「トクメイ!警視庁特別会計係」第4話で佐藤二郎“脅迫者X”説が浮上!ネタバレと第5話予告

2023年11月07日11時25分 
(2023年11月07日11時33分 更新)
ドラマ
(C)カンテレ、フジテレビ

11月6日(月)22時より橋本環奈主演「トクメイ!警視庁特別会計係」(カンテレ・フジテレビ系)第4話が放送され、脅迫・違法捜査も厭わない“須賀課長”佐藤二郎に「脅迫者X」説が急浮上した。11月13日に放送される第5話に浅利陽介が警視庁の管理官役で登場する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「トクメイ! 警視庁特別会計係」は経費から事件解決の糸口を見つける、警察の“お金”にスポットを当てた新しい警察エンターテインメント。

11月6日に放送された第4話では、円が署内に隠しカメラを設置していたのが、榊山官房長からのもう一つの特命である“万町署にいるはずの脅迫者X”を探すためだったことが判明した。新米刑事の月村(前田拳太郎)は「仲間を疑っていたのか」と激怒するが、湯川ら熟練の刑事たちは、警察官として円は間違っていない「みどころがある」とまで言い、これまでになく一目置くことに。少しづつ、円が刑事課に受け入れていくのがなんだか嬉しい。

もうひとつの特命にとしては秘密を守り通していた円だが、自信の感情はあけっぴろげ、不運を取り除く“開運満面破顔茶”の効果に浮足立ち、小さな幸運にウキウキ。ところが、そのお茶に効果がないと知ったとたんに、いつもの“疫病神体質”に逆戻りしてしまったのは残念。

円が運不運にドタバタしている中、警務課の須賀が暗躍。湯川の悪評のせいで経費がかさんでいた「同定調査」費用を抑えるために、専門家である大学教授に“恩”を売って、今後も最大限捜査に協力してもらう約束をとりつけたのだ。その“恩”とは、被疑者のゼミ学生を見逃す“違法捜査”と、教授への“脅迫”。湯川は刑事だったころの須賀が脅迫や違法捜査の常連だったと明かし、円を驚かせた。

さらに、逃がしてあげた被疑者の学生に「(これからも)見ているからね」とにこやかに脅しをかける須賀。かねてより視聴者から、佐藤二郎がただの“良い上司”役で終わるわけはないと思われていたが、警察学校を主席で卒業し、射撃の腕前は右に出る者がいないという須賀課長が、ただものであるはずがない。X(Twitter)では「Xがどうか須賀さんではありませんように」「須賀さんが怪しいよ」「須賀の意外な一面にちょっとゾワゾワ」と、万町署にいる脅迫者Xが須賀なのでは?という予想が多数寄せられた。

11月13日に放送される第5話では、万町署の機密データに身代金を要求される事件が発生。捜査の指揮をとるためやってきたのは、円となにやら因縁をもつ日下部管理官(浅利陽介)で…。

■第4話 ネタバレあらすじ
隠しカメラの存在に気づいた湯川(沢村一樹)は、一円(橋本環奈)に疑いの目を向けた。湯川は経費削減の一方で、署内に監視カメラが増えていたことに気づいていたのだ。追い詰められて観念した円は、その理由を湯川班のさゆり(松本まりか)らに明かす。円は刑事課の20%経費削減だけでなく、「脅迫者X」の正体を突き止めるという特命も与えられていたのだ。

もつ鍋店で募金強盗事件が発生。唯一の手掛かりは微量の植物片で、科捜研での分析が難しく、専門家による「同定調査」が必要になる。しかし、捜査に協力してくれている西万町大学の宇佐美教授(岩谷健司)は学会参加資格を湯川のせいではく奪された過去があり関係は最悪な状態。新たな調査を依頼するにも、湯川の依頼だと知ると、どの大学も引き受けてはくれない。

一方、相変わらずの運の悪さで、日々身の上に不幸な出来事が降りかかる円は、中西(徳重聡)から “満面破顔茶”という幸運を呼び込むお茶を譲ってもらう。すると、これから起きる幸せを予兆するかのように、円のまわりで思わぬ出来事が。さらに、同定調査の費用を少しでも抑えようと、須賀(佐藤二朗)と一緒に宇佐美の元を訪ねると、アンチ湯川の同士でもある宇佐美も“満面破顔茶”を飲んでいると分かり、円は親近感を覚える。

さらに“満面破顔茶”効果か、これまで数々の失恋を繰り返してきた中西が結婚すると宣言。湯川に「交際申告書」を提出するが、湯川は相手の身元調査をしており即座にそれを却下。中西の恋人である派遣社員の杉浦カノン(白石優愛)は、マルチ商法である“満面破顔茶”の売り子だったのだ。中西はカノンに「違約金」を返却させようと、それを承知で交際し販売にも協力していたが、彼女は辞めるどころかプラチナ会員に昇格していた。同じころ、円もクレープ屋で“満面破顔茶”がマルチだと知り「私の一万五千円を返せ!」と大爆発「一斉検挙」を叫ぶが、湯川はそれは生活消費者センターに連絡しろとそっけない。

宇佐美教授から、学生にトラブルが発生したため納期短縮はできなくなったと連絡が入る。このままでは「時短解決=経費削減」が実現できない。須賀はマルチに騙され経費削減も危うくなり傷心の円を連れて西万町大学を再訪。そこで須賀がSNSを使い「ピンキー」名義で知り合ったキャサリンこと小田倉ハナに会う。ハナは自分が“満面破顔茶”の売り子をしていたが、抜け出せなくなって困っていると円と須賀に相談する。

大学での聞き込みを終えた円が署に戻ってくると、須賀の根回しで刑事課と生活安全課が合同で「株式会社 満面ファクトリー」へ強制調査を行う準備をしていた。明日行われる「プラチナ会員向け集会」に突入し、一網打尽にする計画だ。検挙するプラチナ会員には中西が交際しているカノン、そして宇佐美教授のゼミ学生・ハナも含まれていた。

須賀と円は宇佐美教授の元を訪れ、ハナからマルチだとわかっていながら“満面破顔茶”を購入していたことを知らされる。教授は2年前に自分のゼミを出た学生が奨学金返済を苦に自殺したことから、お金に苦労している学生を救いたいと思っているのだという。ハナを更生させる機会がほしいと頭を下げる教授に、須賀は「我々も何も手にしないでは帰れません。では、助け合いで行きましょう」とウィンウィンの話しを取り付ける。

湯川たちの強制捜査の結果、マルチ商法集団「満面ファクトリー」は解散。ハナは須賀の手引きで強制捜査の時間に教授の元を訪ねてくる。ハナは「もう足を洗います」と反省。万町署は今後も宇佐美教授に最大限「同定調査」に協力してもらう約束を取り付けた。

湯川は強制捜査でハナを取り逃がしたのは、須賀が手を回したと確信。警務課に怒鳴り込んでくる。円は、宇佐美教授に同定調査に早く取り掛かってもらう為、須賀がハナを逃がしたと白状。湯川は被疑者を逃がすなど言語道断、自分は強引な捜査はするが、須賀が脅迫、違法捜査の常習犯と暴露する。須賀は「お二人は良く似ている。一さんには、湯川のような刑事になって欲しい。これからも一さんを宜しく」としれっと言ってのけた。

榊山官房長(福井晶一)も元を訪れた円は、万町署にいると思われる「脅迫者X」の捜査状況を聞かれるが、円はまだ進展はないと話す。官房長は円にとって良い話があると、20%の経費削減が達成できない場合、万町署は統廃合になると話す。「その場合万町署の人達は?」と尋ねる円に、「リストラされます」と官房長はずはり宣言。



■第5話 あらすじ
万町署で身代金5億円の人質事件が発生。人質となったのはハッキングによって抜き取られた万町署の機密データだ。タイムリミットは今夜0時—、現場となった万町署には捜査本部が設置され、捜査の指揮をとるため、警視庁から日下部管理官(浅利陽介)がやって来る。日下部は円と顔見知りのようだが、円は何やら警戒している様子。その姿を見た湯川班のメンバーは、2人の関係がきになる。すると、捜査に所轄の力を貸してほしいと、日下部が刑事課に直々にやって来る。万町署内にリストラのうわさが飛び交っていたこともあり、手柄を立てたいさゆりと中西は喜んで捜査に加わろうとするが、円はなぜかそれを阻止しようと必死に。日下部は、そんな円をあざ笑うかのように、湯川たちの前で円の隠された過去を明かす。そのうえ、日下部は万町署の予算を湯水のごとく使い始め、捜査が進展しないまま、いたずらに経費ばかり膨らむ状況に業を煮やした円は、本庁より先に犯人にたどり着くべく、湯川班とともに独自に捜査を進めることになるが…。

カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「トクメイ!警視庁特別会計係」は10月16日22時スタート。主題歌:SEVENTEEN 「今 -明日 世界が終わっても-」(HYBE JAPAN)/オープニング曲:LEEVELLES「地獄の沙汰も愛次第」/出演:橋本環奈 沢村一樹 松本まりか JP 前田拳太郎 結城モエ 福井晶一 米本学仁 前野えま 安藤嗣海 徳重聡 鶴見辰吾 佐藤二朗 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@tokumei_ktv」。公式Instagramアカウントは「@tokumei_ktv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「トクメイ!警視庁特別会計係」番組公式サイト

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