ミステリーの女王アガサ・クリスティーによる名作をドラマ化した「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか？」（全3話）がNHKにて11月5日（日）よりBSプレミアム／BS4Kで放送される。押さえておきたい17名のキャスト、キャラクター、声優を画像付き（一部画像無）で一挙紹介。NHK番組公式サイトで公開中の予告動画とあわせて本放送の前に予習しておこう。（字幕放送有り、吹き替え版は日本初放送）

◇番組紹介ムービー（約1分）



「アガサ・クリスティー なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか？」は、お転婆な伯爵令嬢と冴えない牧師の息子の幼なじみコンビが、転落死した男の謎を解明しようと繰り広げる冒険ミステリー。

ミステリーの女王アガサ・クリスティーによるノンシリーズの名作を、本作に出演しているヒュー・ローリーが脚本と監督も手掛けた話題作。アガサ・クリスティ作品では、引退刑事のポアロやおばあちゃん探偵ミス・マープルなど年配主人公が多い中、本作ではウィル・ポールターやルーシー・ボイントンら若手俳優陣が、素人探偵として溌溂を演じている。2人の声を務めるのは声優、俳優、歌手としても活躍する浪川大輔や、Disney『ファイアボール 』ドロッセル役やNetflixシリーズ「ウィッチャー」でエルフの長・フランチェスカを担当した川庄美雪が担当。

『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか？』の登場人物一覧

■ロバート（ボビー）・ジョーンズ役［声：浪川大輔］
ジョーンズ牧師の息子。フランキーの幼なじみ。６年間いた海軍を退役後、故郷であるイギリス、ウェ－ルズの海沿いの村マーチボルトに戻ってきた。定職に就かずいろんな雑用の仕事を転々としているが、実は海軍時代の仲間ノッカーとロンドンで中古車販売店を開く計画をしている。偶然、崖から転落したひん死の男性を発見。男性が亡くなる直前に残した「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか？」という謎の言葉を聞き、フランキーと一緒に謎の解明に動くことになる。
★ウィル・ポールター Will Poulter　
映画『レヴェナント：蘇えりし者』『デトロイト』『ミッドサマー』ほか

■フランシス（フランキー）・ダーウェント役［声：川庄美雪］
マーチャム伯爵の娘。ボビーの幼なじみ。頭脳明せきで好奇心旺盛、冷静で行動力もある。伯爵令嬢の身分を鼻にかけず、誰にでも同じように接する。崖で転落死した男性がボビーに残した謎の言葉に強い興味を持ち、一緒に事件の真相を解明しようとボビーに持ちかける。
★ルーシー・ボイントン Lucy Boynton
映画『ボヘミアン・ラプソディ』『シング・ストリート　未来へのうた』『オリエント急行殺人事件』ほか。

■ノッカー・ビードン役［声：櫻井トオル］
ボビーの友人。海軍時代の仲間で、ロンドンでボビーと一緒に中古車販売店を始める準備をしている。明るく勇敢で、しっかり者。
★ジョナサン・ジュールズ Jonathan Jules　
映画『ファイティング・ウィズ・マイ・ファミリー』『アレックス・ウィートル』ほか。

■ロジャー・バッシントン・フレンチ役［声：小松史法］
ヘンリーの弟。ボビーが転落死した男性のそばで助けが来るのを待っているところに偶然通りがかり、仕事の予定があるボビーに代わって遺体に付き添った。マーチボルトの住人ではなく、物件を探しに村に来ていた。
★ダニエル・イングス Daniel Ings（1985年11月30日）
映画『スージーが嫌い」』『ラブシック』、『The Gold』」など。

■ヘンリー・バッシントン・フレンチ役［声：山本格］
ハンプシャーの屋敷メロウェイ・コートの主人。ロジャーの兄。妻のシルヴィアと息子のトミーと暮らしている。モルヒネの依存症で感情の起伏が激しい。
★マイルズ・ジャップ Miles Jupp（1979年9月8日）
俳優兼作家であり、代表作に『ジョニー・イングリッシュ・リボーン』『シャーロック・ホームズ』『ターザン：リボーン』などがある。

■シルヴィア・バッシントン・フレンチ役［声：藤貴子］
ヘンリーの妻。アメリカ人。ヘンリーとの息子トミーがいる。優しい女性で、夫の薬物依存に悩んでいる。
★エイミー・ナトール Amy Nuttall（1982年6月7日）
2000年から2005年までITVメロドラマ「エマーデイル」でクロエ・アトキンソン役、TV時代劇「ダウントン・アビー」で家政婦エセル・パークスを演じたことで知名度を上げる。歌手としても活躍している。

■ジェームズ・ニコルソン博士役［声：木下浩之］
ハンプシャーの施設サナトリウム「グレインジ」の経営者。シルヴィアのために薬物依存症のヘンリーを自分の施設に入所させようとしている。
★ヒュー・ローリー Hugh Laurie（1959年6月11日）
伝説的人気海外ドラマ「ドクター・ハウス／Dr.HOUSE」で主人公を演じたヒュー・ローリーが、本作で脚本・監督・出演の3役をこなした。ベストセラーのスリラー『The Gun Seller』の脚本も執筆している。

■モイラ・ニコルソン役［声：牛田裕子］
ニコルソン博士の妻。可憐で弱弱しく美しい女性。夫にひどくおびえており、ボビーに助けを求めてくる。
★メイヴ・ダーモディー Maeve Dermody（1985年11月2日）
5 歳の時に映画『水中呼吸』に出演。高校卒業後オーストラリアのテレビシリーズ「オールセインツ」や短編映画に出演。映画『ビューティフル・ケイト』でAFI最優秀助演女優賞にノミネートされた。

■ジョージ・アーバスノット役［声：川本克彦］
医師。フランキーの友人。フランキーにいろいろと頼まれては手助けをしている。
★ジョシュア・ジェームズ Joshua James　
映画『シラノ』『ライフ』『アイ・ヘイト・スージー』などに出演。

■マーチャム伯爵役［声：佐々木省三］
フランキーの父。
★ジム・ブロードベント Jim Broadbent（1949年5月24日）
1999年公開の『トプシー・ターヴィー』でヴェネツィア国際映画祭 男優賞を、2001年公開の『アイリス』でアカデミー助演男優賞を受賞。2007年放送のテレビシリーズ『The Street』エミー賞主演男優賞を受賞。

■マーチャム伯爵夫人役［声：駒塚由衣］
フランキーの母。自由奔放な娘によく小言を言っている。最近は彫刻の制作に明け暮れている。
★エマ・トンプソン Emma Thompson（1959年4月15日）
脚本家としても活躍。5度のアカデミー賞ノミネート経験があり、1993年に『ハワーズ・エンド』でアカデミー主演女優賞を、1995年の『いつか晴れた日に』でアカデミー脚色賞を受賞した。

■エンジェル／謎の男役［声：遠藤純一］
崖で男性が転落死した事件以来、ボビーの周辺に姿を現すようになった謎の男。
★ニコラス・アズベリー Nicholas Asbury（1971年2月13日）
2009年にロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの一員としてオリヴィエ賞を受賞し、それ以来『インビトゥイーナーズ』、『チューインガム』、『シャーロック』、『エイリアニスト』、『ルーサー』など数多くの作品に出演。

■トーマス医師役［声：丸山壮史］
マーチボルトの村の医師。大戦中に陸軍で片脚を失った。ボビーのよき助言者。
★コンレス・ヒル Conleth Hill（1964年11月24日）
映画『ゲーム・オブ・スローンズ』のヴァリス役など。



■ジョーンズ牧師［声：広瀬彰勇］
マーチボルトの村の牧師。ボビーの父。海軍を退役後、定職に就かずにいる息子の将来を心配している。
★アリスター・ペトリ Alistair Petrie（1970年9月30日）
映画『ロンドン、人生はじめます』『ラッシュ　プライドと友情』など。

■アメリヤ・ケイマン役［声：日野由利加］
崖から転落死した男性の妹。審問で遺体は兄アレックス・プリチャードであることを証言する。
★モーウェナ・バンクス Morwenna Banks（1961年9月20日）
女優兼作家で映画『Damned』、『Miss You Already』、『Saxondale』などで知られる。

■レオ・ケイマン役［声：浦山迅］
アメリヤの夫。かっぷくがよく、裕福そうな男性。
★リチャード・ディクソン Richard Dixon
映画『タブー』、『デンマークの少女』、『ブラック・アース・ライジング』などに出演。

■転落死した男性役［声：石黒史剛］
新聞ではアレックス・プリチャードと発表される。息を引き取る寸前に、「なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか？」という謎の言葉をボビーに残した。亡くなった時の所持品は、女性の写真、赤いインクのペン、魚のキーボルダーが付いた鍵だけだった。後に妹だというアメリヤ・ケイマンが、兄アレックス・プリチャードだと証言する。
★レオン・オッケンドン Leon Ockenden（1978年8月16日生まれ）
『ヘビー レイン』のノーマン ジェイデン役で知名度を上げた。
（※俳優情報「スターチャンネル」「IMDb」ほか。

【放送予定】
BSプレミアBS4K4K
2023年11月5日（日）、12日（日）、19日（日）21時より　全３回
※２か国語放送
BSプレミアム［主：日本語吹き替え ステレオ/副：英語 ステレオ］
BS4K［主：日本語吹き替え 5.1chサラウンド/副：英語 ステレオ］
※字幕放送有り、吹き替え版は日本初放送。

※なお本作は「スターチャンネル」にて全話字幕版で配信中だ。

◇NHK「アガサ・クリスティー なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか？」番組情報サイトより）

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