「力の強い女カン・ナムスン」急展開!イ・ユミ&オン・ソンウ&ピョン・ウソクの三角関係の行方は?第9-10話あらすじ見どころ
「イカゲーム」で注目を浴びたイ・ユミが主人公カン・ナムスン役を務めるドラマ「力の強い女カン・ナムスン」JTBC土日ドラマとして放送、Netflixでも独占配信中だ。今回は、第9話と第10話のネタバレあらすじと見どころ、感想などを紹介する。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「力の強い女カン・ナムスン」は「力の強い女ト・ボンスン」以降、約6年ぶりにさらにパワーアップした世界観で帰ってきた「力の強い」シリーズ第2弾。前作「ト・ボンスン」で新たなKヒロインの世界観を見出した脚本家ペク・ミギョンと韓国で大反響であったドラマ「酒飲みな都会の女たち」を生み出したキム・ジョンシク監督がタッグを組む。
【関連・各話のあらすじ】
■キャスト⇒キャストを写真付きで紹介
カン・ナムスン役:イ・ユミ
ファン・グンジュ役:キム・ジョンウン
キル・ジュンガン役:キム・へスク
カン・ヒシク役:オン・ソンウ(元Wanna One)
リュ・シオ役:ピョン・ウソク
ほか
■第9話あらすじ
リュ・シオ(ピョン・ウソク)の部屋に侵入し、大胆な方法でパソコンを盗み出すことに成功するナムスン(イ・ユミ)。しかし、パソコン内から麻薬に関する有力な情報は得られなかった。次の日、リュ・シオはパソコンが盗まれた経緯を警備員に聞くと、警備員はナムスンに似た犯人であったと供述する。それを聞いたリュ・シオはナムスンをグンジュ(キム・ジョンウン)の娘ではないかと疑い始める。ナムスンを殺害しようとしたファジャ(チェ・ヒジン)の元を尋ねたリュ・シオはファジャに対し、ツェツェグ(ナムスン)がグンジュの娘であるかを尋ねる。しかしファジャは、リュ・シオの疑いをそらすためツェツェグはグンジュの娘ではないとウソを教える。
ナムスンの弟ナンミン(ハン・サンジョ)は謎の女性から受け取ったダイエット薬をまたもや服用してしまう。服用するとすぐに麻薬の副作用とみられる幻覚や水を無限に欲するといった症状がではじめる。食欲も落ち、カフェにも顔を出さなくなったナムミン。様子がおかしいと気付くボンゴ(イ・スンジュン)はグンジュに相談するものの、ダイエットしているからだと気にも留めない。しかし数日後、ボンゴは洗面所で倒れているナンミンを発見する。
リュ・シオはナムスンを連れて再びヘリテージクラブへ向かう。VIP室に入ると待っていたのはグンジュとチェ・ジェイミーという偽名を使い同行するヒシク(オン・ソンウ)だった。ナムスンとグンジュ達は予想外の展開に一瞬戸惑いを見せるが、他人のふりをして挨拶を交わす。ヒシクは合間を縫ってVIP室を抜け出し本部長室に隠しカメラを設置することに成功する。一方、グンジュは再びリュ・シオに対しDOO-GOの裏権力者の正体について尋ねる。リュ・シオの幼少期と関係するロシアマフィア「パベル」の名前を出し、DOO-GOの利益が急成長しているのと関係があるのかと挑発する。グンジュが去った後、挑発され怒りをあらわにするリュ・シオはグンジュが殺したいぐらい目障りだとナムスンに告げる。
数日後、リュ・シオに呼ばれ社長室に向かうナムスン。ナムスンに対しリュ・シオは突然、グンジュを殺せるかと聞く。驚いた表情を見せるナムスンに対し不可解な笑みを浮かべ、グンジュはすでに殺したとナムスンに告げる。
■第10話あらすじ
グンジュを殺したというリュ・シオに対し、ナムスンは必死に感情を抑えながら娘であることを隠し通す。グンジュが交通事故に遭ったことを知り、病室を訪れるジュンガン(キム・ヘスク)。ジュンガンは全身包帯姿のグンジュを見てその場で泣き崩れる。しかしその時グンジュから電話がかかってくる。なんとグンジュはリュ・シオが殺しに来ることを見越してダミーを用意していたのだ。
リュ・シオはナムスンと親睦を深めるため食事に誘う。ナムスンは複雑な感情を抱きつつも表情には出さずリュ・シオと食事を共にする。食事を終えると家まで送るというリュ・シオ。ナムスンは家がばれてしまうのを避けるためヒシクの家まで送ってもらうことに。ヒシクの家に到着したナムスンはお酒を飲んだせいか、お菓子を食べながらソファーでうたた寝をしてしまう。仕事を終え家に帰ってきたヒシク。寝ているナムスンの口にお菓子が挟まっているのに気づき顔を近づける。その時ナムスンが目を覚ますと、驚いたあまり2人はキスをしてしまう。急にぎこちない雰囲気になるナムスンとヒシクであったが、その後夜食を食べるヒシクはナムスンに再びキスをする。
DOO-GOから海外発送が行われるという情報を入手したナムスン。会社を抜け出し麻薬が入っているとみられる段ボールと共に輸送トラックへ忍び込む。ナムスンが身に付けている小型カメラ付き時計の情報を基にヒシクもトラックの後を追う。トラックが出発後ナムスンは段ボールの中を見ると、中にはごく一般的な黒のダウンコートが。トラックの運転手を女装したヒシクが足止めする間にナムスンはダウンコートを持ち出すことに成功。後日、調べてみるとダウンコートの中の羽毛から麻薬成分がついに発見される。
せわしなく業務をこなすグンジュのもとにヒシクからの電話が鳴る。ヒシクは、ボンゴから以前頼まれていた、ナムスンが服用していたダイエット薬から麻薬成分が検出されたと告げる。それを聞いたグンジュは真実を受け入れられず狼狽える。
一方、ナムスンは会社に戻ると社員からリュ・シオがナムスンを何度も探していたと聞き、社長室を訪れる。リュ・シオはナムスンになぜ電話に出てくれなかったのかと尋ねると共に突然、付き合わないかと告白をする。
■見どころ、感想、視聴率
麻薬のありかがついに判明すると共にナムスン&ヒシク、そして予想外のナムスン&リュ・シオのラブラインが急展開を迎えた第9話、第10話であった。
第9話では、グンジュの調査によりリュ・シオの過去が少しずつ明らかになってきたのが見どころだ。リュ・シオはどうやら幼少期のトラウマが現在の麻薬密売と深いかかわりがあるようだ。そのことに気付いたグンジュはリュ・シオのトラウマを逆手に取り、わざと挑発し自分を殺害するよう仕向ける。第9話ラストでリュ・シオがナムスンにグンジュの死を告げる場面は韓国SNSでも驚きのコメントで溢れかえった。また韓国では、スーツ姿で時にはサイコパスのような一面を見せるリュ・シオに対し、悪役なのにカッコイイ、魅力的だとリュ・シオ役を演じるピョン・ウソクの魅力にハマる視聴者が急増している。
第10話では、グンジュが実は生きていたということが明らかになる。グンジュはこうなることを見越してダミーまで準備をしていたとは視聴者の予想をはるかに上回る展開だった。また、ナムスン&ヒシクのラブラインが一気に加速するのも見どころだ。不意の事故で初キスとなったナムスンとヒシク。その後夜食を食べるヒシクに対し1口おねだりするナムスンであったが、そんなナムスンに食べていたラーメンをあげるかと思いきやヒシクがナムスンにキスをするという急展開を見せた。しかし第10話では、ラブラインが動いたのはナムスン&ヒシクだけではない。リュ・シオが突然ナムスンに告白する場面で第10話は締めくくられた。これもまた予想外すぎる展開で視聴者たちもかなり驚いたのではないか?
リュ・シオは果たして本当にナムスンに対し恋心を抱いたのか、それともなにかまた企んでいるのか?
そして、謎の女性から受け取ったダイエット薬がやはり麻薬であることが明らかにもなった。ナンミンが麻薬の脅威から抜け出すためには解毒剤が唯一の方法だ。すでに麻薬の脅威に侵されているチーム長も一刻も早く解毒剤が必要となってくるだろう。ナムスンたちは、リュ・シオが解毒剤を使用していることを勘づいたため、次回話では解毒剤のありかを突き止める展開が予想される。ナンミン、チーム長を救うために果たして解毒剤を見つけることはできるのか?
Netflixシリーズ「力の強い女カン・ナムスン」は10月7日から JTBC土日ドラマ(22:30)としてスタート。日本では放送後Netflixを通じて独占配信中だ。
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