「恋人」第17話“抱きしめてあげなきゃ、辛かっただろうに…”ナムグン・ミンの言葉にSNS感涙の嵐!あらすじ・みどころ

2023年11月06日13時40分ドラマ
©MBC「恋人」公式HPより

ナムグン・ミン、アン・ウンジン主演のMBC新金土ドラマ「恋人」パート2、11月3日(金)は「MBCスポーツポストシーズンプレイオフ第4戦 KT:NC (,Live)」のために放送休止、11月4日に放送され、視聴率は11.4%と好調をキープした(ニールセンコリア全国調べ)。第17話のネタバレあらすじと見どころを紹介したい。

韓国「恋人」は、丙子の乱の兵火の最中に繰り広げられる恋人たちの物語と、苦しみの中で希望を見出す人々の物語を描く本格ヒューマン時代劇。
【「恋人」を2倍のたしむ】では、ドラマの時代背景や実在人物、ネタバレあらすじと見どころ、豆知識など紹介していく。

※17話放送直前の記事はコチラ:ナムグン・ミンはアン・ウンジンの離婚をいつ知るのか?



■キャストメインキャスト5人のキャラクター・登場人物徹底紹介
イ・ジャンヒョン役:ナムグン・ミン
ユ・ギルチェ役:アン・ウンジン
ナム・ヨンジュン役:イ・ハクジュ
キョン・ウネ役:イ・ダイン
リャンウム役:キム・ユヌ
ク・ウォンム役:チ・スンヒョン
カクファ役:イ・チョンア
ほか

■第17話あらすじ
朝鮮に戻ったもののウォンムと離婚することになったギルチェ。ウネはもうどこにも行くなと止めるも、ギルチェは家族に迷惑がかかると家を出ることに。ジョンジョンイと、清に拉致される前に救った子供タジムと3人で新たな生活を始めるが、未来は見えず不安ばかり。ギルチェらしく幸せに暮らしてというジャンヒョンの言葉を思い出し、そうできていないため心の中で謝るギルチェだった。

一方瀋陽に残ったジャンヒョンは、カクファと囲碁をして日々時間を過ごしていた。毎回負けるカクファは次は自分が勝てる遊びをしようと賭け矢を提案し、自分が勝ったら生涯自分の隣にいろと言う。ジャンヒョンの番になると、突然カクファに矢を向け「自分はやられたことはやり返す人間だ、自分に弓を放った者にもしっかり返さなければ」と本心を露わにするジャンヒョン。そして「腹が立ってお前のことばかり考える」というジャンヒョンの言葉に、カクファは「私に腹が立ったということか?私のことを沢山考えたということか?」と尋ねてジャンヒョンにキスをしたが、彼の態度は変わらなかった。

そして、ついに世子が朝鮮に戻ることになった。その知らせを聞いたギルチェは当日こっそりと見に行き、ジャンヒョンの姿を見つける。遠くで涙ながらに歓迎するも、ジャンヒョンには現在の生活は見せないと誓うのだった。するとリャンウムがギルチェを訪ねてきて「ジャンヒョンが会いたがっている。彼が会いに来る前に自分から会いに行ってはどうか」と提案を受け驚くギルチェ。リャンウムは「今のこの姿を見られるのは嫌でしょう?」と言い、ギルチェがウォンムと幸せに過ごしている姿を見せることでジャンヒョンも気持ちが断ち切れるだろうと伝えたのだった。

こうして彼女がとった方法は、ウォンムとの子供を妊娠しているふりをすることだった。ギルチェは華やかな韓服を纏い、膨らんだお腹を大切に支えながら笑顔でジャンヒョンの前に現れた。離婚のことなど知らないジャンヒョンは一瞬寂しそうな表情を見せるも、すぐにギルチェの体を労わる。そして別れ際、最後のお願いとして、リャンウムが知り合いを集めて歌うから一緒に来て欲しいと頼む。

翌日2人は約束通りにリャンウムの歌声を聴きに行くが、ギルチェは過去のことを思い出し、思わず涙が溢れその場を離れた。つわりが酷くてと言い訳しながら別れの挨拶をすると、ジャンヒョンは「いつまで騙せると思っているのか」と言う。グチャムからギルチェが離婚した事実を聞いたのだった。嘘がばれたギルチェは「私らしく生きていますので、可哀想に思わないでください、それが私の望むことです」と言うのであった。しかしジャンヒョンはギルチェの言うとおりに放っておく訳がなかった。

その後、改めてギルチェの家に行ったジャンヒョンは食事をご馳走になり「もう一生このように暮らせば良い。 もう私たちの間に遮るものは何もない。」と喜ぶ。そしてジャンヒョンは「貧しいギルチェ、金持ちのギルチェ、傲慢なギルチェ、私を愛していないギルチェ、私を愛しているギルチェ…、そのどれでも、ギルチェならそれでいい」と伝える。ギルチェは躊躇しながら「オランケに辱められたギルチェは…?」と、還郷女(ファニャンニョ)として世間から冷遇されている辛い現状を吐露する。するとジャンヒョンは「抱きしめてあげなきゃ、辛かっただろうに…」とギルチェを優しく抱き寄せる。ギルチェは思わず涙が溢れ、そして2人はキスをする。

※還郷女:清軍に連行された後、朝鮮に戻ってこれた女性を国内ではこう呼んで蔑んだ。詳しくは「丙子の乱の後の朝鮮、還郷女って?」で。

■見どころ・感想視聴率
視聴率は11.4%と相変わらずの好記録をキープ。オランケに拉致されて帰ってきたギルチェは還郷女として離婚までし、厳しい環境で過ごしていた。しかしジャンヒョンには幸せに過ごしている姿を見せようと、妊婦のふりをして現れたギルチェ。コンシルトック(콩시루떡/豆のお餅)を食べたいと言いジャンヒョンが必死に買いにいくシーンは、ギルチェの切なく悲しい嘘ではあるが、ジョンジョンイらを探すふりをして必死に買ってきたジャンヒョンは、とても純粋で可愛らしい姿で印象的だった。

そしてラストシーンはまたもや名台詞が登場!!オランケに辱められたギルチェをジャンヒョンが「抱きしめてあげなきゃ、辛かっただろうに…」と優しく慰めるシーンは、ギルチェだけでなく全視聴者が泣いたと言っても過言ではない!「他人によりかかれないギルチェの人生全てを受け止めるジャンヒョン」「家族と見ていたから我慢していたけど、最後のこのシーンは我慢の限界で、大泣きしてしまった」「このドラマには名台詞が多いがこれがぶっちぎり1位だ」といった感動のコメントが多数。これまでもジャンヒョンとギルチェの感動的でロマンチックなシーンに多くの視聴者が絶賛したが、今回は更に、辛い歴史に対しての言及も多かった。

「還郷女という国の辛い歴史を、100年越しにこうして慰労してくれるドラマを作ってくれて、ありがとう」「ジャンヒョンの言葉が、ギルチェだけでなくて自分も慰められた。また、その時代を生きた人たちにも伝わってほしい」「これまで多くのドラマや映画で慰められてきたが、ここまで深く感情を揺さぶられて視聴者だけでなく過去の人々まで含めて慰労してくれるドラマは初めてだ」「ドラマではなく、歴史的認識を修正しようとドキュメンタリーをドラマ化したようだ。このセリフは、過去の人々も、現代を生きる人々も慰められる」と言ったコメントが寄せられた。

いよいよ最終回目前の次週!これ以上、二人の間に何も問題がなければいいが。ジャンヒョンはカクファとはどうケリをつけるのだろうか?!

【「恋人」を2倍楽しむ】で紹介する。ここではパート1(1話~10話)のネタバレあらすじと見どころ、時代背景や実在の人物などについても詳しく紹介している。

MBC金土ドラマ「恋人」は毎週金土21:40 - 23:10に放送される。

MBC「연인」番組HP(韓国)

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