「ゼイチョー」菊池風磨と松田元太、先輩&後輩コンビが大活躍!子育て世代が注目の第3話ネタバレと第4話予告

2023年10月29日09時31分ドラマ
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「ゼイチョー~『払えない』にはワケがある~」(日本テレビ土曜22時)第3話が10月28日に放送され松田元太(Travis Japan)演じる増野が市民のために奮闘!子育て世代に興味深い税金の仕組みや問題が話題になった。11月4日放送の第4話にサッカー選手役で柿澤勇人が登場する!予告動画は番組公式サイトにて公開中だ。



菊池風磨主演ドラマ「ゼイチョー~『払えない』にはワケがある~」は、徴税吏員の主人公・饗庭蒼一郎(菊地風磨)とバディの百目鬼華子(山田杏奈)が税金滞納者の“お金と心”に寄り添い奮闘するヒューマンエンターテインメント。10月28日放送の第3話では、市民の生活を守るために試行錯誤する増野を、さりげなくフォローする饗庭の先輩&後輩コンビが活躍。シングルファーザーと、2人の子を持つ親が偽装離婚により生活保護などの支援を受けるという“子育て支援”にまつわるエピソードが描かれた。

もともと保育課希望だった増野が担当するのは、仕事と育児に疲弊する木下(小関裕太)。木下は時間に追われて滞納してしまっていた。なんとか木下の負担を減らせるよう子育て支援を促す増野だが、一方で偽装離婚により子育て支援と生活保護を受ける夫婦が出現。だが饗庭の調べで、問題は待機児童を減らすことに躍起になった市の「育休退園」であることが発覚した。視聴者からは「上手く支援が回らない・・・」「子育て関連身近だから余計に面白かった」などコメントが寄せられ、知っているのと知らないのとでは全然違う、制度の自己申告が顕著に表れた内容が注目を集めた。

そして11月4日放送の第4話に、柿澤勇人、小林涼子、味方良介がゲスト出演する。柿澤が演じるのは、年俸の大幅ダウンを機に数百万も税金を滞納している元日本代表のプロサッカー選手・小田倉翔馬。柿澤は劇団四季を退団後は、舞台や映画で活躍。連続テレビ小説「エール」「真犯人フラグ」、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」などで注目を集めて来た。そんな柿澤は名門・都立駒場高校サッカー部に所属し、プロ選手を目指していたこともある実力の持ち主。滅多に見られない柿澤のサッカーシーンは必見だ。

■第3話ネタバレあらすじ
『子育ての街』をPRするみゆきの市で親子向けハロウィーンイベントが開かれ、饗庭や華子ら納税課も仮装をしてお手伝いをしていると、お絵かきコーナーで子供同士のちょっとしたいざこざが起こる。ある園児が描いた家族の絵を、別の園児が破ってしまったのだ。イベントの後、饗庭は増野(松田元太)から、住民税を滞納しているシングルファーザー・木下祐介(小関裕太)の件で相談を受ける。

木下は1年前に病気で妻を亡くしたシングルファーザーで、仕事と家事に追われながら2人の子供を育てていた。饗庭と増野は保育課に協力を仰ぎ、保育科の板谷(中田クルミ)と共に保育園のお迎えのタイミングを狙って木下に会おうとする。そこへ、仕事と育児を完璧にこなしSNS上で『理想のシングルファーザー』と話題の瀬戸知宏(見津賢)が現れる。増野は、木下が瀬戸と自分を比べて、頑なに一人で頑張ろうといていないか心配するが、木下から「役所を頼るつもりはない」と突っぱねられ、無力さを痛感し落ち込む。

そんな中、納税課に離婚してシングルマザーになったことで税金が払えないと言う出渕恵美(大西礼芳)が税金の執行停止を求めてやってくる。やたらと法律に詳しい恵美に違和感を覚えた饗庭。調べてみるとあの瀬戸と元夫婦だったことが発覚した。経済的に困った様子がない瀬戸に対し、生活保護を受けようとする恵美。自宅を訪問すると、別れてもたまにあっているという2人だが、部屋に「子育て支援」についての資料や本が大量にあることを目につけた饗庭は、これは支援を受けるための偽装離婚だと気づく。

さらに調べを進めると、ハロウィーンイベントで絵を破った園児は恵美の上の娘で、破かれた園児は下の息子だった。弟が4人家族で仲良くご飯を食べているシーンを描いていたことに気づいた姉が、両親の秘密を守るために破ったのではないかと推測する饗庭。その事実を恵美に伝えると、新たな事実が発覚する。恵美は「育休退園」をさせられており、上の子を見てくれる保育園がないことでやむなく仕事を退職。保育園に入る条件を満たすために離婚し、子育て支援の制度を目いっぱい利用していたことを認めた。

饗庭、華子、増野は保育課へ確認すると、課長は市のイメージを大事にするあまり、待機児童を減らすことに必死だったことが明らかになる。二番目の子供が生まれ、育休を取っている母親には自宅で保育ができるという理由で、育休退園を求めていたのだ。さらに課長は「面倒な保育課なんてやってられるか」と爆弾発言し、これを聞いた増野が激怒。増野は、もともと子供のために働きたいと保育課を希望していた経緯があった。

その後、板谷が恵美の2人の子供を預けられる認可外保育所を見つけ、恵美夫婦は再び籍を入れて家族4人で暮らすことに。そして増野の提案を受け入れた木下は、子育て支援を受け、亡き妻の母と分担して子育てをすることに決めた。納税の目途も立ち、木下に笑顔が戻ったことで、自信がついた増野は、支援を増やすために徴税に力を入れることを誓うのだった。



■第4話あらすじ
“隠れ児童”の改善を求める饗庭と華子だが、副市長・相楽は、問題改善のために、より多くの税を集めることが先決だと主張し、今年度の徴収率98%以上を目指すと宣言する。一方でその頃、成績を上げたい浜村(白洲迅)は、第三係のみんなに隠れて、徴収率トップを走る第一係への移動を画策していた。

饗庭と華子は、住民税と固定資産税を滞納しているプロサッカー選手・小田倉翔馬(柿澤勇人)の資料に目を留める。元日本代表の小田倉は人気選手だったが、2年前のケガをきっかけに2部リーグ「みゆきのエクイータ」に移籍。年俸が激減したことで納税が困難になり、その滞納額は延滞金も合わせると860万円以上に上がっていた。小田倉からは滞納はしていないと言われ困惑する饗庭たちだが、スポーツライター・犬飼(味方良介)から、今シーズン限りで小田倉がチームを解雇されるかもしれないと聞かされ、ますます納税が困難だと懸念するのだが・・・。

「ゼイチョー~『払えない』にはワケがある~」は10月14日(土)から放送。原作: 慎結『ゼイチョー!~納税課第三収納係~』(講談社『BE・LOVE』所載)、脚本:三浦駿斗、出演:菊池風磨(Sexy Zone)、山田杏奈、白洲迅、松田元太(Travis Japan)、鈴木もぐら(空気階段)、猪塚健太、光石研/番組公式X(Twitter)アカウントは「@zeicho_drama」。番組公式Instagramアカウントは「@zeicho_drama」。

「ゼイチョー~『払えない』にはワケがある~」番組公式サイト

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主題歌入り予告映像・日本テレビ公式YouTube