通訳するのはドッキ(チョ・ミングク)だ。

ウォン・ジョンムク刑事(キム・ヒウォン)とヒョノク(パク・ソンヨン)の「五十五五十一」カップルが自転車の二人乗りやフェンシングなど「二十五二十一」パロディで笑わせてくれたが、第3話では刑事ナ・ミランが反省文を書くシーンで「私の解放日誌」の脚本家パク・ヘヨンいじりや「私の解放日誌」をパロディで視聴者を笑わせた。

そして、EXOのスホ扮するキム・ソヌが「ポン動物病院」の並びに引っ越してきたことでイェブン(ハン・ジミン)との距離も近づきそうだ。

■第4話あらすじ
イ・ェプンの超能力を信じるようになったジャンヨルは、超能力を極めるようアドバイス。そこで仲直りしたオッキの協力を得て超能力を極める実験をする。その結果、触れる範囲が広いほど遠い過去が見えること、さらには後日、相手が目を閉じると現場が見えないという限界も知ることに。

一方、テッド・チャンの麻薬取引捜査に出動したウォン班長たちはこっぴどくやられたものの、駆けつけた機動隊の応援で制圧でき、注目を集める。ソウルに戻る機会を逃したジャンヨルは、イェブンに怒りをぶつけ、事件解決を手伝えと迫る。

ヒップタッチ画像:JTBC「힙하게」よりジャンヨルはイェブンの能力を高めようと、少林寺の“鉄砂掌”で特訓する。ところが無理がたたってイェブンの指先を痛めてしまう。めげないイェブンはこれをチャンスとコンビニで絆創膏を買いに行き、イケメン店員のソヌ(スホ/EXO)に手当てしてもらい、コンビニの期限切れ食品で夕食デートもできる。2人とも猫好きで、母親がいないと共通点も多く、ソヌから友達になろうと言われ天にも昇る心地。ところがケガのせいかヒップタッチ能力がなくなってしまう。

そんな中、ジャンヨルにビッグチャンスが舞い込む。議員チャ・ジュマン(イ・スンジュン)の選挙事務所の金庫から後援者リストを盗まれる事件が発生。解決してソウルに戻る気満々だが、イェブンの能力が消えたと知り大慌て。ジャンヨルによるハンドケアのお陰でイェブンの能力は復活するが、その過程でオッキがジャンヨルを好きになる。

さっそくジャンヨル&イェブン共助で「後援者リスト」捜査を始める。ジャンヨルからチャ・ジュマンとライバル候補の演説に集まる全ての人の記憶を見るよう指示されたイェブンは、オッキに協力要請。オッキは軍団を出動させ騒ぎを起こし、イェブンがそれに乗じて次々とヒップタッチしていく。その過程でカン補佐官が盗難された当時、現場にいたことが分かった。だがカン補佐官はそのことを黙っていた。さらに立ち去ろうとする女性の記憶の中に、盗難当時、祖父チョン院長(ヤン・ジェソン)の見慣れた靴を見た。イェブンはこのことをジャンヨルには黙っていた。

一方、イェブンとジャンヨルが助けたBJシア(チェ・ヒジン)の素顔は傲慢な女だった。病院でエレベータに乗り合わせたチョン院長にも失礼な態度をとっていた。そんなある夜、イェブンはコンビニに立ち寄り、ソヌのイケメンぶりが気に入る。会計の際にいきなりソヌの掌に自分の電話番号を書き込んだ。ソヌは無表情で掌の番号を見つめる。

コンビニの帰り、誰かからの電話で呼び出しされたシアは自分で車を運転して目的の場所に向かう。途中、よそ見運転したために農場主グァンシク(パク・ノシク)の運転するトラックと接触事故を起こしそうになり、積み上げた木材にぶつける。グァンシクを口汚く罵って追い返し、レッカー車を呼ぶためにスマホで電話をする。その時、暗闇からレインコートを着た大柄な人物がシアに近づいて…。

■見どころ、感想
イェブンの超能力を信じ、これを捜査に利用しようと考えたジョンヨルの熱血指導と優しいハンドケアは必見。オッキが恋におちる課程で見られるリップエピソードは、普段口の悪いジャンヨルの本来の心根の優しさが垣間見れる。

また、今回も「五十五、五十一」が笑わせてくれる。麻薬取引捜査でケガを負ったウォン班長が、入院先の病院でヒョノクと遭遇。またもや災難に巻き込まれる。そして今回も「二十五、二十一」からあの水道噴水の名場面のパロディなどが視られるが、「後援者リスト」紛失から始まるミステリアスな展開は緊張感を高めた。

チョン院長は本当に犯人なのか?そういえば、息子のように可愛がっているという割には議員ジュマンを見る目がどこか冷たい気がする。そしてインターネット放送BJシアを襲ったのはだれ?直前、掌の電話番号を見るソヌの無表情な表情も気になる。
シアを演じたジェ・ヒジンは、PLAYLISTウェブドラマ「こんな花のようなエンディング」でデビューし、tvNドラマプロジェクトO’PENingの「声を区分する方法」、映画『見知らぬ隣人』など、さまざまな分野で活躍する新鋭女優だ。

「ヒップタッチの女王」第5話はJTBCにて26日(土)22時30分に放送、Netflixでも放送後配信される。

■キャスト
獣医ポン・イェブン役:ハン・ジミン
刑事ムン・ジャンヨル役:イ・ミンギ
コンビニ店員キム・ソヌ役:スホ/EXO
▼イェブン関係
親友ペ・オッキ役:チュ・ミンギョン
祖父チョン・ウィファン院長役:ヤン・ジェソン
叔母チョン・ヒョノク役:パク・ソンヨン
▼ムジン警察署強力班
班長ウォン・ジョンムク役:キム・ヒウォン
刑事ナ・ミラン役:チョン・イラン
刑事ペ・ドッキ役:チョ・ミングク
 ほか

JTBC「힙하게」番組HP

【作品詳細】【関連・各話のあらすじ】
kandoratop