【最終回前話】「誘拐の日」“私のおじさんを逮捕しないで！”ユナの号泣にユン・ゲサンも涙…第11話あらすじと第12話予告

韓国で19日に放送されたENA水木ドラマ「誘拐の日」(演出パク・ユヨン、脚本キム・ジェヨン)第11話ではついについにミョンジュン(ユン・ゲサン)が警察に逮捕されロヒ(ユナ)と別れの瞬間を迎えた…Amazonプラムビデオ（Prime Video）でも独占配信中のこの回のあらすじと見どころ、視聴率などを紹介する。＜ネタバレ＞
●【「Prime Video」で独占配信の韓国ドラマ】

「誘拐の日」は、少し抜けた気弱な誘拐犯と11歳の天才少女の特別な協力関係を描いたヒューマン・ミステリー。

最終回前話の11話では、ミョンジュンとロヒの悲しい別れが描かれ、ニールセンコリアによると、全国4.269％、首都圏4.522％で、前回の4.262％、4.345％とわずかながらも数字を更新し最高視聴率を記録した。



■キャスト
キム・ミョンジュン役：ユン・ゲサン
チェ・ロヒ役：ユナ
パク・サンユ役：パク・ソンフン
ソ・ヘウン役：キム・シンロク
　ほか

■第11話「動かぬ証拠」
ミョンジュンは、ヘウンを幼い頃一緒に過ごした保育園の聖堂礼拝堂に呼び出し、チェ院長宅を訪ねた理由を訊く。「離縁されなければ自分のものだった家を見たかった。ロヒを誘拐するためにも下見が必要だった」と答える。そんなヘウンに「お前が殺人犯じゃないと願う」と伝えるミョンジュン。そしてヘウンを娘ヒエが入院する病院に連れて行き、ヒエのそばにいるよう頼み、防犯カメラの映像が消すと伝える。

その頃、刑事サンユンはロヒを自分の家に連れて行く。ロヒは父チェ院長殺害事件の記事をネットで読み、消えた記憶を取り戻そうとする。夜になり、ミョンジュンもサンユンの家に到着。夕食の差し入れを持って後輩刑事チョンマン（チョン・スンウォン）がやって来て、ロヒの叔父チェ・ドンジュン（オ・マンソク）がチェ院長のノートパソコンを探していると報告する。ロヒは、「ジェイデン（カン・ヨンソク）の指示だろう」と言い、「最も危険な人物である彼から捕まえなければならない。容疑はロヒのペンダントを奪った窃盗罪で逮捕すればいい」と、言う。

ミョンジュンたちは空白の記憶を取り戻すためにロヒを自宅に連れて行く。豪華な邸宅はロヒがチェ院長の研究と実験に利用され、幸せな記憶が薄い家。しかも両親が疑惑の死を遂げた現状のままだった。ロヒに残酷で恐ろしい痕跡を見せたくないミョンジュンは、ロヒのために家の中をきれいに掃除する。一瞬怯えるロヒだが、ミョンジュンと一緒に帰ってきた家は以前とは違っていた。「もういい夢を見るよ。君を心から大事にしてくれる人たちがそばにいるから」としてロヒを慰めるミョンジュン。

手術が成功し意識が戻った娘ヒエに会いに行くことにするミョンジュンは、寂しそうな表情を見せるロヒに気づき、一緒に行こうと誘う。うれしさを隠して仏頂面で高価なドイツ製のウサギのぬいぐるみを用意するロヒ。

病院には、USBを開けられていないジェイデンがひと足先に来ていた。ヘウンに復讐の代わりに別の提案し、チェ院長宅にロヒ、ミョンジュン、刑事サンユンがいると教える。

ロヒと共にヒエを見舞ったミョンジュンは病院から帰ってくると、ロヒの傍を離れる覚悟を決め、ヘウンの姿が盛り込まれた防犯カメラの映像をロヒに見るように勧める。しかし、なぜかロヒは映像の中にヘウンの後ろ姿が映るやいなやノートパソコンの画面を閉めてしまう。2人がもめるその時、ロヒの家は数台のパトカーに囲まれていた。

それに気付いたロヒは取り乱して荷物を持って抜け出そうとするが、ミョンジュンは「終わらせないと、またはじめられない」とロヒを落ち着かせようとする。「私はおじさんと一緒にいるのが大好きなの。私に何も期待せずに望まない人。私がお腹が空いているのか、眠いのか、退屈なのか、そんな気遣いをしてくれたのは初めてだった」と、泣きじゃくるロヒ。

そこに乗り込んできた警察がミョンジュンを抑え込むと、「私のおじさんを捕まえないで！」と泣き叫び、ミョンジュンもロヒを見て号泣する。外では車で駆け付けたサンユンも、「誘拐犯と刑事が一緒にいたと通報があった」と、手錠をかけられる。

■第11話見どころ、感想と第12話（最終回）予告
サンユンに頼まれて夕飯のハンバーガーの差し入れを盛ってきた後輩刑事チョンマン（チョン・スンウォン）は、誘拐犯ミョンジュンと人質ロヒがいることに驚き、親子のような2人の様子に目を丸くする様子に注目。

その頃には刑事サンユン（パク・ソンフン）までがロヒを第一に考えるようになっていた。「ロヒはミョンジュンがいないと不安になり、ミョンジュンは命がけでロヒを守ろうとする」という言葉が2人を大事に思う心が伝わってくる。

自分のベッドでいい夢を見たことがないと言うロヒ。「私が目覚めたときに、絶対に傍にいて」と願ったミョンジュンの逮捕で、一人になり、彼らの真実追跡もその行方が分からなくなった。

最終回予告動画には「今からが始まり。おじさんの記事が次々と出てくる」という言葉と共に、ロヒが“大好きなおじさん”を助け、真実を明かすために動き出す様子が描かれる。一方で記者たちに囲まれたミョンジュンは「すべて私がやりました」と自供。

刑事サンユン達はヘウンを捜査対象にする中、パソコンが消える！事件の重要な証拠となる「ペンダントとパソコン」を見つけてほしいと所長に願うロヒ。そしてロヒと対峙したヘウンが「ミョンジュンは決して私を見捨てない…」という不敵な言葉を言い放つ！果たして次回、最終回でどんな結末が待っているのか？気になる最終回予告は以下で視聴できる。

「誘拐の日」第12話最終回は25日21時にENAで放送。その後、Prime Videoにて独占配信される。

◇Youtube「誘拐の日」第12話予告（日本語字幕なし）

◇ENA「유괴의 날（誘拐の日）」サイト

【作品詳細】【関連・各話のあらすじ】