阿部寛×常盤貴子「遙かなる山の呼び声」初編と続編に未公開シーンを加えて4話連続ドラマに!1分見どころ動画で先取り

2023年09月21日19時00分ドラマ
©NHK

1980年に公開された山田洋次監督、高倉健×倍賞千恵子主演で日本アカデミー賞を総ナメした不朽の名作から43年、山田監督が北海道中標津の舞台はそのままに阿部寛×常盤貴子で時代を現在に置き換えて書き上げた脚本が、土曜ドラマ「遙かなる山の呼び声」となって帰って来る。番組サイトに1分間の見どころ動画が公開されている。



●各話のあらすじ:1話ネタバレと2話予告2話ネタバレと3話予告3話ネタバレと4話予告第4話(最終回)ネタバレ

映画『遙かなる山の呼び声』は、山田洋次監督・脚本、高倉健、倍賞千恵子、ハナ肇、吉岡秀隆、渥美清らの出演で公開。その年の日本アカデミー賞において、最優秀脚本賞、最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞、最優秀音楽賞、優秀作品賞、優秀監督賞、優秀録音賞を受賞した不朽の名作である。

山田洋次監督が映画『シェーン』(1953)の主題歌「The Call of the Faraway Hills」(邦題:遙かなる山の呼び声)から着想を得て作り上げた作品である。その評価は国内に留まらず、モントリオール世界映画祭で審査員特別賞を受賞した。

高倉健と倍賞千恵子といえば、これまでに『幸せの黄色いハンカチ』(1977)、『駅 STATION』(1980)で共演している。高倉健、倍賞千恵子はある意味、昭和の日本人が理想とする男女像だったと言えるだろう。

演出は『釣りバカ日誌』シリーズで人気を博した朝原雄三監督。本作はBSプレミアムで2018年に初編、2022年に続編が放送されており、今回は初編と続編に未公開シーンを新たに加えたディレクターズカットとして4週にわたってお届けする。

主演は初編、続編と同じく阿部寛(59歳)と常盤貴子(51歳)。阿部は今夏最大の話題となったドラマ「VIVANT」(日曜劇場)でメインキャストの一人を務め、常盤は今年公開の映画『あつい胸さわぎ』に主演するなど変わらぬ大活躍している2人だ。

共演は、筧利夫・藤井隆・真飛聖・中原丈雄・高畑淳子たち実力派俳優たちがオール北海道ロケで繰り広げる、笑って泣ける王道のヒューマンラブストーリーに期待したい。

■あらすじ
北海道東部、雄大な大自然に囲まれる中標津の地で、亡き夫が遺した零細ながらも良質な牛乳を生産する酪農家・民子(常盤貴子)のもとに、ある嵐の晩、怪しい男・耕作(阿部寛)が転がり込む。耕作は、民子に思いを寄せる地元建設会社の社長・虻田(筧利夫)や民子の義父・吉雄(中原丈雄)、そして夫の叔母・鈴江(高畑淳子)たちから怪しまれながらも、人手の足りない民子の農場を手際よく手伝い、父親を亡くして寂しい日々を送っていた民子の幼い息子・武志(佐藤優太郎)からもなつかれ、民子から厚く信頼されるようになっていく。
しかし、訪れ始めた幸せな日々は、耕作がひた隠しにしてきた秘密が明らかになったとき、音を立てて崩れていく…

NHK9月23日(土)22時より(49分×4話)。原作・脚本:山田洋次。脚本:坂口理子。出演:阿部寛/常盤貴子/筧利夫/佐藤優太郞/高畑淳子/中原丈雄ほか。

NHK「遙かなる山の呼び声」番組公式サイト

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