「恋人」 第18・19話 ナムグン・ミンの記憶が!?悲劇的な朝鮮の歴史を美しく描き視聴者から賞賛の声!ネタバレあらすじ・みどころ

2023年11月13日13時00分ドラマ
©MBC「恋人」公式HPより

ナムグン・ミン、アン・ウンジン主演のMBC新金土ドラマ「恋人」パート2が10月13日からついに放送開始!最終回を目前に控え、11月10・11日に放送された第18・19話(全21話)のネタバレあらすじと見どころを紹介したい。YouTubeにて関連動画が公開中だ。



韓国「恋人」は、丙子の乱の兵火の最中に繰り広げられる恋人たちの物語と、苦しみの中で希望を見出す人々の物語を描く本格ヒューマン時代劇。
【「恋人」を2倍のたしむ】では、ドラマの時代背景や実在人物、ネタバレあらすじと見どころ、豆知識など紹介していく。

■キャストメインキャスト5人のキャラクター・登場人物徹底紹介
イ・ジャンヒョン役:ナムグン・ミン
ユ・ギルチェ役:アン・ウンジン
ナム・ヨンジュン役:イ・ハクジュ
キョン・ウネ役:イ・ダイン
リャンウム役:キム・ユヌ
カクファ役:イ・チョンア
ほか

■第18話あらすじ
ギルチェの離婚の事実を知ったジャンヒョンはギルチェを優しく抱き寄せ、キスをする。そして一晩を共に過ごした二人、この上ないような幸せな表情を浮かべるジャンヒョンだったが、捕虜達を朝鮮へ送還するため再び瀋陽に戻らなければならなかった。ギルチェはジャンヒョンにかつて鍛冶屋で作った指輪を渡して、見送る。しかしその後、ソヒョン世子が連れて来ようとする捕虜を仁祖が兵士だと疑っているため、ソヒョン世子は何もできなくなってしまい、結局ジャンヒョンは一人で向かうことになる。

ジャンヒョンは、朝鮮に行く前にカクファと約束をしていた。それは「朝鮮から戻ってきたらカクファの元にいる、その代わり捕虜達が川を渡れるように保証してほしい」ということだった。カクファは約束を守り、捕虜達は深夜に何とか川を渡って無事朝鮮に到着する。喜び合っていたのも束の間、今度は仁祖が送った人々が立ちはだかり、多くの犠牲者が出てしまう。ジャンヒョンは謀反者として内需司へ連れて行かれ、生き残った他の捕虜達は再び川を渡って瀋陽へと戻るしかなかった。カクファはジャンヒョンの姿がないため裏切ったと勘違いしたものの、グチャムの話を聞き、また疲労困憊で絶望的な表情を浮かべる捕虜達を見て、ひとまず信じることにする。

内需司へ連れて行かれたジャンヒョンは、他の捕虜達を助けるために自身が逆謨の首謀者ク・ヤンチョン(チェ・ムソン)のふりをしたため激しい拷問に遭う。また何とか生き残ったリャンウムがソヒョン世子のもとへと走り経緯を伝えると、ソヒョン世子はすぐさま仁祖に会うため王宮へと向かう。そして涙ながらに訴えるも、仁祖には伝わらなかった。

そんなことは露知らず、幸せな気分でジャンヒョンの帰りを待っていたギルチェ。すると後宮ソヨン趙氏(ソ・ユジン)側から何度か接触がある。そこでソヒョン世子に従う人々の立場が危うくなっているという話を聞き、驚いたギルチェはすぐさま宮へ向かう。また内需司で多くの人が拷問され殺されているという噂を聞いていたギルチェは、帰りに一人でこっそり内需司へ向かった。そこには多くの死体が次々と運ばれ山のように積まれており、そこで頭から血を流したジャンヒョンを発見し衝撃を受ける。その時見張りの内官がやって来たため、ギルチェはとっさに自分の服にも血をつけて死体のふりをした後、隙を見て見張りの頭を石で殴る。するとジャンヒョンは僅かに指を動かし、何とか生きていることに気づいたギルチェはジャンヒョンを救おうとし…。

■見どころ
視聴率は10.8%を記録し、同時間帯全チャンネル及び金土ドラマ全体1位をキープ。また瞬間最高視聴率は13%を記録した。今回は冒頭にジャンヒョンとギルチェが結ばれる美しいシーンが描かれたが、本話のMVPはソヒョン世子役を演じた世子を演じたキム・ムジュンといっても過言ではない!彼の演技力に対しての称賛の声が多数寄せられた。顔色がどんどん悪くなり、目が虚ろになりながらも父の元へと向かう姿、この時の怒りなど様々な感情が混じった表情など、素晴らしい。また泣きながら仁祖に必死に訴えるシーンも絶対に見逃せない。ナムグン・ミン、アン・ウンジンらの素晴らしい演技ばかり注目を集めるが、こうして見ると一人一人が皆素晴らしい演技力を発揮しており、出演者全員に拍手を送りたい。

毎回素晴らしいエンディングシーンを描く本作品は、最近は「エンディングマッチブ(엔딩 맛집)」(マッチブとは「おいしい店」という意味だが、最近はこのように優れたものに対して使うことも多い)、と呼ばれており今週もそれに見合う展開を見せてくれた。

恋人19©MBC「恋人」公式HPより■第19話あらすじ
ギルチェはジャンヒョンを担いで必死で連れ出し、周囲の助けもあり何とか宮から脱出する。しかし失踪したジャンヒョンをク・ヤンチョン(チェ・ムソン)だと思っている内官らが行方を捜し始める。そこでリャンウムが、ジャンヒョンをキーセン出身のヨンラン(キム・ソアン)のもとへ避難させる。そしてリャンウムはギルチェの元へ行き、ジャンヒョンが最期に会いたい人を考えてみたと言いながら、会いに行って欲しい旨を伝える。ギルチェが訪れると、何とか一命をとりとめ、意識を取り戻したジャンヒョン。しかし、記憶喪失となっておりギルチェのことも分からない状態だった。ギルチェはそれでも前向きにジャンヒョンと向き合い、記憶が戻るのを待つ。

死期が迫っているソヒョン世子は、ジャンヒョンに手紙を残す。書き終えたところで世子はまた横になりそのまま息を引き取ってしまう。その後、世子嬪も濡れ衣を着せられ、必死に潔白を訴えるももはや仁祖は聞く耳を持たなかった。結局毒薬を飲んで苦しみながら死んでしまう。

記憶が戻らないジャンヒョンをギルチェは一生懸命世話するが、執拗な接触に明からさまに不快感を現し、距離を置こうとするジャンヒョン。しかしその後、ギルチェから受け取った指輪を落として転がっていく光景を見ながら過去の記憶がフラッシュバックし、頭を抱えるジャンヒョン。そこで記憶が戻ったジャンヒョンは、「遅くなってごめん」と言いながらギルチェを抱きしめる。

一方、カクファは戻ってこないジャンヒョンにしびれを切らし、ついに自分が直接連れ戻そうと朝鮮と向かうのであった…。

■見どころ
視聴率は11.6%を記録。18話に続き、今話はソヒョン世子(キム・ムジュン)、世子嬪(チョン・ヘウォン)が悲しい結末を迎え、視聴者の涙を誘った。世子が死ぬ直前に「世子嬪のタラクチュク(牛乳粥)は食べなきゃ」と微笑んだシーン、また世子嬪が死ぬ間際、世子と泣きながら抱き合うシーンは涙なしには見ることができない。2人の演技が特に光る回であり、「ソヒョン世子と世子嬪が今日の主人公」「キム・ムジュン、チョン・ヘウォンの二人はこれまであまり知らなかったが、素晴らしい演技だった。今後も活躍してほしい」という応援の声が数多く送られた。また「歴史として知ってはいたが、このようにドラマで見ると、本当に腹が立つし悲しい」などと改めて過去の悲しい歴史について考える機会が視聴者に与えられたようだ。

仁祖がなぜこれほどまでにソヒョンセジャを疑ったのか?ソヒョン世子については清の人質時代が2王子の命運を分けた!で詳しく解説している。

悲しいシーンが続いたが、ほっこりする、思わず笑えるシーンも合間に散りばめられている。記憶喪失のジャンヒョンの姿は、これまでとは違った一面を垣間見ることができ、視聴者はかわいいと連発。かわいいジャンヒョンが見たいなら19話は必見!

ついに最終回を迎える次週!ジャンヒョンを連れ戻しに来るカクファ、記憶を取り戻したジャンヒョンはどう動くのだろうか!?どうか、幸せな結末であってほしいと祈るばかり…絶対に見逃せない!

【「恋人」を2倍楽しむ】で紹介する。ここではパート1(1話~10話)のネタバレあらすじと見どころ、時代背景や実在の人物などについても詳しく紹介している。

MBC金土ドラマ「恋人」は毎週金土21:40 - 23:10に放送される。

MBC「연인」番組HP(韓国)

YouTube「MBCdrama」

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