Huluプレミア「ずっとあなたを待っていました」第9-10話あらすじ:ジヌ(レン)の死とチンジンメディカルがつながった!

2023年11月11日18時12分ドラマ
© 2023 KT StudioGenie.,Co.Ltd / Huluプレミア
「ずっとあなたを待っていました」独占配信中

後半はこれまでの伏線回収しながら怒涛の展開でジヌ(レン)殺害事件の真相に近づいていく!Huluプレミアで独占配信中のナ・イヌ主演の韓国ドラマ「ずっとあなたを待っていました」第9話と第10話のあらすじと見どころを紹介しよう。(ネタバレ)



「ずっとあなたを待っていました」は、連続殺人犯として逮捕された弟の容疑を晴らすために真犯人を捜す熱血刑事が、家族の秘密と欲望に直面しながら真実を追い求めるミステリーサスペンスだ。【「ずっとあなたを待っていました」を2倍楽しむ】では各話のネタバレあらすじや見どころ、キャスト・人物紹介などまとめている。

■キャストキャスト・登場人物紹介(画像付)
オ・ジンソン役:ナ・イヌ
コ・ヨンジュ役:キム・ジウン
チャ・ヨンウン役:クォン・ユル
ユ・ジョンスク役:ぺ・ジョンオク
パク・ギヨン役:イ・ギュハン
ぺ・ミンギュ役:チョン・サンフン
ホン・ヨンヒ役:チャン・ヘジン
オ・ジヌ役:チェ・ミンギ(歌手レン)
ピ・ジャンミ役:キム・ヒジョン
チュ・ヨンチュン役:キム・ヒョンムク
 ほか

■第9話
捜査チームはパク・ギヨン(イ・ギュハン)を逃がしてしまう。そんな中、ギヨンらしき焼死体が発見される。死体は損傷がひどかったが、ギヨンのパスポートや携帯電話見つかり、歯科所見と一致。さらにはギヨンからと思われる映像メッセージがヨンウンに届いたことで被疑者ギヨン死亡と断定。

一方ユ・ジョンスク院長(ぺ・ジョンオク)は画家マリー(アン・シハ)に呼び出される。マリーは「あの時の処理費用は使うことがありませんでした」と封筒を差し出し「会長のご子息はお元気ですから」と告げる。そして今頃姿を見せるのは韓国で展覧会を開くためと、ジヌ(チェ・ミンギ/レン)に実の家族に会わせるためと伝える。

コ・ヨンジュ(キム・ジウン)は病院を抜け出し仕事に復帰、ギヨンの死亡を伏せてぺ・ミンギュ(チョン・サンフン)の取り調べをする。ミンギュは全てギヨンに操られたと供述。ところがヨンジュから妻殺害の映像を見せられると態度を一変して妻殺害を認めるが、残りの犯行については否認する。その結果、ミンギュには妻殺害、連続殺人の共謀、拉致監禁、公務執行妨害、検事相手のセクハラの罪状が科され、ギヨンは死亡のまま一連の捜査は終結した。

ヨンウンはギヨンの自殺への疑問視し、検事長も内密に捜査を続けることを認める。ジンソンも弟ジヌの死の真相を最後まで明かすと、ウジンへ向かう。

その頃ウジンではヨンヒ(チャン・ヘジン)がジャンミ(キム・ヒジョン)とチュ医師(キム・ヒョンムク)とジヌを偲んで誕生会を開く。そこにジンソンたちが帰って来てヨンヒはジヌの出生の秘密を打ち明ける。実はジヌはヨンヒの息子でなく、ソウルにいたときに知り合った女性の子供だった。当時ジンソンを妊娠中のヨンヒは苦学生の彼女に親切にしてやった。

その後、実家にジンソンを預けてウジンで食堂を切り盛りするヨンヒの元に赤ん坊のジヌを連れて女性が訪ねてきた。しばらく食堂を手伝って一緒に暮らしたがジヌを置いて姿を消した。海岸にヨンヒが贈った靴が揃えてあったことで自殺と考えたヨンヒは残されたジヌを我が子として育てたのだった。

ところがジヌが高校生の時に死んだと思われたジヌの生母が迎えに来た。ジヌはヨンヒとジンソンとの暮らしが幸せだと生母の迎えを断ったという。すべてを聞いた後、ジヌが大事にしていたという生母からの手紙とある彫刻の写真を受けとる。

チャ家での朝食。ヨンウンは両親にヨンジュを結婚するつもりと報告し、驚く両親にずいぶん前から心に決めていたと伝える。そしてギヨンについて言及し、これからは周りの人を守りたいと話し、ヨンジュにプロポーズするためにウジンへ向かう。

ウジンに着いたヨンウンはいきなりヨンジュにプロポーズ。ヨンジュはヨンウンを好きだし、結婚も考えたことがあると言うも、今ではない。ジヌの事件が片付いてから話し合おうと伝える。するとヨンウンは昨年、アメリカ研修の前に心臓移植手術を受けたことを打ち明けた。

その頃ジンソンはジヌが持っていた写真が実父の家に同じものがあり、高校生のときに実父の家を訪ねたことがあるとヨンヒに打ち明けていた。生母の名前はキム・ミロで美大に通っていた。ジンソンはヨンヒからチュ医師(キム・ヒョンムク)が書き留めていたというジヌの日記を見せられる。だがそれは日記というよりジヌの観察記録だった。ジンソンに問い詰められたチュ医師はチンジンメディカルのチョンチーム長から頼まれたと白状する。

■見どころ、感想
今回、ジヌとジンソンが実の兄弟ではなかったという衝撃の事実が明かされた。終盤でジンソンの母ヨンヒが語るジヌの出生の秘密と、冒頭で女性がジョンスク院長にお金を返す展開からジヌがマリーとチャ会長の息子だという線が濃厚だ。となるとジヌとヨンウンは異母兄弟…?そしてジヌの観察記録をつけたのがジョンスクの秘書のチョンチーム長。ジヌの脳死、ヨンウンの心臓移植。ジヌの死の裏に恐ろしい事実があるようだ。ウジンに行くというヨンウンに、ジョンスクがつぶやく「本能がウジンにむいている」という言葉や、ギヨンがヨンジュを拉致したときの言葉もジヌの脳死とヨンウンの心臓移植を結びつけるようで恐ろしい。ともかく、『境界と亀裂』パンフレット、ジヌが大切にした彫刻の写真…のちに何かの手掛かりになるかもしれない。記憶にとどめておこう。

またウジンに帰るとき、ジンソンはヨンジュの心にヨンウンがいることに気づき、ヨンジュもまた母に恋愛や結婚について聞いている。ヨンウンからのプロポーズも可能性ありの保留にしている。ジヌの死にヨンウンの心臓が関係していると知ったとき、ヨンジュはどうするのか?

生前のジヌが殺人の疑いをかけられたときに、何かを燃やしていたが、それは生母からの手紙だったことも分かった。ジヌの生母キム・ミロ=マリーを演じたのはミュージカル舞台で活躍するアン・シハ。ドラマでは「花が咲けば、月を想い」でビョン・ウソクの母キョンビン・イ氏を演じた女優だ。



■第10話
ジンソンはチョン・ウノチーム長(キム・チョルギ)に会って、チュ医師にジヌを監視させた理由を問う。チーム長はチンジンで行っている臨床研究の1つと答え、ジヌの事件当日はウジンではなくマンパ港で釣りをしたという。ウジンまで車で20分という場所だ。釣りの帰りにムルフェを食べようとチュ医師に注文してもらったが、悪天候のために断念したという。

※ムルフェ:ムル=水、フェ=刺身のことで、刺身に氷水とコチュジャン(唐辛子味噌)、キュウリ、梨などを加え、ニンニク、青ネギなどの薬味を入れた料理のこと。

紳士的なチョン・ウノの態度に何か引っかかるジンソン。だが彼についてはチンジンメディカル以外に特殊部隊にいたという経歴しかなく前科もない。ジヌとの接点がない。ところがチュ医師が過去に医療事故を起こし、その際にフォローしたのがチンジンメディカルで、数年後、チュ医師は突然、束草(ソクチョ)でジヌが入団していた第10軍団で軍医として働き始めた後、ウジンで開業と判明した。

さらにはギヨンの顧問弁護士が現れさらなる事実が判明する。ギヨンが死を予感したように突然相続人になってほしいと頼んできたというのだ。2人の母親は懇意で、揃ってチンジンのモデルだった。

ジンソンはジヌの死にチョン・ウノとチンジンメディカルが関与しているとヨンジュに話す。そしてヨンジュの話からヨンウンが心臓移植を受けたと聞く。

その後の調査でチョン・ウノが特殊部隊のあらゆるテストで全て満点を取った唯一の人物だったが、海外の秘密訓練でケガを負って死にかけたところをチンジンメディカルで助けられたということが分かった。さらにはチョン・ウノが「殺人兵器」や「アンドリュー(勇敢な男)」と呼ばれていたことも判明。アンドリューはジヌ殺害現場で見つかったカフスボタンの顧客名簿にあった名前で、名簿の電話番号からチョン・ウノだと分かった。

ジンソンはジヌが脳死状態になったのもチンジンメディカルに運ばれたのも、ヨンウンに心臓を移植するためにチョン・ウノが手を下したとの疑惑を持つ。

そんな中ジヌ宛にマリーから展示会の招待状が届く。パンフレットを見たヨンヒはそこに写る彫刻が、ジヌが大事に持っていた写真と同じだと気づきジンソンに連絡する。マリーの連絡先を聞き出すためにヒジュ()にパンフレットを見せると、パンフの彫刻をヨンウンの家で見たという。建築した業者からはチャ会長(チェ・グァンイル)が美大生キム・ミロから勧められた作品で、彼女自身の作品だったという噂があったことも分かった。

ジンソンはさっそくジャン・クロード・マリーに会いに滞在先のホテルへ。単刀直入にジヌがマリーの息子かと聞く。マリーは否定し、ヨンヒもチンジンのチャ会長も知らないと答えるが、ジヌが殺されたと伝えると動揺し、「死の真相を明かす」というと、答えの代わりに「善人は信念を失い、悪人はいつも情熱的だ」という詩を詠む。そしてジンソンが信念を失っておらず「ジヌはいい兄を盛って幸せでしたね」と答える。ジンソンはジヌの料理日記を置いて部屋を辞する。

実はジンソンは部屋に入る前にチョン・ウノチーム長とすれ違っているが、彼はジョンスク院長の命令でマリーと会って「後援金200万ドルでジヌの件は口外しない」という契約を結んでいたのだった。

ジンソンはヨンウンを呼び出し、カフスボタンがチョン・ウノのもので、この数年間チュ医師を使ってジヌの監視をさせていたこと、ジヌがヨンウンの異母弟かもしれないと話す。
ずっとヨンウンとジヌが異母兄弟!ショックを受けながらもヨンウンはマリーに会い、ジヌの母と確信する。そして父チャ会長から、かつて建設会社でインターンとして働く女性と恋に落ち、子供ができたことを喜んだと聞く。当時、2人の会話をジュンスクが聞いていたことをチャ会長は知らなかった。ヨンウンはその子が死んだとだけ伝え、ジヌのことを思いだし涙する。

ヨンウンから全て事実だったと聞いたジンソンは頭の中の疑惑を強くし、ヨンジュにすべてを打ち明ける。だがヨンウンの心臓移植に関する記録は一切なく、ジヌが心臓を提供したとされる人物も移植手術を受けていなかった。

ヨンウンも独自に自分に心臓を提供してくれた人物を捜し出すために担当医に会うが、答えを貰えず立ち去る。

■見どころ、感想
建設業者がキム・ミロの名前を「愛の迷路(ミロ)」から思い出すが、これは日本でも活動していた韓国の歌手、桂銀淑(ケ・ウンスク)が歌い日本でもヒットした楽曲。

ジンソンが置いていったジヌの料理日記を見たマリーが高校時代のジヌを迎えに行った時のことを回想する。『画家様‥・』という書き出しの手紙と共にジヌの優しさとヨンヒやジンソンへの深い家族愛を垣間見ることができる。

やはりジヌはヨンウンに心臓を提供するために殺害されたのだ。改めてジヌが襲われるとき、刃物を使わなかったのは臓器を傷つけないためで、重傷を負わせた後、首を絞めながら時計を見たのも脳死状態にするためだったのか?と合点。殺人のノウハウを熟知している殺人兵器ならでの恐ろしい手口だ。そしてヨンウンの苦悩する姿に胸が痛む。

後半に入り、これまでの伏線がどんどん回収されていき、Huluでの一挙配信がありがたい。


原題:오랫동안 당신을 기다렸습니다

キャストコメント&30秒予告

韓国で話題をさらったミステリーサスペンスドラマ「ずっとあなたを待っていました」は11月3日(金・祝)に第1話~第7話を、11月10日(金)に第8話~第16話を独占配信された。

kandoratop【作品詳細】【「ずっとあなたを待っていました」を2倍楽しむ】