「らんまん」神木隆之介は大学の助手の立場を捨てて、植物のためだけに生きることを決めた!第24週ネタバレと第25週予告

2023年09月15日09時00分ドラマ
©NHK

資産家の永守徹(中川大志)からの投資を万太郎(神木隆之介)は永守が無事に戦場から戻るまで待つことにする!そんな万太郎達を、関東大震災の火災が襲う!NHK連続テレビ小説「らんまん」第25週「ムラサキカタバミ」(9月18日~9月22日)のあらすじと見どころをご紹介!関連動画は番組公式サイトで公開されている。



日本の植物学の父である言われる牧野富太郎をモデルとした「らんまん」の第24週目が9月11日から放送された。寿恵子(浜辺美波)が渋谷に開いた店は繁盛しているようで、隣の居酒屋の荒谷が作る料理も評判となる。そして四国からでてきて屋台をやっている竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)も順調な様子だ。ドラマも後3週間となってきて、それぞれがそれぞれの道で自信をつけてきている展開となっている。竹雄と綾とともに藤丸(前原瑞樹)も旅立つ。藤丸とは大学生のころから一緒に過ごした波多野(前原滉)との別れのシーンも心に響いた。

そんな中、版元が決まらずに図鑑の制作に自信を失いかけた万太郎(神木隆之介)だが、南方熊楠という個性的な学者からの猛烈な手紙や標本で再び生きがいを見つける。そんな万太郎たちに国が推し進める神社合祀令が暗い影を落とす。神社合祀令によって神社の森の植物が脅かされているのだ。万太郎は心を痛める。

葛藤する万太郎に朗報が!なんと、図鑑出版や標本保存に投資してくれる資産家の青年・永守徹(中川大志)が現れたのだ。その紹介をしてくれたのは、万太郎が若かりし頃、演説をした時の逸馬(宮野真守)だ。何十年もの時を経て、万太郎に朗報をもたらせた。しかし、永守が陸軍として出兵することを知り、その帰りを待つことにする。万太郎の優しさと信念が見られるシーンとなった。

9月18日から放送される第25週、時代は明治から大正へと移る。万太郎は自分の信念のために東大を去り、一人の植物学者として生きることを決意する。そんな万太郎を応援する家族たちにも変化が起きる。娘の千歳(遠藤さくら)と弟子の虎鉄(濱田龍臣)が結婚するのだ。図鑑の出版にむけて順調に進んでいたと思われたその時、関東大震災が発生してしまう。万太郎は植物のたくましい姿を見ることでこのピンチを脱する力をもらう。

残すところ後2週間。次の朝ドラ「ブギウギ」のヒロイン趣里と神木隆之介、浜辺美波でバトンタッチセレモニーを13日に行った。恒例のプレゼント交換では「らんまん」側からは四つ葉のクローバーなど、「ブギウギ」側からは木の風呂桶(ヒロインの実家が銭湯)が渡された。

【第24週(2023/9/11-9/15)ネタバレあらすじ】
日本全国の植物を載せた図鑑がまもなく完成しようとしていた。しかし、未だに版元は見つからない。万太郎(神木隆之介)は、図鑑は本当に必要とされるのかと自信をなくしていた。そんな万太郎を虎鉄(濱田龍臣)は、きっと何百年も残り続けるものになると励ますのだった。

一方、寿恵子(浜辺美波)の店に相島(森岡龍)と小林一三(海宝直人)がやってきた。二人は町と鉄道の発展について熱く語る。小林は関西への転勤が決まっているため、相島に渋谷の町に鉄道を通して発展させることを勧める。

寿恵子が待合茶屋を、竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)が屋台を始め5年がたった。波多野(前原滉)が教授を務める農科大学の研究室で酵母菌の研究をしている藤丸(前原瑞樹)は、成果を竹雄と綾に発表する。その成果を聞いて目頭を熱くする綾と竹雄だった。綾の夢へと一歩、また一歩近づいた。

一方、万太郎(神木隆之介)の元には、新種かどうか検定してほしいと標本が届く。送り主は南方熊楠だ。南方は「新種」と決めて名前もつけて標本を送ってきた。しかし、それは既存の種だった。そんなただならぬ情熱に、虎鉄は苦手意識をもつが、万太郎はいつか会ってみたいと喜ぶのだった。熊楠から送られてきた標本の中には、120年に一度しか咲かないと言われているハチクの花の標本があった。ハチクの花が咲く時はそれまで生えていた竹がすべて枯れ、新しい竹林になってゆくときだといい、「なにか変化が起きる」前兆を言われている。

翌年、日露戦争が勃発する。渋谷は、電車の開通で交通の要所として発展を遂げ、陸軍の施設も開設したこともあり、渋谷も町も寿恵子の店は、ますますにぎわうようになる。

ある日、植物学教室にも熊楠から手紙が届く。万太郎が、熊楠から手紙をもらったことがあると徳永(田中哲司)に伝えると、徳永から、国が推し進める神社合祀令に反対している熊楠に深入りするなとくぎを刺される。しかし、野宮(亀田佳明)から神社の森の悲惨な現状を伝える手紙が届き、居ても立っても居られなくなる。徳永は国の政策にたてつくようなことはやってくれるなと万太郎に言う。万太郎は植物を守りたい気持ちでゆれる。

一方、寿恵子の店には万太郎の昔なじみである逸馬(宮野真守)がやってくる。逸馬は寿恵子の話を聞き、寿恵子の夫が万太郎であることを知る。二人は久しぶりの再会を果たす。自分の夢にまっすぐに生きている万太郎に感激した逸馬は、万太郎に資産家の青年・永守徹(中川大志)を紹介する。永守は、万太郎の図鑑の出版や標本の保存に投資をしたいと申し出る。それは考えられないほど幸運な提案だった。しかし、永守の話を聞くと、永守は軍にゆくことが決まっている。自分の命はもう亡いかもしれないと思い、万太郎へその思いを託したいと言う。それを聞いた万太郎は、永守が無事に戻ってきた時に融資を受けると決める。

そして、季節は夏から秋へ―。

竹雄、綾、藤丸は酒蔵を買い取り沼津へと移ることになった。万太郎も東大を離れ、一植物学者として政府に干渉されずに信念を貫き通すことにした。

【第25週(2023/9/18-9/22)あらすじ】
■第121話(月)
神社の森の植物を守るため、国が推し進める神社合祀令をどうにか食い止めたいと考えた万太郎(神木隆之介)は、大学を辞め一植物学者として生きることを決意する。寿恵子(浜辺美波)、千歳(遠藤さくら)、百喜(松岡広大)ら家族もそんな万太郎を応援するのだった。ある日、りん(安藤玉恵)は千歳にあるお願いをする。

■第122話(火)
万太郎(神木隆之介)は徳永(田中哲司)に辞表を提出。植物学教室を去る日、佑一郎(中村蒼)が大学へやってくる。翌年度から教授となるのだ。それぞれ別の道を行く万太郎と佑一郎だが、目指す場所は同じなのだと確認しあう。そして時代が明治から大正へと変わる頃、千歳(遠藤さくら)と虎鉄(濱田龍臣)が結婚。万太郎、寿恵子(浜辺美波)は二人の幸せを心から祝福する。

■第123話(水)
大正12年9月1日。万太郎(神木隆之介)の図鑑はついに完成しようとしていた。万太郎は、永守がいる神戸に旅立つ準備を、寿恵子(浜辺美波)と千歳(遠藤さくら)は、いつものように昼食の準備をしていた。その時―、関東大震災が発生。火災も起き、各地で甚大な被害が出る。大畑印刷所で働く虎鉄(濱田龍臣)は、大畑(奥田瑛二)と共に消火活動に。万太郎、千鶴(本田望結)たちは持てるだけの標本をもって渋谷へと避難する。

■第124話(木)
万太郎(神木隆之介)、寿恵子(浜辺美波)、千歳(遠藤さくら)、千鶴(本田望結)は、ようやく渋谷までたどり着く。渋谷一帯は被害が少なく、寿恵子の店も無事だった。地震から数日後、虎鉄(濱田龍臣)、百喜(松岡広大)、大喜(木村風太)、家族みんなの無事が確認でき安堵するが、長屋は、40年かけて集めてきた標本や原稿が無残な姿となっていた。肩を落とす万太郎がふと地面に目をやるとムラサキカタバミが咲いていて…

■第125話(金)
震災からおよそ1か月。万太郎(神木隆之介)は、ムラサキカタバミの植物画を描いていた。こんな時だからこそ、たくましく咲いている植物を見て嬉しかった。その気持ちを誰かに渡したいのだと、万太郎は寿恵子(浜辺美波)に話す。寿恵子は百喜(松岡広大)と大喜(木村風太)に広い土地を探してほしいとお願いする。そして、相島(森岡龍)にもある決意を伝える。

■スタッフ他
脚本:長田育恵
音楽:阿部海太郎
主題歌:あいみょん「愛の花」
語り:宮﨑あおい
出演:神木隆之介,浜辺美波,安藤玉恵,中村蒼,亀田佳明,濱田龍臣,遠藤さくら,松岡広大,田中哲司,本田望結,ほか

 <総合>(月~土)8時~8時15分/12時45分~13時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)7時30分~7時45分/23時00分~23時30分[再]
   (土)9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「らんまん」番組公式サイト
NHK朝ドラ「らんまん」番組公式X(Twitter) @asadora_nhk
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