「転職の魔王様」“優しすぎる男”白洲迅 天使はやっぱり天使だった! 第8話ネタバレと第9話予告
成田凌主演のカンテレ・フジテレビ系新月10ドラマ「転職の魔王様」第8話が9月4日(月)22時より放送され“天使様”天間が“魔王様”来栖同僚に!9月11日に放送される第9話で洋子(石田ゆり子)と謎の求職者・五十嵐君雄(金子ノブアキ)の関係が明らかに!予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「転職の魔王様」は、“転職の魔王様”の異名を持つ毒舌敏腕キャリアアドバイザーが、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる痛快転職エンターテインメント。
9月4日に放送された第8話では、“謎の男”天間の正体が来栖や千晴とは同業者の転職エージェントということが明らされた。しかも、今回の求職者をめぐってライバル関係に…。“転職の天子様”の異名をもつという天間、これまで登場してきたクセ強めの転職希望者たち同様に何か裏に悪意の一つでもあるのではないかと匂わされたのだが、“転職の魔王様”同様、求職者の人生と真剣に向き合う“善”の人だったことが判明。
視聴者からは「怪しく見えたけど実はめちゃくちゃいい人だった」、「ただの良い人だった」「黒幕じゃなかった」とその意外性に驚きの声が。さらに驚くべきことに、同業種ということでライバル関係にあった天間が「シェパードキャリア」に転職。次回からは“魔王様”と“天使様”という最強のタッグが期待できそう!
次週9月11日に放送される第9話では、洋子が担当している“謎の求職者”五十嵐君雄(金子ノブアキ)の正体が明らかになる。10年前から引きこもりになってしまった五十嵐は、実は洋子が結婚を考えていた恋人だったのだ。洋子は恋人の異変に気づけなかった自分を責め、いつか彼の社会復帰の足がかりになればと、「シェパードキャリア」立ち上げたという…。常日頃から、社長として、人生の先輩として、懐の深さを見せてくれていた洋子にそんな辛い過去と想いがあったとは…。
■前回:第8話 ネタバレあらすじ
「あなたに、お会いしてみたいと思ってました」千晴(小芝風花)の知り合いの天間(白洲迅)が初対面の来栖(成田凌)に意味深な言葉を投げかけてから、しばらくたったある日。来栖と千晴は、新規求職者でフリーライターの石岡遥太(飯島寛騎)の面談でカフェに呼び出された。
石岡は、手間を省くために別の大手転職エージェントの担当者も呼んだといい、2社が対決するような状況に千晴が戸惑っていると、そこに同業者であることを隠していた天間が現れた。
28歳の石岡は、大学卒業後からフリーライターとして活動し、有名メディアへの掲載実績もあることから自己評価が高く、正社員になるのは自らの市場価値を更に高めるためだと豪語し、出社は週二日、できればメディア系の会社をと希望する。だが、来栖は3年のブランクがあることから、石岡を「正社員になりたいフリーターとして選考される」と未経験者扱いして怒らせてしまう。
一方、天間は来栖の意見に一定の理解を示しつつ、石岡のプライドを傷つけない話術で巧みに希望条件を広げ、出社は週5日でも構わないと石岡を納得させていく。その「優しく親身に」をモットーとした、来栖とは真逆な天間のやり方に心酔した千晴は、広沢絵里香(山口紗弥加)らに天間の有能ぶりを熱弁する。そんな話しを耳にした横山(前田公輝)は天間の名前にどこか聞き覚えがあるようで…。
日程調整が整い、来栖と千晴、そして天間がそれぞれ石岡に見合った企業を紹介する。来栖たちは旅行会社を勧め、天間は有名なメディア企業“ほっとニュース社”を勧めた。石岡は天間の勧めた“ほっとニュース社”への転職を望み、来栖達は惨敗した。天間は、まずは自分が体験入社をして石岡の希望に合った会社か確かめるという。そこまで転職者のために動くのかとおどろく千晴。横山は天間が“転職の天使様”と呼ばれている人気のキャリアアドバイザーだと話す。しかし、天間の会社では、以前天間の仕事ぶりに反旗した社員たちが、自分たちが残るか天間が残るかを上司にかけあい、大量に辞職したというできごとがあったとも明かす。
後日、石岡は内定がでたことを「シェパードキャリア」に報告にくる。しかしその後、石岡が2週間足らずで退職願をだしていたことが分かる。石岡を心配した千晴は、アフターフォロープログラムだといって、石岡を会社に招く。そこに天間も同席する。石岡は、自分が退職したのは天間が体験入社で好印象を残し、自分よりも優秀な人間が入ってくると言ったことで、社内から過度のプレッシャーをかけられたことが原因だと話す。
来栖は「敷かれたレールの上に乗っているだけではダメです。誰かのせいにしても何も変わらない。自分がどうしたいかです」といつものセリフを石岡に投げかける。
面談は終わり、天間と千晴が歩きながら今回の話しをする。千晴は、実は自分たちも“ほっとニュース社”の求人を知っていたが、来栖がここには入ってもすぐに辞めてしまうだろうと言い、取りやめていたのだと話す。天間は自分が石岡本人のことをきちんと見ていなかったことに気づく。
再度三人で石岡と面談する。そこで石岡がここ3年間実績を作れなかったのが、売れるためのテクニックは完璧だが、自分らしい執筆ができなくなっていたからではないかと話す。4年前に作っていた旅ブログは魅力的で、この文章で勝負すべきだと。
石岡は、ならば来栖が紹介した旅行会社へ転職したほうが良いのかと尋ねるが、天馬は“ほっとニュース社”に戻ることを提案する。まだ辞表は受理されていなかったのだ。「会社にいるのは、敵ではない。仲間です。自分らしさで勝負すべきです。求められることより、やりたいことをやるべきです」そして、来栖も「職場でも言いたいことを言えばいいじゃないですか」と背中を押した。石岡は“ほっとニュース社”で新しい企画を打ち出し、のびのびと仕事ができるようになった。
天間が2人に自分の過去を打ち明けた。以前仕事を紹介した求職者が不正経理で逮捕たことをきっかけに、会社を紹介する前に職場見学をするようになったのだという。手間はかかるが求職者たちからの評判は良く、それを知った上司が同僚たちにも天間と同じやり方を強要したため、ストレスを感じた同僚たちが天間を疎ましく思い辞表を提出する騒ぎになったのだ。結局、辞任者が大量に出てしまい、自分は今でも会社で腫れ物扱いされていると。それでも、求職者たちのためにやり方は変えれられないと話した。
数日後。「シェパードキャリア」の新人として洋子社長(石田ゆり子)が天間を紹介された。洋子は“面白そうだから”という理由で採用を決め、天間は“変わり者を受け入れてくれる”ということで転職を決めたという。
■次回:第9話 あらすじ
唯一担当している求職者・五十嵐君雄(金子ノブアキ)の両親からのSOSに駆け付けた洋子。ただならぬ様子を心配した来栖と千晴が、洋子の帰りを待っていた。以前から、転職活動をした記録がない五十嵐君雄の存在が気になっていたという来栖に、戻ってきた洋子は君雄と恋人だった過去を打ち明ける。13年前、旅行代理店に勤めていた洋子は、小学校教諭だった君雄と知り合い、恋人関係に。二人は結婚も考えていたが、ある日突然、君雄が辞職。その理由は明かさないまま、君雄は洋子に別れを告げ、以来10年もの間、自室に引きこもっているという。洋子は、恋人の異変に気づけなかった自分を責め、いつか君雄の社会復帰の足がかりになればと、「シェパードキャリア」を立ち上げたのだ。話を聞いた千晴は、洋子が人知れず背負っていた過去に衝撃を受け、自分に何かできることはないかと考え始める。すると、その思いは来栖も同じだったようで…。
カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「転職の魔王様」は7月17日22時スタート。/原作:『転職の魔王様』『転職の魔王様2.0』額賀澪 (PHP研究所)/主題歌:Milet「Living My Life」/オープニング曲:LIL LEAGUE「Monster」/出演:成田凌、小芝風花、山口紗弥加、藤原大祐、おいでやす小田、前田公輝、井上翔太、井本彩花、石田ゆり子 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@tenshokumao 」。公式Instagramアカウントは「@tenshokumao」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇「転職の魔王様」番組公式サイト
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