韓国ドラマ「アスダル年代記2:アラムンの剣」第7-8話:手を組んだ運命の双子と動き出したタゴン暗殺計画

2023年10月09日23時41分ドラマ
『アスダル年代記』シーズン2
ディズニープラス スターにて独占配信中

イ・ジュンギ、シン・セギョン、チャン・ドンゴンら豪華共演のファンタジー超大作「アスダル年代記シーズン2(アラムンの剣)」日本ではDisney+ (ディズニープラス)「スター」で独占配信中だ。第7話、第8話では敵対していたウンソムとサヤ双子の兄弟が手を組み、アスダルでは王妃テアラも巻き込んだ壮大な反乱計画が動き出した。気になるあらすじをチェックしてみよう。

【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】



「アスダル年代記」は太古の地アスで互いに異なる伝説を書いていくタゴン、ウンソム、タニャ、テアルハの運命的な話を描く韓国ドラマ初の古代をテーマにしたドラマ。「シーズン2:アラムンの剣」は、凄絶な闘争の末、タゴンがアスダル初の王となってから約 8 年後の世界を舞台にしている。【「アスダル年代記2:アラムンの剣」を2倍楽しむ】では、各話のあらすじと見どころ、メイキングなどまとめている。

■第7話「イコマヒス」あらすじ
アスダルから帰還したウンソム(イ・ジュンギ)が双子サヤを助け、アスダルをタゴン(チャン・ドンゴン)の手から解放すべく共闘を持ちかける。その頃、アスダル軍に捕まっていたアゴ族の戦士たちは、ある誤解から別の賊カラトゥ(ウム・ムンソク)らの捕虜になってしまう。

アゴ族とアスダル軍の戦争の勝敗は「鉄剣」に懸かっていた。タゴンはヨルソン(チョン・ソギョン)が作り出した鉄の剣を手にし、娘で大祭官のタニャ(シン・セギョン)は村の掟を捨てて兵器を作り出した父を非難しながらも自らの道を行くと宣言。

周囲の人間を信用できなくなったタゴンは妻テアラ(キム・オクビン)のもとに10年間も忍び込ませていた女官から、数日前まで目の前にいたのがサヤではなく、双子のウンソムだった事実を突き止め、テアラがサヤを殺したものと思い込んで部隊の指揮官交代を伝える。サヤの偽者を利用したことが明らかになったテアラは軟禁されることに。

一方、鉄剣を手に入れる方法を模索していたウンソムはたまたま合流したへ族から、星の湖に沈む隕石から鉄剣を作り出す希望を見いだすが、湖底深くに沈んだ隕石を引き上げるすべがなかった。人質を奪還すべく、要求された通りへ族を連れてカラトゥの元へ向かったウンソムだが、イグトゥの急襲を受け戦闘に。そしてカラトゥが水中でも活動できるモモ族であることがわかり、隕石引き上げに一歩近づくが、横着な態度のカラトゥらは一向に首を縦には振らなかった。

アスダルに帰還したサヤは軟禁されていたテアラと接触。王子暗殺未遂事件がタゴンの狂言だったことを突き止めていたテアラと手を組み、暴君と化したタゴンを討つ計画を始動させる。ネアンタルの生き残りヌンビョル(イ・シウ)との会話を耳にしたテアラもまた、タゴン討伐の計画を知ることになる…。



■第8話「天下最強の者」あらすじ
恩は必ず返すモモ族でありながら、何も恩を受けていないカラトゥは、隕石引き上げに協力しようとせず、ウンソムやアゴ族を侮辱し続ける。見かねたウンソムは彼らを解放するが、直後にかつてモモ族を救った際にモモ族の首長カリカから受け取った恩義の証を見せ、カラトゥらは恩返しのため、隕石引き上げを成功させた。鉄剣を手に入れる希望には近づいたものの、かなりの歳月がかかると聞いて再び壁にぶち当たったウンソム。更にスハナ(キム・ジョンヨン)がアスダルのスパイであることに気づき、とっさに次の襲撃目標を変更。

宴で反論したという些細な理由でチャソル(大臣)の処刑を命じたタゴン。サヤの帰還を確かめるとその場で処刑を実行、また、サヤ暗殺の疑いも晴れテアラも解放された。不合理な処刑や部族の追放に出たタゴンに軍部でも反対意見が上がり始め、二人の軍長が涙ながらにタゴンに訴えるが、彼らもまた処刑を言い渡されてしまう。

情報が漏洩していることを知っていたウンソムは直前になって襲撃対象をもとのモラボル城に戻すと、湖から引き上げた巨大な隕石を山から転げ落とし、大打撃を与えた上でモラボル城へ攻め入った。

民衆の前で二人の軍長の処刑が執行されたのをきっかけに、タゴン討伐計画が始動した。サヤとテアラは軍を引き連れて城を目指す。しかし、実際には処刑されたはずの軍長らは死んでおらず、これはタゴンが反逆者を見つけるために仕組んだ罠だった。王の世話をしながら襲撃の機会を伺っていたヌンビョルも、タゴンに計画を見破られていたことに困惑するが、タゴンは襲いかかる彼女が最強のネアンタルであることを知らなかった…。

■見どころ
第7−8話では、アスダルとの全面戦争に向け、要となる鉄製の武器を手に入れるための道を切り開いていくウンソムと、アスダルに戻り、タゴン打倒を掲げ、王妃テアラと手を組み内乱を進んでいくサヤが並行して描かれた。

敵同士だったウンソムとサヤが遂に手を組んだだけでなく、利害が一致したサヤと王妃テアラが手を組んでタゴンの暗殺に乗り出すなど、敵味方の関係が前回から大きく変わり、目が離せない展開が続いた。一方で、今回はアゴ族内部のスパイや、タゴンが10年にわたってテアラの動向を監視させていた女官、そして処刑されたはずの二人の軍長など、裏切り者の暗躍が大きく描かれ、急展開を迎えたストーリーを更に予測不可能にした。

タゴンが仕掛けた罠にハマってしまったサヤやテアラ、そしてネアンタルであることを明かしてタゴンに襲いかかったヌンビョルはどうなってしまうのか?サヤが描いていた無血開城と、アラムンを英雄視するアスダルにイナイシンギであるウンソムを招き入れる計画はどうなってしまうのか。ウンソムも鉄剣製造の足がかりを掴んだことから全面対決は避けられなさそうだが、今後の展開が気になるところだ。

期待の新作「シーズン2:アラムンの剣」は2023年9月9日~10月15日にtvN新土日ドラマ21:20から放送される予定で、日本ではディズニープラス(Disney Plus)スターにて独占配信を開始した(全 12 話/初回3話一挙配信、以降毎週土・日1話ずつ配信)。

■スタッフ
監督:キム・グァンシク 「安市城 グレート・バトル」
脚本:キム・ヨンヒョン、パク・サンヨン 「善徳女王」「六龍が飛ぶ」

■キャスト
ウンソム/サヤ役:イ・ジュンギ「麗<レイ>〜花萌ゆる 8 人の皇子たち〜」「悪の花」
タゴン役:チャン・ドンゴン「紳士の品格」「SUITS/スーツ〜運命の選択〜」
タニャ役:シン・セギョン「新米史官ク・ヘリョン」「ハベクの新婦」
テアラ役:キム・オクビン「渇き」「悪女」

韓国tvN番組サイト

【作品詳細】【「アスダル年代記2:アラムンの剣」を2倍楽しむ】
kandoratop