日本初放送「恋人」ナムグン・ミン、アン・ウンジンらメインキャスト5人のキャラクター・登場人物徹底紹介

2023年11月15日12時00分ドラマ
©2023MBC

いよいよ11月24日からKNTVにて日本初放送される韓国時代劇「恋人」(原題、全21話)。メインキャストの5人、ナムグン・ミンとアン・ウンジン、イ・ダイン、イ・ハクジュ、キム・ユヌの紹介と、演じるキャラクター・登場人物を詳しく紹介しよう。番組サイトで予告動画が公開中だ。
●その他、パート1で迷子にならないために⇒知っておくべき18人のキャスト・キャラクター紹介



「恋人」は、丙子の乱の兵火の最中に繰り広げられる恋人たちの物語と、苦しみの中で希望を見出す人々の物語を描く本格時代劇。【「恋人」を2倍楽しむ】では 時代背景や実在人物、ネタバレあらすじと見どころ、豆知識など、ドラマを深掘りしている。

恋人■イ・ジャンヒョン
ある日突然、ヌングン里に現れた知性と男性的な魅力まで兼ね備えた男。とぼけた一面の裏には、ミステリアスな面を持っている。両班の地位を金で買い、オランケと親しげにハグしたり、女性たちと自由恋愛を楽しんでいるというもっぱらの噂。本人の耳にもこの噂は届いるが一向に意に介さず、自ら非婚主義宣言。そんな彼がギルチェに出会い変わっていく。ギルチェの危機には駆けつけ人生を賭けて愛する。

★ナムグン・ミン(1978年3月12日生、179cm)
2001年映画『バンジージャンプする』で本格的に俳優活動開始。「セレブの誕生」(10)や「私の心が聞こえる?」(11)で心に闇を抱える役を繊細に演じ、「リメンバー~記憶の彼方へ~」(15)、「匂いを見る少女」(同)では身の毛もよだつ悪役を熱演。「キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~」(17)でコメディ演技にも挑戦しKBS演技大賞で最優秀賞を受賞。「ストーブリーグ」(19)ではSBS演技大賞で大賞を受賞。コメディからサイコパスまでオールキャラクターに憑依する“ゴッドグンミン(演技の神)”と称され、「黒い太陽~コードネーム:アムネシア~」(21)でMBC演技大賞で大賞を射止めた。時代劇は「ホジュン~伝説の心医~」(13)以来10年ぶりの挑戦。前作のドジ役では自身でセリフ回しや所作で納得がいかない部分があったとインタビューなどで語っていたが、本作のジャンヒョン役では完璧な史劇演技と殺陣を披露。特に第6話ラストの江華島での17対1で戦いは本人も納得の史劇アクションを完成させた。

恋人■ユ・ギルチェ
誰もが注目する美貌の持ち主で世界の中心は自分であり、世の中のすべての男の愛は自分のものであると思っている世間知らずな良家のお嬢様。しかしそんな彼女の初恋の相手、ヨンジュンには想いは届かない。何かとちょっかいを出してくるイ・ジャンヒョンを疎ましく思いながらも、ついつい彼の姿を捜してしまう。

★アン・ウンジン(1991年5月6日生、168㎝)
2012年、ミュージカル『젊은 베르테르의 슬픔(若きウェルテルの悩み)』でデビュー。その後も多くのミュージカル舞台で活躍し、2018年のウェブドラマ「ロマンスは計測不能~数字女ケ・スクチャ~」でドラマデビュー。翌年には「他人は地獄だ」「キングダム」シリーズ(19、21)など6本のドラマに出演し技力が高く評価された。「賢い医師生活」(20、21)シリーズの産婦人科研修医チュ・ミンハの好演で一気に知名度を広め、その後も「一人だけ」(21-22)、「良くも、悪くも、だって母親」(23)と話題作に出演し、2024年4月26日よりNetflixで独占配信予定の「終末のフール」への出演も決まっている。「恋人」は名作『風と共に去りぬ』からインスパイアされて制作された作品(参考記事)。スカーレット・オハラのように勝気で意地っ張りな女性をギルチェで体現している。また、本作第3話でアン・ウンジンは「다만 마음으로만(ただ心だけで)」でOSTを披露している。初のOST参加だがミュージカル舞台で鍛えた喉と表現力で素晴らしい歌声を披露している(第3話あらすじとOST動画紹介)。

恋人■キョン・ウネ
ギルチェの親友でヨンジュンの婚約者。心優しく慈愛に満ちており、賢明で誰よりもヨンジュンに対する愛が深く、まっすぐな性格。丙子の乱で逃げ惑う中、ギルチェに救われそれまで以上にギルチェを大切に考えている。

★イ・ダイン(1992年11月5日生、164㎝)
ドラマデビューは2014年tvN「二十歳」。2016年「花郎<ファラン>」でヒロインの親友スヨン役でのキュートな演技で注目を集めた。その後も「黄金の私の人生」では財閥の娘として育つも庶民的な性格という役どころを好演。「ドクタープリナー」でナムグン・ミンと共演している。映画デビューは2014年時代劇『王の涙 -イ・サンの決断-』、2017年には『パーフェクト・プロファイラー 命がけの恋愛』ではハ・ジウォンの少女役を担当。本作は「アリス-運命のタイムトラベル-」以来3年後のドラマ復帰作で結婚初のドラマ。本作の監督と脚本家はそれぞれウネ役をイ・ダインでイメージしていた。母親は「宮廷女官チャングムの誓い」チェ尚宮役のキョン・ミリで、父(キョン・ミリの最初の夫)も俳優のイム・ヨンギュ、「九家の書 ~千年に一度の恋~」のイ・ユビは姉で芸能一家。2023年4月7日に俳優イ・スンギと結婚。

恋人■ナム・ヨンジュン
成均館の有望な儒生、ギルチェの初恋の人。ヨンジュもギルチェに心を惹かれるが、許嫁のウネを大切に思うが故、揺れる心を封印。貧しくも実直な士人(ソンビ)に成長し、君子の道に進むことを命より大事に考える。丙子の乱が起きると迷いもなく国のために戦おうと立ち上がる。村人がジャンヒョンを蔑視したときもヨンジュだけはジャンヒョンを認める洞察力もある。

★イ・ハクジュ(1989年1月9日生、174~175㎝)
2012年短編映画『밥덩이(Sweet Sorrow)』でデビュー。その後『ザ・ネゴシエーション』『奈落のマイホーム』『ドリーム 〜狙え、人生逆転ゴール!〜』など大ヒット作に多数出演。ドラマデビューは2015年「雪道」の少年兵役で、同年の「ああ、私の幽霊さま」でキム・スルギの甘やかされて育った弟シン・ギョンモ役で一躍有名に。その後も「アルハンブラ宮殿の思い出」ではパク・シネのボーイフレンド役、「ジャスティス-復讐という名の正義-」「夜食男女」「刑事ロク 最後の心理戦」など多くの作品に出演。「夫婦の世界」では執着と依存を愛だと勘違いし恋人たちを苦しめるパク・インギュ役を演じ、没入感のある演技力で高く評価された。「マイネーム: 偽りと復讐」では麻薬組織の構成員テジュ役でスリーピースが似合う男として人気を博した。監督はヨンジュン役を典型的な人物にしないために実力派のイ・ハクジュをキャスティング。本作のオファーを即決でOKしたのは、これまで丙子の乱で描くのは王室が中心で、民を描いた本作に魅力を感じ、想像通りの映像に感動したとのこと。

恋人■リャンウム
中性的な魅力を持つ、朝鮮最高の歌い手。実はリャンウムはジャンヒョンに対して密かに想いを寄せている。ジャンヒョンは単に大切な友情と思っているが、ジャンヒョンが自分の気持ちに気付いたら側を離れていってしまうだろうと、誰にもばれないように心に決める。
※劇中の美声はパク・サンフンという、パンソリ専攻の歌手が歌っている(詳細)。

★キム・ユヌ(2000年12月28日生、)
2022年、チャン・ギヨン×チェ・スビン×クリスタル出演の映画『甘酸っぱい』でデビュー。ドラマデビュー作となるネイバーTVのウェブドラマ「MIMICUS(ミミクス)」では派手な見た目とは裏腹に、心の傷を負ったチ・スビン役で安定した演技力を披露。その後BTSの「花様年華」の世界観を基盤にしたドラマ「YOUTH」にキャスティングされ一躍注目を浴びた。チョン・ウヒ×キム・ドンウクの「有益な詐欺」(23)ではキム・ドンウク演じた主人公ハン・ムヨンの青年時代を演じ、短い回想シーンながらも主人公の繊細な感情を見事に披露、視聴者に強力なインパクトを与えた。新人ながらも何かと話題になった彼が今回、本作品のリャンウム役で初の時代劇に挑戦。一気にお茶の間に知れ渡り「リャンウムは彼の人生キャラクターだ」と既に言われている。この人気を受けて2023年12月23日(土)に東京・浅草花劇場にて、日本で初めてのファンミーティング「Kim Yoon woo Fanmeeting in JAPAN 2023 ~First Christmas LOVE~」を開催する。

原題:연인(ヨニン)

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