BS時代劇「雲霧仁左衛門6」第3話:いかさま賭博で8千両を盗み出せ!DAIGOの正体が明らかに!
9月8日(金)放送のNHKBS時代劇「雲霧仁左衛門6」では、これまで謎の遊び人・与之助に扮するDAIGOに正体も明かになった。シャンパンならぬ“枡酒タワー”も登場した第3話「大茶会襲撃」のネタバレあらすじと見どころを紹介、15日放送の第4話「月とすっぽん」のあらすじと予告動画は番組サイトで公開中だ。
安当寺で違法賭博を開催するとは呆れた公家たち。当日の安当寺ではシャンパンタワーならぬ、枡酒タワーまで登場しまるでクラブのよう。正直で真っすぐな商いをする先代のに対して、初回から何やら危うい今津屋の跡取り・次右衛門(池田成志)が今回もしでかす。そのことを母・おつるに知らせようとした佐一(小日向星一)の話を聞こうともしないおつる(原田美枝子)。いつかこの母子にひずみが出てきそうだ。
この回では僧にも扮した遊び人・与之助を演じるDAIGOが、雲霧一党のメンバーだと分かった。いかさま賭博では天井に登って、お茶の種類を盗み見し、胡蝶たちとの見事な連携でいかさまを仕掛けたり、大声で場を混乱させたりと、大活躍する。今回は雲霧(中井貴一)も扇子を使って実行隊に参加した。
■第三回「大茶会襲撃」
京都所司代・蒼井主膳正(八嶋智人)が御用金を横領し、その金の保管を今津屋女将・おつる原田美枝子)に任せた。これを知った雲霧仁左衛門(中井貴一)は、次のターゲットとしてこの横領金を狙うことに。さっそく胡蝶(中田クルミ)や熊五郎(手塚とおる)らが情報収集することに。
今津屋には奉公人はもとより出入り業者も一族の縁者で固めるという「鉄の掟」があった。おつるの力も絶大で「鋼の女」と呼ばれ、誰も意見できない。そんな今津屋にはつけ入る隙が全く無かった。
一方、雲霧一党に蔵を襲われ、共に煮え湯を飲まされた公家の中末吉(野添義弘)と竜胆(矢柴俊博)は、その損失を取り戻すために、幕府禁制の賭博である闘茶の大茶会を画策する。その二人の悪事に誘われたのは、今津屋の跡取り次右衛門(池田成志)、元手500両を都合すれば儲けの半分2500両で手を打つ。
※闘茶:茶を飲んで香りや味から産地を推測するなどして、勝敗を競う遊び。
叔父の次右衛門から相談を受けた佐一(小日向星一)は、必ずもうかるとは限らないと次右衛門を止めようとすると、いかさまだから必ずもうかると驚きの発言。これに驚く佐一は、バレると今津屋に傷がつくだけでなく、次右衛門は死刑に処されると警告。次右衛門は冗談だとごまかして単独で闘茶会に手を貸すことに。
大金5000両が動く闘茶会に、目を付けた雲霧一党。その雲霧の動きを見抜いた安部式部(國村隼)は京都所司代・蒼井主膳正(八嶋智人)と協力して賭場に張り込む計画を立てる。
熊五郎(手塚とおる)、勘助(片桐仁)らが安当寺を調べ、ここでいかさま賭場をするのは間違いないと確信する。胡蝶たちを給仕役として寺に忍ばせ、伝次郎(近藤芳正)が大店の旦那に扮して闘茶に挑む。天井には与之助(DAIGO)が忍んで茶の包み紙を盗み見するといういかさまを決行。
途中アクシデントもあったが、仁左衛門が登場してどうにかその場をやり過ごし、伝次郎は全問正解にこぎつける。竜胆とのいかさま対決で決勝を戦うことに。ところが最後の最後で伝次郎がわざと間違える。負けを認めてそそくさと仲間と引き上げる。これも計画のうち。
そこで与之助が「いかさまだ!」と叫び、大混乱が起きる中、賭博の上がり8千両を熊五郎(手塚とおる)たちが担いで逃げていく。騒ぎを聞きつけ、安部式部と蒼井主膳正が協力体制で踏み込む。雲霧一党は煙幕を使って見事にその場から姿を消した。
■第四回「月とすっぽん」
闘茶会に関わった公家たちや、今津屋次右衛門(池田成志)の身柄を渡さない京都所司代の蒼井(八嶋智人)に、式部(國村隼)は、何かしらの不審を抱き始めていた。そんな中、仁左衛門(中井貴一)は、次の狙いを次右衛門の店である材木屋に定めていた。今津屋には代々、身内の者以外を店に入れてはならないという「鉄の掟」があった。仁左衛門はその鉄の掟を破るために策を考える。
■キャスト
大盗賊・雲霧仁左衛門役:中井貴一
雲霧一党
州走りの熊五郎役:手塚とおる
前裁の勘助役;片桐仁
三坪の伝次郎役:近藤芳正
胡蝶:中田クルミ
火付盗賊改・安部式部役:國村隼
与力・山田藤兵衛役:村田雄浩
今津屋女将・おつる役:原田美枝子
息子・今津屋 佐一役:小日向星一
京都東町奉行・高坂左衛門尉役:寺島進
謎の遊び人・与之助役:DAIGO
新キャストも加わり、さらにパワーアップして帰ってきた時代劇版「オーシャンズ」シリーズ6は、BSプレミアム・BS4Kにて8月25日(金)放送スタート 毎週金曜19:30~20:13(全8回)、毎週日曜18:45~19:28に再放送される。
◇NHK
【「雲霧仁左衛門6」各話のあらすじ】