「トクメイ!警視庁特別会計係」第5話で浅利陽介が憎みきれない憎まれ役を好演!ネタバレと第6話予告
11月13日(月)22時より「トクメイ!警視庁特別会計係」(カンテレ・フジテレビ系)第5話が放送され、管理官役の浅利陽介が“サイバー犯罪課”を引き連れて登場し話題に!11月20日に放送される第6話で悪運の刑事・橋本環奈と最凶の刑事・松本まりが人質に!予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「トクメイ! 警視庁特別会計係」は経費から事件解決の糸口を見つける、警察の“お金”にスポットを当てた新しい警察エンターテインメント。
11月13日に放送された第5話では、万町署の機密データに5億円の身代金を要求される事件が発生。捜査の指揮をとるため警視庁からやってきたのは、浅利陽介演じるキャリア組の日下部管理官。
日下部と円になにやら因縁がある様子をみてとった湯川班のメンバーは「元カレか?」とはやし立てるが、実は円が本庁にいた頃、日下部の不正行為を告発しようとしたが先手を打たれて閑職に追いやられた過去があった。さらに、日下部には、湯水のごとく所轄の捜査費予算を消費し、なにかあったら責任を所轄に負わせる“所轄殺し”の異名があることがわかる。
穏やかな口調の温和なインテリメガネかと思いきや、次第にいけすかない実態が露わになっていき、最後は円と刑事たちを恫喝。「相棒」(テレビ朝日系)シリーズの“元・特命係第三の男”青木年男とは一味違った悪クセつよめの刑事役が視聴者に大ウケ。浅利お得意の憎みきれない憎まれ役を今回も活き活きと演じていた。
11月20日に放送される第6話では、万町署に潜むという、脅迫者Xを突き止めるため円に協力することにしたさゆり(松本まりか)が、コーヒーが美味しいという喫茶店で円とともに人質になってしまう。喫茶店で強盗を働いていたのは、高額収入アルバイトの広告を見て集まった未成年の素人たちで…。
■第4話 ネタバレあらすじ
榊山官房長(福井晶一)も元を訪れた円(橋本環奈)は、20%の経費削減が達成できない場合、万町署が統廃合になると聞かされる。「その場合万町署の人達は?」と尋ねる円に、「リストラされます」と官房長はずはり宣言。
円が署員たちの行く末を案じていると、身代金5億円の人質事件が発生。人質となったのはハッキングによって抜き取られた万町署の機密データ。タイムリミットは今夜0時。
現場となった万町署には捜査本部が設置され、捜査の指揮をとるため、警視庁から日下部管理官(浅利陽介)がサイバー犯罪対策課を引き連れてやって来る。日下部は円と顔見知りのようだが、円は何やら警戒している様子。その姿を見た湯川(沢村一樹)たち刑事課のメンバーは、2人の関係が気になる。
すると、捜査に所轄の力を貸してほしいと、日下部が刑事課に直々にやって来る。万町署内にリストラのうわさが飛び交っていたこともあり、手柄を立てたいさゆり(松本まりか)と中西(徳重聡)は喜んで捜査に加わろうとするが、円は「(刑事課のメンバーは)能力に問題があり役に立ちません」と、なぜかそれを阻止しようと必死になる。
日下部は、そんな円をあざ笑うかのように、湯川たちの前で円が警視庁で騒動を起こしたため閑職に追いやられ「籠の中の鳥」だった過去を明かす。そのうえ、捜査本部の運営費用がすべて所轄に計上されるのをいいことに、日下部は万町署の予算を湯水のごとく使い始める。
捜査が進展しないまま、いたずらに予算を使い続ける日下部。須賀(佐藤二朗)の調べで日下部が“所轄殺し”と呼ばれていることが判明。日下部は事件解決の成果が上がらないとすべて所轄のせいにして自分の経歴にはキズをつけない卑怯な男だったのだ。さらに、日下部の不正資金流用を探っていた円が、先手を打たれて閑職に追いやられたことも明らかになる。
官房長に早期解決を迫られた日下部は、犯人特定のために召集したサイバー犯罪対策課を撤退させ、追加で予算5億円を国費で用意するよう円に指示。さらに、万町署の統廃合は確定しているとあざけった。
サイバー犯罪対策課と行動を共にしていた中西は、サイバーチームの綿貫(ボブ鈴木)から託された開発中の捜査AI「Chat PIPO(チャットピーポー)」を使ってハッカーの塚原薫(詩羽)を犯人と特定し、塚原を確保。
ところが、身代金要求の3日前にすでにダークウェブで機密データの一部が公表されていたことが発覚する。
そうこうするうちに身代金の期限である0時に…。しかし、身代金を支払ったにも関わらず、データは流出。官房長に責任を言及された日下部が焦っていると、湯川班が犯人を捕まえたと告げにきた。円がいつものように、経費請求の領収書から、生活安全課刑事・鈴木(櫻井圭佑)が犯人だと特定したのだ。鈴木は酔っぱらって道路でうたたねした時に機密データの入ったUSBををバックごと塚原に盗まれたため、身代金要求事件をでっち上げたのだ。鈴木の目的は身代金ではなくデータ流出をごまかすためだったことから、期限後にデータは公表されてしまった。
日下部は所轄の万町警察署が、開発中の捜査AIを勝手に利用したと断罪。しかし、隠しカメラで日下部が綿貫に現金を手渡す映像がとらえられていたため、官房長の目の前で日下部の悪事が暴かれることに。日下部は円に代わって小笠原への出向が決まった。
円が官房長に万町警察署が統廃合されるのは確定なのかと尋ねると、20%の経費削減が叶うこと、そして脅迫者Xを探し出すことが肝心だと告げられる。警察署の一同は、統廃合を回避するため、経費削減を協力することに。
■第6話 あらすじ
出勤前にコーヒーを飲むのが日課だというさゆり(松本まりか)を、円がおすすめの喫茶店へ連れて行く。ところが、店内に人の気配はなく、開いたままのレジの床には小銭が…。事件性を感じた2人が店の奥へ足を踏み入れると、突然、背後から2人の男に襲われ、さゆりが応戦するも、円が隠れていたもう1人に拳銃を突きつけられてしまう。3人の男たちは未成年で、どうやらSNSの高額収入アルバイトの広告を見て集まった即席の素人強盗のよう。17歳のナツメ(大友一生)は、これまでに複数回犯行を繰り返しているらしく、何やら危険な香りがする青年で…。監禁されたさゆりは、何とかして犯人たちの情報を得ようと、3人のうちで唯一、まともに話ができそうな大学生のトーマ(今井柊斗)に、犯罪に手を染めた理由を尋ねる。すると、現代の若者が抱えるある問題が浮き彫りになるが、さゆりは励ますどころか「一度、転落した人間はずっと転がり続けるだけ」と、人生を悲観するトーマに追い打ちをかけるような言葉を浴びせる。
カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「トクメイ!警視庁特別会計係」は10月16日22時スタート。主題歌:SEVENTEEN 「今 -明日 世界が終わっても-」(HYBE JAPAN)/オープニング曲:LEEVELLES「地獄の沙汰も愛次第」/出演:橋本環奈 沢村一樹 松本まりか JP 前田拳太郎 結城モエ 福井晶一 米本学仁 前野えま 安藤嗣海 徳重聡 鶴見辰吾 佐藤二朗 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@tokumei_ktv」。公式Instagramアカウントは「@tokumei_ktv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇「トクメイ!警視庁特別会計係」番組公式サイト
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