視聴率8%超で自己新!「ヒップタッチの女王」スホ/EXO、第3の超能力者=連続犯人なのか?第9・10話あらすじ

2023年09月11日13時20分ドラマ
画像:JTBC「힙하게」より / Netflixシリーズ「ヒップタッチの女王」独占配信中

Netflixで独占配信中のJTBCサイキックコメディ「ヒップタッチの女王」(脚本イ・ナムギュ、演出キム・ソクユン)が9月9日(土)と10日(日)に放送され、第3の超能力者存在の疑惑が深まった!第9話と第10話のあらすじと見どころ、視聴率など紹介。(ネタバレあり)
【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】

「ヒップタッチの女王」は、お尻を触るとその動物や人物の記憶が見える獣医と、ある事情で田舎町の警察に左遷させられた刑事がタッグを組んで事件を解決していくドタバタ"コメロマ" (コメディ+ロマンス)だ。
【各話のあらすじ】



第9話の視聴率はニールセンコリアによると全国6.6%、首都圏7.1%と好調に推移。ムジン市を恐怖に落とす連続殺人犯によってまた1人、犠牲者が増えた。この事件で手に怪我をしたイェブンに代わって、脚でサイコメトリーできるグァンシクも犯人逮捕作戦に参加することになった。

一方、全国・首都圏共に8.1%で自己最高の視聴率を記録した第10話ではイェブンとジャンヨルが連続殺人犯と推定される第3の超能力者を探すために奮闘した。そんな中、ソヌ(スホ/EXO)とチャ議員(イ・スンジョン)の不審な行動が不安感を高めた。

■キャスト
獣医ポン・イェブン役:ハン・ジミン
刑事ムン・ジャンヨル役:イ・ミンギ
コンビニ店員キム・ソヌ役:スホ/EXO
▼イェブン関係
親友ペ・オッキ役:チュ・ミンギョン
祖父チョン・ウィファン院長役:ヤン・ジェソン
叔母チョン・ヒョノク役:パク・ソンヨン
▼ムジン警察署強力班
班長ウォン・ジョンムク役:キム・ヒウォン
刑事ナ・ミラン役:チョン・イラン
刑事ペ・ドッキ役:チョ・ミングク
 ほか

■第9話あらすじ
ジャンヨル(イ・ミンギ)は逮捕したエラン(イ・アジュ)とグァンシク(パク・ノシク)を警察の公務執行妨害として罰金刑で済ませて釈放した。ところが、イェブン(ハン・ジミン)が、ジスク(チャン・ユファ)にエランが無事見つかったと教えたために、エランはムジン茶房のマダムに連れ戻されてしまった。

なぜジスクに教えたのかと怒るグァンシクからそれを聞いたイェブン。ジスクに事情説明を迫ると、エランが逃げたら連帯保証人として自分が借金を背負うことになるからと答える。イェブンが借金返済の手助けをすると提案するが、お金では返せない借金もあると拒絶される。

良かれと思ってしたことが裏目に出たことで店でやけ酒するイェブン。ソヌ(スホ/EXO)がやって来て同席。この日は国会議員選挙の投票日。チャ・ジュマン(イ・スンジュン)はいい人だというイェブンに「人は誰しも心に悪魔を飼っている。簡単に人を信じてはいけない。見えた者が全てではない」とソヌ。「それでも信じたい」というイェブンは、超能力の秘密を話そうとするが、「僕を信じないで」とソヌに止められる。

秒速で寝落ちしたイェブンは、ジスクが死んだ夢を見て目覚め、ジスクの元へ飛び出していく。彼女が忘れた携帯に気づいたソヌは、そっと画面に触れる。

ジスクを助けたいと釣り場への配達についていったイェブンだったが、ジスクに置き去りにされる。帰り道で放置されたスクーターを見つけたイェブンは、蛍に触れてジンスクの居場所を探す。犯人ともみ合いの末、ジスクを助ける。だが携帯を忘れたことに気づき、怪我をして歩けないジスクを秘密の場所に残して助けを求めて公道へ。

バスが停車し、顔見知りの住民たちが降りてくるが、その中に犯人がいるかもしれないと思い、なにも言わずにバスに乗り込んでジャンヨルに助けを求めに行く。しかし、ジャンヨルと共に秘密の場所に戻ったとき、すでにジスクは無残に殺害されていた。

犯人は秘密の場所をどうやって知ったのか?犯人も超能力者なら、イェブンがジャンヨルに知らせに来る途中で、イェブンに触れて場所を知ることができる。流星群の夜、もう一人いたことをジャンヨルに伝えると、イェブンに記憶を読まれるのを恐れた犯人が、目を閉じて犯行に及んだと仮説を立てる。それなら犯人がふらついていたことや所かまわず刺したのもつじつまが合う。

一方、娘ヒョノク(パク・ソンヨン)と強行班ウォン・ジョンムク(キム・ヒウォン)班長との仲睦まじい姿を目撃したジョンファン(ヤン・ジェソン)は、ジョンムクに、長女ミオクの死後長年にわたって調査してきた事件ファイルを託し、「ヒョノクをよろしく頼む」と告げる。

第21代国会議員に当選したチャ議員がムジン署にやって来る。連続殺人事件が発生したとなれば市のイメージダウンになるのでマスコミに漏れないようにと警告する。慎重に捜査を進めると答えるウォン班長だが、再選した途端に議員風を吹かせるジュマンを苦々しく思う。

ジャンヨルはエランを借金地獄から救うために、金では返せないというマダムに一計を案じて対抗する。作戦は成功し、借金を清算してエランにグォンシクの元へ行くようにとアドバイスする。

ジスクを助けるときに手を怪我したイェブンに代わってグァンシクに捜査協力を頼むことに。グァンシクは流星群の夜に畜舎いたもう一人の人物を、自分より背が高く、ジャンヨルより背が低く、太っていない体格だと的確に伝える。

第3の超能力者の身長と体格にぴったりのソヌに疑いを深めるジャンヨル。イェブンが彼と一緒にいると知り、彼の工房に急ぐのだった。

■見どころ・感想
投票日、誰に投票するのかを聞かれると、入れたい候補者がいないと答えて通り過ぎたソヌ。事あるごとにチャ議員を敵視するソヌ。今のところ、ソヌ=犯人説が最も有力だが、イェブンの祖父がジョンムク(キム・ヒウォン)に渡した事件ファイルにチャ議員の写真があったのが気になる。

ヒョノク(パク・ソンヨン)の元夫を追い払いながらも、ヒョノクへの想いはないと強がっていたジョンムクだが、今回ついにヒョノクに本音を聞かれてしまい、5551カップルに花が咲いた。新たなロマンスの主役はオッキ(チュ・ミンギョン)と高校教師キム・ヨンミョン(キム・ヨンミョン)カップルの行方も気になる。

一方、主役カップルは相変わらず喧嘩ばかり。それでも病院に付き添わないと言いながら、こっそり迎えにやって来るジャンヨル。今回は、新しい仲間、グァンシクにもジョンヨルがハンドケアをするのでお見逃しなく。

■第10話あらすじ
工房でソヌ手作りのキャットタワーに見惚れるイェブン。駆け付けたジャンヨルは、窓から右手に包丁を持つソヌをみて中に飛び込む。だがソヌの左手にはリンゴがあった。誤解したジャンヨルだが、選挙日のアリバイを聞く。ソヌは自分を疑っているのかと言いながらも「昼はイェブンと酒を飲み、夜は材木の受け取りをしたとアリバイ」を証明した。

ジョンヨルは自分の屋上部屋に「秘密特別捜査本部」を置き、イェブンとグァンシクと緊急会議を開く。次の4つを踏まえたうえで、ジスク(チャン・ユファ)が亡くなった夜に、イェブンと出会ったムジン市の住人を第一容疑者とする。
①犯人は超能力者だ。
②犯人はイェブンが超能力者と知っている。
③目をつぶって犯行する。
④グァンシクの能力にも気づいている可能性が高い。


物騒な事件が続いたことで「イセエビ祭り」開催が危ぶまれたが、「イメージアップして観光客を誘致すれば、再開発ブームがやって来るかもしれない」のチャ議員の一言で開催が決定。

ジャンヨルは住民全員が集まるこの祭りで3人目の超能力者を割り出そうと「サイコメトリー計画」を立てる。グァンシクは牛乳ブースで脚マッサージのサービスをし、イェブンは霊媒師ジェンベ(パク・ヒョックォン)の占いコーナー「真実の尻」で隠れてヒップタッチで容疑者たちの記憶を見ることに。誘導係でオッキも計画に参加する。

サイコメトリーの結果は混乱を引き起こしながらも3人にぼられた。
ジョンベは神気を取り戻すために近くのムジン山を訪れ、チャ議員はリゾート開発のために土地を売らないというグァンシクの父親の説得に来たが失敗。そしてかねてからチャ議員を敵視していたソヌも来ていた。

特にソヌは脚マッサージを強く拒否し、疑惑を強めた。さらにグァンシクがジョンベの脚に触れた結果、流星群が落ちたとき柱の後ろにソヌがいたことが分かった。またヒップタッチの結果、チャ議員の不審な行動も明かになった。イェブンの母ミオクが自殺した当時の彼の証言と違って、ミオクは海に落ちた車の中にいたまま発見された。チャ議員はミオクが死ぬ前、一緒に車内にいて自分だけ抜け出した。眠っているような母を見たイェブンは混乱する。さらに祖父チョン院長はウォン班長に事件ファイルを渡して、何かを頼んだことも分かった。

一方、ウォン班長はチョン院長から託された事件ファイルを元に、過去のムジン市の不動産詐欺事件の捜査を進めていた。高齢者に聞き取りをしたジョンムクは、当時再開発の噂に人々が土地購入に走ったが、再開発計画がとん挫し人々は損害を被った。ただ長く議員を務めていたユン・ドッキョン(チェ・ムソン)は大もうけし、彼に仕えていたチャ議員もおこぼれに預かったようだと分かった。この事件についてミオクは死ぬ直前まで不動産被害者たちと共に闘争したとヒョノクから聞き、疑惑が膨らんだ。

■見どころ
「5551」カップルのロマンスは爆発した。ヒョノクの元夫アン・ギョンテク(イ・ユンジェ)が、祭りに現れてチョン院長に「ヒョノクが結婚後も他の人を心に抱いていた」と真相を語ったその瞬間、ジョンムクが院長を「お義父さん」と呼んで婿気取りで現れた。祭りではヒョノクに人形をあげるために射的に挑むが、ヒョノクの顔に銃弾を当ててしまう。痛さに涙ぐむヒョノクに「人形を当てようとしたら、僕の人形に当ててしまった」とロマンチックな言葉でごまかした。
Netflixシリーズ「ヒップタッチの女王」独占配信中画像:JTBC「힙하게」より / Netflixシリーズ「ヒップタッチの女王」独占配信中
オッキは、「今は恋愛ブレイクタイム」とロマンスが始まりそうなキム・ヨンミン(キム・ヨンミン)との間に亀裂が生じたが、ヨンミンがカラオケ大会で「내 귀에 대하(私の耳にイセエビ)」をセクシーダンスで熱唱し、オッキも舞台に掛け昇って二人で情熱的なデュエットをした。この曲はペク・チヨンの「私の耳にキャンディ」。2PMテギョンとデュエットを披露したこともある大ヒット曲だ。

ほかにも霊媒師ジョンベの息子も登場した。

気になる第11話はJTBCにて9月16日(土)22時30分に放送、Netflixでも放送後配信される。

JTBC「힙하게」番組HP

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