池田エライザと野田洋次郎主演で『舟を編む』連ドラ化決定!NHKBSプレミアムで来年2月18スタート

2023年10月31日07時00分ドラマ
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三浦しをん原作の大ベストセラー『舟を編む』が来春、NHK―BSで待望の連続ドラマ化!原作の主人公・馬締光也(野田洋次郎)ではなく、新入社員・池辺みどり(池田エライザ)の視点で描く全く新しいストーリー!NHK-BS、NHK-BS プレミアム4K、2024年2月18日(日)22時から「舟を編む 〜私、辞書つくります~」第1話放送。



2012年に本屋大賞を受賞した三浦しをん原作の大ベストセラー『舟を編む』は2013年に松田龍平主演で映画化、2016年にテレビアニメが放送された。その『舟を編む』の連続ドラマ化が決定した。原作の主人公は超がつくほどの生真面目上司・馬締光也だが、連ドラの主人公は、大人気ファッション誌の編集部員から辞書編集部に異動してきた新入りの岸辺みどりに大胆に変更する。

誰もが一度は手にしたことのあるぶ厚い本、辞書。一見淡々と言葉が敷き詰められたように見える辞書の裏には、「作り手」の想像を絶する情熱と心血が注がれていた。「ヤバい」に無数の意味を持たせ、込み入った会話は簡略化し、空気を読み、雰囲気で済ませてしまいがちな時代だからこそ、言葉にこだわる辞書作りの魅力を通し、”言葉は誰かを傷つけるためではなく、誰かを守り、誰かとつながるためにある”という未来への希望を伝えたい。というメッセージが伝わるドラマになる。

主人公の岸辺みどりは池田エライザ、生真面目上司・馬締光也に演技の仕事は3年半ぶりとなるRADWIMPSの野田洋次郎が決定した。池田エライザは「言葉について考える時間が好きです。今の自分を表す言葉、誰かに気持ちを伝える時の最適解…。答えなんてないけれど、心の拠り所でいてくれる言葉と、映像作品を通して改めて向き合えることが幸せです。そして、いつも言語化できない片付けられがちな人間の気持ちを読み解いて、音楽に乗せて届けてくれる野田さんとお芝居で共演できることが楽しみです。皆様にお届けできるその日まで全身全霊で頑張ります!」とコメントをしている。

野田洋次郎©NHKまた、久しぶりの演技をなる野田洋次郎は「この度、「舟を編む」にて馬締光也役を演じさせて頂くことになりました。演技のお仕事は 3年半ぶり、緊張しています。ただそれ以上に今回の台本を読ませて頂き、そこにあるいくつもの言葉にこれでもかと心を動かされました。僕もこの作品の一部になりたいと感じました。 僕自身、普段音楽と共に言葉を紡ぐものとして、この作品に参加することで新たな発見や気づきがあったらと願っています。とどまることなく、形を変え続ける「言葉」。それは人間の「伝えたい」という想いの歴史そのものなのかもしれません。 ご覧になるみなさんにとっても、この作品を通して日頃使う「言葉」に新たな意味や色が加わったら幸いです」と話している。

原作の三浦しをんは蛭田直美の脚本を読み、「私は早くも爆笑したり涙したりしています。その「舟」に、魅力的で実力のある役者さんたちも続々と乗りこんできてくださっているそうです」などと話している。



■あらすじ
大人気ファッション誌の編集部員・岸辺みどり。雑誌の廃刊が決まり、突如異動になった先は辞書編集部!そこは、ぼさぼさ頭で超がつくほどの生真面目上司・馬締光也を筆頭に、くせ者ぞろい。みどりは、彼らに翻弄されながらも、一冊の辞書を作るために十数年間に及ぶ時間と手間をかける根気と熱意に触発され、次第に自らも言葉の魅力を発見、辞書編さんの仕事にのめり込んでいく。辞書「大渡海」を完成させるまでの、辞書編集部員たちの奮闘物語。

NHK-BS、NHK-BS プレミアム4K 2024年2月18日22時放送「舟を編む 〜私、辞書つくります~」。出演:池田エライザ、野田洋次郎ほか。

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