「誘拐の日」、自己最高視聴率で水木ドラマ1位独走!脳実験対象の最初の子が明らかに…第8話あらすじと第9話予告
韓国で11日に放送されたENA水木ドラマ「誘拐の日」(演出パク・ユヨン、脚本キム・ジェヨン)第8話の視聴率は全国・首都圏共に4%を超え、水木ドラマの1位だった!Amazonプラムビデオ(Prime Video)でも独占配信中のこの回のあらすじと見どころ、視聴率などを紹介する。<ネタバレ>
●【「Prime Video」で独占配信の韓国ドラマ】
「誘拐の日」は、少し抜けた気弱な誘拐犯と11歳の天才少女の特別な協力関係を描いたヒューマン・ミステリー。
■キャスト
キム・ミョンジュン役:ユン・ゲサン
チェ・ロヒ役:ユナ
パク・サンユ役:パク・ソンフン
ソ・ヘウン役:キム・シンロク
ほか
ミョンジュン(ユン・ゲサン)&ロヒ(ユナ)たちの300億ウォン身代金を請求計画は成功し、後はミョンジュンが病院で娘ヒエが手術室に入るのを見届けた後、自首して一件落着のはずだった。一刻も早く病院に駆けつけるべきところで、ロヒのミョンジュンへの感謝の気持ちの表れか、彼のスーツを新調したり、好物の中華料理を堪能したり。さらにはミョンジュンが娘のためにぬいぐるみを買いに行くという“ほのぼの展開”で、またピンチに陥ってしまった。この展開が視聴者をイライラさせたようだが、食事中にいくつかの新事実も明らかになった。
なお、ニールセンコリアによると同日スタートのMBC水木ドラマ「ワンダフルデイズ」1・2話は2.8%、最終回を目前に控えたJTBC水木ドラマ「この恋は不可抗力」も2.9%にとどまり、「誘拐の日」は4.1%(首都圏4.4%)で自己最高を更新し圧倒的な強さを見せた。
■第8話「始まりの子供」
身代金を回収したのは刑事サンユン(パク・ソンフン)だった。サンユンは殺し屋ホ・ヨン(キム・ドンウォン)たちを署に連行する。押収した身代金は見せかけで紙の束だった。逮捕したホ・ヨンたちも完全黙秘を続けていた。
実はミョンジュンは、ロヒを脅す人々から彼女を守り抜き、平凡な11歳の子供として生きられるようにしてやりたいという一心で、身代金計画を立てたとき、監禁されていた別荘から刑事サンユンに助けを求める電話をかけていたのだった。
一方、ロヒを実験台かつ莫大な資金の投資対象として見ているジェイデン(カン・ヨンソク)は、モ博士(ソ・ジェヒ)とチェ弁護士(ウ・ジヒョン)の裏切りに気づき、逃げようとする2人を捕まえた。そこにミョンジュンとロヒが現れジェイデンを確保する。ミョンジュンたちはジェイデンを車のトランクに押し込み、その夜は近くのペンショに宿泊し、明朝ソウルに向かうことに。
ミョンジュンは明朝ジェイデンを警察に届け、すべてを明らかにして自身も自首するつもりだが、モ博士は研究が世間に知られると、ロヒの身が危険にさらされるのではないかと心配する。ミョンジュンはロヒの強さを信じようと話す。だが、明朝早くモ博士は、危険なジェイデンを殺害しようとするが、ミョンジュンが止める。同じく子供を持つミョンジュンはモ博士の気持ちを理解し、帰らせる。
一方、警察では上層部からの圧力で逮捕令状が却下され、ホ・ヨンらは釈放されてしまう。サンユンたちは誘拐事件から手を引くように命じられるが、「娘ヒエが手術室に入るのを見届けて自首する」というミョンジュンの言葉を信じるサンユンは、自身の進退をかけてミョンジュン逮捕の許可を取り付ける。一方ミョンジュンも妻ヘウン(キム・シンロク)に電話で自首すると伝え、ヒエの病院に来るよう話す。
チェ弁護士の運転する車で病院に向かう途中、ロヒはミョンジュンの服を新調し、高級中国料理店を貸切って3人で最後の食事を楽しむ。そこでロヒはミョンジュンのために金に糸目はつけないので優秀な弁護士を手配してほしいとチェ弁護士に頼む。またチェ弁護士の調査でジェイデン側からの莫大な研究支援金がシンガポールの暗号資産ウォレットに保管されているらしいことが判明した。さらにロヒは誘拐された21日の前日、つまり20日の記憶だけが空白になっていることに気づく。
食事が終わり店を後にする3人。ミョンジュンが娘ロヒのためにぬいぐるみを買いに行き、ロヒとチェ弁護士は駐車場へ。ところがモ博士を脅して3人の居所を聞き出したホ・ヨンが駐車場に現れる。ジェイデンを救出し、チェ弁護士の腹部をナイフで刺してロヒを拉致する。
異変に気付いたミョンジュンがジェイデンと格闘するが、ホ・ヨンのナイフを手で受け止め倒れ込んだ時、救急車のサイレンが近づいたことで、彼らに逃げられてしまう。
サンユンたちは病院で待機するがミョンジュンは一向に現れない。ヒエの手術は成功し、サンユンはヘウンからミョンジュンから自首するという電話があったと聞く。一方、チェ弁護士は救急室に運ばれ一命をとりとめ、サンユンもこのことを知り、ロヒたちがホ・ユンに拉致されたと推測する。
結局ミョンジュンが現れなかったことでサンユンは明日、懲戒委員会にかけられることに。
消えたミョンジュンは妻ヘウンの家にいた。傷の手当てをしてもらったミョンジュンは、ヒエの手術成功を確認し、奪われたロヒを必ず取り戻すと誓う。会話の中で、ロヒの父チェ院長を殺害した犯人チョロン(キム・サンホ)はヘウンの首に傷をつけた人物だと知る。
一方、サンユンはもう一度チェ院長の家に行く。隠し部屋を発見してついにロヒの研究に関するレポート類を発見。国科捜(国立科学捜査研究院)に持ち込み、分析してもらった結果驚くべき事実が判明した。
・レポートは前院長チェ・ドンユンから続く研究日誌である。
・ヘウンの証言通り、研究は医療技術で脳機能を増幅させようとしていた。
・養子にした子供たちのほとんどは研究対象で、実験台は2人だけ。
研究対象はMRIを使う程度だが、実験では脳の記憶装置である海馬を大きくするために、対象者の脳に遺伝子操作をしたウイルスで刺激を与える危険なもの。そこでチェ前院長は養子という名目でヘウンを実験台にした。だが当時学会でこの実験は大反対されたために中断し、元々IQ152で実験の必要のないチェ・ジンテ(チョン・グァンジン)を養子にして後継者としたのだった。チェ・ジンテの研究日誌はロヒが2歳の時で終わっていた。その後の研究日誌が別の場所に保管したと考えられる。誘拐も殺人もこの実験を独占するためで、ミョンジュンはそれに巻き込まれたのだとサンユンは確信する。
そして…最後に分かった衝撃の事実
・実験台の最初の子供は希望保育院のキム・ミョンジュンだった。
そのころ、ヘウンの家で目覚めたミョンジュンは偶然、あるものを発見していた。
■第9話見どころ
実験対象者だった子が大きくなって完成体の子を誘拐したという事実!
ロシアに送られるロヒをミョンジュンは捜し出すことができるのか?一方ロヒは、みんなを巻き込まずにすむ方法を模索する。そしてすべてを知ったサンユンは…。
待ちきれない第9話は「誘拐の日」第9は今日(12日)21時にENAで放送。その後、Prime Videoにて独占配信される。気になる第9話予告は以下で視聴できる。
◇ENA「유괴의 날」番組HP
◇Youtube「誘拐の日」第9話予告(日本語字幕なし)
◇Youtube「誘拐の日」第1話メイキング(日本語字幕なし)
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