韓国ドラマ「最悪の悪」第7−8話:危険な関係に陥っていくチ・チャンウクとイム・セミ、組織に壊滅の危機が訪れる

2023年10月20日01時12分ドラマ
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ディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」の「スター」にて独占配信中の「最悪の悪」。第7話と第8話では、麻薬ビジネスの核心に近づいたジュンモに再びピンチが訪れ、組織にも壊滅のピンチが襲った。早速気になるあらすじをチェックしてみよう。
【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】

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「最悪の悪」は、世の中全体が浮かれていたバブルの時代、1990年代の韓国を舞台に、江南、中国、日本の麻薬密売トライアングルを潜入捜査するために、田舎の刑事パク・ジュンモ(チ・チャンウク)がギャングに扮し、犯罪組織に潜入するというスリリングな物語だ。

■第7話あらすじ
ホテルでの事件の責任を取り、刑事ミング(ユン・ギョンホ)の注意をそらすために出頭したジュンモ(チ・チャンウク)だが、ミングの度を越した暴力的な取り調べにも余裕を見せ挑発。怒り狂ったミングは所内でジュンモに暴行を加えるが、そこに麻薬捜査の指揮をとるチョ部長検事(イ・ジョンフン)が現れる。こうなることを読んでいたジュンモは、ミングを告訴しないことを条件に釈放され、更に中国から来たヘリョン(BIBI)の案内役を命じられる。中国・韓国・日本の麻薬取引が明らかになったことであとは取引現場を押さえるところまで捜査は進展した。

ギチョル(ウィ・ハジュン)は母の元を訪れるとかつて、夫を殺してしまう前のように教会に通ってもらいたいと、外に連れ出す。ジュンモはヘリョンを連れて観光に出かけ、徐々にヘリョンも心を開いていく。一方で、偶然すぎる出来事を怪しんだ幹部ジュンべ(イム・ソンジェ)は大金を払ってウィジョン(イム・セミ)とジュンモの周りを嗅ぎ回り始めるが、情報はすべてギチョルに筒抜けだった。

ヘリョンと親密になり、取引を続けるよう頼むが、そこでギチョルが中国から輸入して日本に流すはずの上質な麻薬をギチョルが横領して韓国で売りさばいていたことを知る。自分が代わりに架け橋になると申し出るが中国側の不信感を拭い去ることはできず、まずは国内での麻薬の流通を取り締まることに。麻薬の売買現場になっていたクラブを警察が制圧。順べも参考人として連行される。

クラブの一斉捜査から芋づる式に芸能人まで逮捕され、最後まで口を割らなかったジュンべも、ギチョルから疑われ、組織は内部から崩壊を始めた。これこそがジュンモが警察を使って仕掛けた罠だった。ジュンべが麻薬を横流しし売上を横領していたことを責め、二人は決裂。ウィジョンに出会って以来、ギチョルが変わってしまったと訴えるジュンべだが、組織の為に横領を続けてきた彼の言葉はギチョルには届かなかった。いつかウィジョンとジュンモに足元を掬われると警告をして去っていったジュンべも追ってきたジョンリュルに深い傷を負わされてしまう。

ウィジョンをかつて通った教会に連れて行ったギチョル。他界したウィジョンの母の礼拝仲間を集めて小さな会を開いてプレゼント。しかし、彼女らの会話からウィジョンがずっとソウルに住んでいて、ジュンモとの関係が嘘だったことに気づき、素性を調べ始める。これに気づいたジュンモは情報屋の男を追い詰めるが、その過程で男は死亡してしまう。書類を確認したジュンモはギチョルが嘘に気づいたことを確信する…。

最悪の悪2

■第8話あらすじ
ウィジョンの正体と夫婦関係が知られてしまったかもしれないと動揺するジュンモ。ウィジョンも捜査の継続に反対するが、ここで捜査を終わらせるわけにはいかなかった。ヘリョンとのデートをしながら取引を継続させようとするジュンモだが、出発直前にウィジョンが事務所にやってきて動揺してしまう。互いに拳銃を忍ばせながらデートに出かけたウィジョンとギチョル。その裏でギチョルは情報屋の転落死の真相を調べさせていた。

部下は情報屋が調べていた情報を手に入れた。嘘が明るみになったとウィジョンが覚悟するが、情報はドヒョン刑事(チ・スンヒョン)がすり替えていたため、難を逃れるも、ドヒョンは戻ってきた部下に顔を見られてしまう。ミング刑事も転落事故のことを知り、周囲を操作し始める。

ジュンモを気に入って距離を縮めていくヘリョンだがウィジョンが何者なのかが気にかかる。ウィジョンはギチョルに疑っていたのかと口を開き、ギチョルも自分が暴力団を率いていることを打ち明けた。全てを知っていたと答えながらも、信じているとギチョルの情を揺さぶり、ギチョルの口づけに応じるウィジョン。

ジュンモを気に入ったヘリョンはジュンモに取引の提案を持ちかけた。しかし密輸の量は倍に増え、ギチョルの判断を仰がずにジュンモが直接介入するという危険な条件付き。それでもジュンモは取引に応じた。晴れてウィジョンの気持ちを掴んだギチョルは彼女を事務所に連れて行くが、部下たちは警察の彼女が突然現れたことに危機感を示す。

ウィジョンとギチョルが学生時代に離れ離れになってからの話をする一方、スンホはヘリョンから肉体関係を求められる。契約を継続させるために罪悪感を殺しながら応じようとするジュンモだが、そこに中国の組織は別の韓国系麻薬組織である再建派と契約を結ぶ決定を下し、ギチョルを襲撃するという情報が入る。

ウィジョンもいる事務所に再建派が襲撃。ギチョルはウィジョンを安全な部屋に匿うと、一人、仲間たちを救いに飛び出してしまう…。



■見どころ
これまでにも素性を疑われ、ピンチを経験しながらもギチョルの信頼を少しづつ積み上げていったジュンモが遂に江南連合の麻薬ビジネスの核心に近づき、中国や日本との麻薬ビジネスの担当に抜擢される。ギチョルらの犯罪証拠を掴んで検挙したいジュンモはどうにか取引の継続のために奔走するが、そんな矢先にまたもやジュンモとウィジョンの素性が明かされるピンチが訪れてしまう。

警察の先回りと、ギチョルの好意を逆手に取ったウィジョンの巧妙な嘘でどうにかピンチは脱するものの、今回もハラハラする展開が続いた。そしてジュンモとウィジョン夫婦は、捜査のためにそれぞれヘリョン、ギチョルとの関係が縮まってしまい、第8話では背徳感漂うキスシーンが登場。

終盤では事務所を訪れたウィジョンが組織間の抗争に巻き込まれ、ジュンモが急行する展開が描かれるのだが、振り返ってみると第1話の冒頭で描かれた乱闘シーンにも繋がりそうな場面だ。果たしてギチョルらは抗争の中で生き残れるのか、そしてギチョルを出し抜く形でヘリョンとの契約を結んだジュンモの運命には何が待ち受けているのか。今回もスリリングな場面目白押しで次の展開への好奇心が高まる。

「最悪の悪」は、2023年9月27日よりDisney Plus(ディズニープラス スター)にて独占配信を開始した(初回一挙3話、4話以降は毎週水曜2話ずつ配信、最終週は3話一挙配信)。

■スタッフ
監督:ハン・ドンウク
脚本:チャン・ミンソク
原題:최악의 악

■キャスト
パク・ジュンモ役:チ・チャンウク
チョン・キチョル役:ウィ・ハジュン
ユ・ウィジョン役:イム・セミ
 ほか

公式サイト
◇公式 Twitter:@DisneyPlusJ
◇公式 Instagram:@disneyplusjp
◇公式 facebook:@DisneyPlusJP

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