初回視聴率6.3%「トクメイ!警視庁特別会計係」橋本環奈が脅迫者Xはミスリード?第1話ネタバレと第2話予告

2023年10月17日11時00分ドラマ
(C)カンテレ、フジテレビ

10月16日(月)22時より橋本環奈主演「トクメイ!警視庁特別会計係」(カンテレ・フジテレビ系)が初回15分拡大で放送され、初回世帯平均視聴率(ビデオリサーチ調べ 関東地区 は6.3%を記録した。LEEVELLES(リーベルス)のオープニングテーマ曲「地獄の沙汰も愛次第」も解禁!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「トクメイ! 警視庁特別会計係」は経費から事件解決の糸口を見つける、警察の“お金”にスポットを当てた新しい警察エンターテインメント。

10月16日に放送された初回放送で、オープニングテーマが4人組ロックバンドLEEVELLES(リーベルス)の「地獄の沙汰も愛次第」であることが解禁された。LEEVELLESは、新しい音楽とバンドの未来を開拓していこうという意を込めて命名されたマルチな才能を持つ新進気鋭の4人組ロックバンド。「地獄の沙汰も愛次第」は、「地獄」と「愛」をテーマに、生きづらさを感じる場面が多い現在の社会で同じ時代を生きる人たちがお互いに今よりもう少しだけ優しさや思いやりを持って歩み寄り、もっと生きやすい世の中になってほしいという願いを込めて作られたメロディアスな中にも力強さを感じるロックナンバーとなっている。楽曲のMVにはドラマ本編にレギュラー出演する前野えまが出演。ドラマと同じクレープ店の女の子を演じている。

第1話では、警察の存続をかけて経費削減の“特別命令(トクメイ)”を受けた一円(はじめまどか)が、警視庁のお荷物所轄と呼ばれる万町署に派遣されてくる。警察の経費って何?とあっけにとられたが「お金がなくては捜査ができない」という現状がこれでもかと飛び出してくる。被疑者を尾行するために使ったタクシー代や飲食費、確かにこれまでの刑事ドラマでもそのようなシーンは出てきていたが、必要経費がどれほどかかるかまでは考えもしなかった。

早期事件解決が最も手堅い“経費削減”と、会計係の円は自ら進んで捜査に加わり、刑事課湯川班とほぼ同時に犯人にたどり着いた。超絶不運な“疫病神”円を、橋本は持ち前のパワフルな愛らしさで熱演、視聴者を虜に。ホッコリできる刑事ドラマだなと和んでいたら、ドラマ最終場面で突如円の裏の顔が明かされた。どうやら円が、警察の不祥事を暴く“告発者X”らしい…。このいきなりのネタばらしに、X(Twitter)では、「Xって一円なの?」「展開早すぎる」「円って悪い人なの?」といった疑問やとミスリードではないかといった予想が上がり、「刑事7人」のポリス浄化ぁに似ているといったコメントも上がっている。

このままでは“経済破綻で警察がなくなってしまう”という強いテーマ、円をはじめ個性強めの刑事課のメンバーとのやりとり、謎解きは薄いがドタバタ盛りだくさんの大忙しの初回だった。

10月23日に放送される第2話では、「残業を減らして経費を削減、警察もこれからはワークライフバランスを重視しましょう」と円が、刑事課の残業を月10時間減らし、4%の経費削減をもくろむことに。本当は好きで残業しているわけではない刑事課のメンバー、そんな中、円の悪運が“残業”を呼び寄せてしまい…。

■第1話 あらすじ
一円(橋本環奈)は、警察庁長官官房長・榊山慎一郎(福井晶一)の肝いりで、本庁から特別会計係として万町署警務課に派遣された警察官。近い将来財政破綻のせいで警察がなくなるかもしれないという懸念を回避すべく、所轄署の経費削減の特命を背負い、刑事たちの捜査費を監督する任務を与えられた。
万町署の刑事課が経費削減のテストケースに選ばれたのは、かねてから捜査費の使い方を問題視されていた刑事課、強行犯係係長の湯川哲郎(沢村一樹)の器物破損映像が出回ったせいだった。円の着任とともに捜査費20%カットを命じられるが、湯川はこれに猛反発。器物破損による補修費、いかがわしい情報屋との交流費、むやみに使われる車両費など、湯川は多額の出費を生み出す張本人だったが、本人はそれらすべてが捜査のための必要経費だと言い張る。

そうはいっても、ここのところ「謎の脅迫者X」による警察不祥事の摘発が相次ぎ、警察の信用は急降下中。すでに5人が懲戒解雇処分を受けているのも事実だった。

円は上司の須賀安吾(佐藤二朗)が用意していた刑事課の捜査雑費を今月から20%カットすると明言。当然、湯川は激怒し、シングルマザーの刑事・藤堂さゆり(松本まりか)らほかの刑事たちも大ブーイング。「現場を知りもしないくせに」と怒りの矛先が円に向かった直後、管内で変死体が発見されたとの通報が入る。

遺体で発見されたのは、近隣の大学で講師を務める男性。早速、湯川たちは捜査を始めるが、そこにはなぜか円の姿も。実は、刑事に憧れて警察官を志したものの、“疫病神”とあだ名されるほどの不運の持ち主である円は、刑事課への配属がかなわなかったのだ。それでも円は、ひそかに捜査に興味があり、「現場のお金の使い方を勉強する」という名目で湯川についてきた。

円は被害者のサイフにあった小銭を目ざとく計算。そして後日、偶然居合わせた捜査会議で、円は被害者のサイフの中身に“1円”の誤差があることにめをつけ「消えた一円玉の謎を追う」ことを提案するが、当然のごとく円の提案は刑事課のメンバーに相手にはされない。

捜査が進む中、円は次々あがってくる謎の“経費”にチェックをいれる。湯川班のロスが多すぎる聞き込み方法、湯川たちが被疑者を追う際に利用したタクシーや遊技費用。湯川に会計報告書の不備を指摘していた円だったが、湯川が手にしていた捜査資料が気になってしかたない。

会計係なのに捜査に首を突っ込んでくる円をからかう湯川、捜査資料をみせてやると言って円に手渡すと、そのすきに部屋から逃げ出してしまった。湯川が逃げ出したのも気が付かず、夢中で資料を読み込んでいた円は、とある資料写真から大きなヒントを得て、“1円”の行方を探し当てる。

夕食用にカップラーメンを購入していた被害者の自宅には自炊設備が何もなかったことから、被害者が大学の研究室に向かったのではないかと予想したのだ。そして、円は大学構内で血痕のついた一円玉を見つける。その様子を同じ大学の講師・田所が目撃し、円は連れ去られてしまう。

田所は被害者に貸した1万円を取り返すために殺害した。そもそも大学が研究費を出し渋るからいけないのだと、円に言い訳をする。なんとか田所を説得しようとする円だったが、田所は殺人犯として捕まらないために円を殺そうとする。同じころ、田所をマークしていた湯川の元に、円が大学に来ているという知らせが入る。危機一髪のところを湯川に救われたのだった。

湯川が使っていた交際費は女子大生たちから情報を得るためだったことが分かる。彼女たちから被害者に恨みをいだいている田所を特定できたのだ。円は、湯川の経費が無駄ではなかったことを知る。

その夜「脅迫者X」によって暴かれた警察の不祥事のニュースがまたも入ってくる。湯川班のメンバーは、内部事情に詳しすぎるXは警察内部の人間ではないかと噂している。刑事課にいくつも仕掛けられた隠しカメラで、その様子を見ている人物が…。なんと、その人物とは、不敵な笑みを浮かべた円だった。

■第2話 あらすじ
経費削減目標を達成するため、円は刑事課の残業を月10時間減らすことで、4%の経費削減をもくろむ。珍しく湯川班のメンバーが定時で帰ろうとする中、“疫病神”と呼ばれる円が電話を受けると、ショッピングモールに爆弾を仕掛けたという犯行予告を受けてしまい湯川班たちの残業が確定してしまう。ところが、爆破予告時間を過ぎても何も起きる気配はない。円は残業時間が増えるので早く撤収するよう呼びかけるが、湯川の嫌な予感は拭えず、やがてやじ馬の中に怪しい男を発見する。 男は、5年前に管内で不審な爆破騒ぎが起きた際、爆弾を製造した罪で湯川に逮捕された沼田だった。再犯を疑う湯川は、張り込み部屋を借りて沼田を徹底マークし始めるが、そのせいで湯川班の残業時間と経費は膨れ上がり、円の焦りはピークに。

カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「トクメイ!警視庁特別会計係」は10月16日22時スタート。主題歌:SEVENTEEN 「今 -明日 世界が終わっても-」(HYBE JAPAN)/オープニング曲:LEEVELLES「地獄の沙汰も愛次第」/出演:橋本環奈 沢村一樹 松本まりか JP 前田拳太郎 結城モエ 福井晶一 米本学仁 前野えま 安藤嗣海 徳重聡 鶴見辰吾 佐藤二朗 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@tokumei_ktv」。公式Instagramアカウントは「@tokumei_ktv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「トクメイ!警視庁特別会計係」番組公式サイト

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