「どうする家康」松本潤×中村七之助の対峙シーンに視聴者がしびれた!第43話ネタバレと第44話予告

2023年11月13日09時02分ドラマ
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NHK大河ドラマ「どうする家康」(総合20時~、BSP、BS4K18時~)11月12日(日)に放送された第43話「関ヶ原の戦い」勝敗を分けた家康(松本潤)と三成(中村七之助)の緊迫シーンに視聴者から絶賛の嵐。11月19日(日)放送の第44話「徳川幕府誕生」成長した秀頼役で作間龍斗が登場する!NHK公式サイトでは予告動画が公開中だ。



11月12日放送の第43話では、天下分け目の大戦、関ケ原の戦いが描かれ、白熱の戦闘シーンに加え、ラストは家康と三成が1対1で思いをぶつけ合う姿が話題となった。“かつて同じ夢を抱いていたのに、なぜ未曾有の戦を始めたのか”と憤る家康に対し、「うぬぼれるな!この悲惨な戦を引き起こしたのは、私であり、あなただ。」と糾弾する三成もまた、乱世を生きる武将。松本潤と中村七之助の白熱した演技に「家康と三成のシーンに痺れた・・・。」「毅然と対峙する七之助さんの三成が良かった!」と視聴者から絶賛の声が寄せられた。

そして11月19日放送の第44話では、関ケ原の戦いで勝利した家康が、征夷大将軍になり、ついに江戸幕府が誕生する。念願の戦のない世の中を作るため、新たな国造りに邁進する家康。一方で、大坂の茶々は大野治長(玉山鉄二)と共に反撃の機会を伺う・・・という展開。そして、成長した秀頼役でHiHi Jetsの作間龍斗が登場し、さらに江役のマイコ、千姫役の原菜乃華も出演する。「関ケ原は、まだ終わっておらぬ」と語る家康だが、物語はいよいよ最終決戦「大坂の陣」へ向かうこととなる。

■語り尽くせない関ケ原合戦
1話まるごと関ケ原の戦いが描かれた第43話。家康と三成の対峙シーン以外にもたくさんの見どころがあった。まずは開戦直前の陣営図の説明が入ると、ネットでは「この布陣だと圧倒的西軍有利」「いくら何でも家康無理でしょ」「すごい!今回こそは西軍勝てるのでは!?」など視聴者が盛り上がりを見せた。

また、先陣を切ると息巻く井伊直政のシーンでは、直政の一人称が「私」から家康と出会ったころの「おいら」に戻ったことで、家康と今生の別れを表現。「オイラを家臣にしてよかったでしょ」と笑顔を見せる直政に「“オイラ”は反則!」「出会った頃の二人が蘇って泣きそう」と短いシーンながら視聴者の涙腺を刺激。

そして、関ケ原の戦において、最後に家康に寝返ったことで裏切り者のレッテルを貼られた小早川秀秋だが、ドラマの中では冷静に戦況を見つめる若き武士として印象を残し、大坂では茶々V.S阿茶が女同志の火花を散らした。敵陣に乗り込んできた阿茶に対し怒りをあらわにして「不愉快なおなごよ」と激怒する茶々。「帰り道には気を付けよ」と追い帰された阿茶が「はぁ~。あ~おっかないおなごだわ。」と漏らし、いかに緊迫していたかを物語った。さて、次週はいよいよ江戸幕府が誕生し、物語もクライマックス「大坂の陣」へ向かう。

■前回(第43話)ネタバレあらすじ
徳川本軍三万の兵を預かった秀忠(森崎ウィン)だったが、真田の罠にはまり、到着が遅れた。西軍に圧倒的数で劣る家康は、内応を約束する吉川広家(井上賢嗣)を通じて、小早川秀秋(嘉島陸)、毛利輝元(吹越満)にも調略を進め、小早川が家康と通じているという噂を流す。一方、大垣城に陣を構える三成は、家康を関ケ原におびき出し、背後から攻め入る計画を立てていた。だが三成の策を見切った上で、家康は関ケ原へ向け出陣。罠にかかったと思った三成も動き出し、両陣営合わせ15万人の兵が関ケ原で対峙した。

家康は桃配山に陣を敷き、本多忠勝(山田裕貴)が守備を務める。先陣の平野には井伊直政(板垣李光人)。さらには福島正則(深水元基)、藤堂高虎(網川凛)、黒田長政(阿部進之介)ら猛者たちが布陣を構える。対して北に位置する笹尾山には石田三成、その脇に島津義弘、天満山には小西行長(池内万作)、宇喜多秀家(柳俊太郎)と続き、中山道脇に大谷吉継(忍成修吾)、その南にある松尾山に小早川秀秋が陣を敷いた。そして家康の背後、南宮山には吉川広家、その後ろに毛利秀元、長束正家、長宗我部盛親が控え、三成は徳川勢をぐるりと囲うことに成功。

しかし家康は、劣勢であることに不思議と悪い気分はしなかった。むしろ、今まで亡くなった者たち、今は遠くにいる者たちの心が関ケ原に集っていると感じていた。そして9月15日、午前。先陣を命じられた直政が突撃を開始、ついに決戦の火蓋が切って落とされた。戦況は地の利を生かした三成勢が優勢だったが、戦いが始まっても小早川陣営は動かず、山の上から戦の成り行きを冷静に見つめていた。そして密かに家康に寝返っていた吉川も動かなかったため、後ろに控える長宗我部も攻め込むことは出来なかった。

その頃、大坂城では寧々(和久井映見)の使いとして阿茶(松本若菜)が茶々(北川景子)と面会。阿茶は、徳川の調略が成功しているから、秀頼を出陣させない方がよいと進言する。側室の出過ぎた発言に怒った茶々はすぐに阿茶をその場から退出させた。一方、関ケ原では、小早川も吉川も陣から動かないことを確認した家康は、陣を前進させて一気に勝負をかけ、2万の主力を三成の目と鼻の先に押し出した。これに呼応し三成も総がかりで攻撃。しかし総大将が戦場の中心に出て来たことで、徳川勢の士気は上がり形勢逆転となった。

この間、ずっと戦況を伺っていた小早川が、家康が優勢と判断して大谷刑部の陣営に攻め込んだ。こうして勢いに乗った家康は関ケ原の戦いに勝利。島津勢が徳川陣営に攻め込んだが、直政がそれを迎え撃ち、三成勢を完全に退陣させた。それから数日後、家康は近江大津城にて三成と対面する。三成は戦いを求める心は確かにあったと本音を吐露。かくして、三成は京都六条河原にて斬首。かつて星を見上げ、「戦なき世を作ろう」と志を同じにした家康と三成は悲しい結末を迎えた。

■第44話「徳川幕府誕生」あらすじ
家康は大坂城で戦勝報告を行うが、茶々から秀頼と孫娘・千姫の婚姻を約束させられ不満が募る。その後、征夷大将軍となり、江戸幕府を開いた家康は、ウィリアム・アダムス(村雨辰剛)らと国造りに励む。だが、秀忠の頼りなさや、忠勝の隠居宣言などに頭を悩ませる。一方、大坂城では大野治長(玉山鉄二)が茶々の下に戻り、反撃の機会を虎視眈々と狙っていた。

NHK大河ドラマ「どうする家康」第44話は11月19日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:古沢良太、出演:松本潤、北川景子、山田裕貴、中村七之助、杉野遥亮、板垣李光人、松本若菜、松山ケンイチ、和久井映見ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_ieyasu」。第44話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「どうする家康」番組公式サイト
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