ピョン・ウソクの狂気爆発で視聴率9%「力の強い女カン・ナムスン」パク・ジアの破格的な扮装に視聴者驚愕!第13-14話あらすじ

2023年11月20日10時20分ドラマ
Netflixシリーズ「力の強い女カン・ナムスン」独占配信中
画像:JTBC「힘쎈여자 강남순」より

11月18日、19日に放送されたJTBC土日ドラマ「力の強い女カン・ナムスン」では、ついにリュ・シオ(ピョン・ウソク)がナムスン(イ・ユミ)の正体を知り復讐劇が始まる。一方、グンジュ(キム・ジョンウン)達は本格的に麻薬の根源を突き止めようと動き出した。Netflixでも独占配信開始した第13話と第14話のネタバレあらすじと見どころ、感想などを紹介する。

「力の強い女カン・ナムスン」「力の強い女ト・ボンスン」以降、約6年ぶりにさらにパワーアップした世界観で帰ってきた「力の強い」シリーズ第2弾。



■キャストキャストを写真付きで紹介
カン・ナムスン役:イ・ユミ
ファン・グンジュ役:キム・ジョンウン
キル・ジュンガン役:キム・へスク
カン・ヒシク役:オン・ソンウ(元Wanna One)
リュ・シオ役:ピョン・ウソク
ほか

■第13話あらすじ
タクシー運転手から突然催眠スプレーをかけられ気を失ったチョン秘書(オ・ジョンヨン)。目を覚ますと横には花束と麻薬検査キットが置かれていた。その後電話が鳴り、出るとリュ・シオ(ピョン・ウソク)の声が。驚くチョン秘書に対しリュ・シオは、CTA4885ではない別の麻薬を吸わせたと脅迫する。これから指示通りに動けという一言を残し電話を切る。

一方グンジュ(キム・ジョンウン)は自社ニュース番組でDOO-GOの実態を全て暴露する。翌日ニュースを見たリュ・シオはすぐさま、ヘリテージクラブの会員たちにナムスンを探し出すよう指示する。また、リュ・シオ本人も裏マフィアたちを使い捜査を始める。そして手始めにジュンガン(キム・へスク)をターゲットにし、殺す寸前までやれという指示を出す。

リュ・シオと共に研究室に行くことになったナムスン(イ・ユミ)はその前に、リュ・シオがパベルとの連絡用に使っていた携帯データを盗み出す。しかし非常階段で怪しげにヒシク(オン・ソンウ)と電話しているのを、DOO-GO対外協力チーム部長(シン・ダムス)に盗み聞きされてしまう。

研究室に到着するリュ・シオとナムスン。待っていたのはパベルの根源である女性だった。ナムスンが席を外すとリュ・シオと女性は解毒剤について話し始める。リュ・シオは「自分が開発した解毒剤の特許は絶対に渡さない」と断言するも、女性は、「そんなことが果たして可能だろうか」と意味深な言葉を言い嘲笑う。一方ナムスンは席を外した際に、研究所内を物色する。怪しげな部屋を見つけ侵入すると、そこには解毒剤を作る研究室が。部屋にいた研究員に見つかりそうになるも、何とか回避し証拠映像を得ることに成功する。

ヒシクはナムスンから受けとったデータを分析すると、「パべル」の根源である女性を特定する。また、解毒剤を作るために必要な「アメフラシの血」の入手場所も発覚し、新たな手がかりを得る。しかし、ヒシク達はリュ・シオがアメフラシの血の入手経路をパベルと共有していないことに気づき不審に思う。

以前、物流センターで過労死したホン・ジョンホの家族が、現在もナムスンから支援を受けていると知るリュ・シオ。ジョンホの弟を呼び出しナムスンについて聞くと、弟はナムスンの電話番号をリュ・シオに渡す。渡された電話番号を見たリュ・シオは、ついに信頼していたツェツェグ(ナムスンの仮名)がナムスンであることに気づく。



■第14話あらすじ
カメラの前で震えるチョン秘書を見たグンジュは、違和感を抱き撮影を中断する。何があったのか聞くとチョン秘書は、リュ・シオから「DOO-GOに関する情報は全てデマだったと告発しろ」と脅迫を受けたと告白。グンジュはすぐさま警備を手配し、チョン秘書を安心させると撮影を再開する。

アメフラシが釜山港に到着するという情報を得たグンジュは、家族を連れて釜山へ。グンジュが釜山港へ行くとそこには見覚えのある姿が。なんとブレッド・ソン(アキラ)も釜山に来ていたのだ。リュ・シオと何か関連があるのではと疑うグンジュ。再びブレッド・ソンの正体について尋ねると、ついにブレッド・ソンは自分の過去について話し始める。リュ・シオと共に映った写真は、実は当時孤児であったブレット・ソンが偶然映り込んでいただけだった。リュ・シオとの関係性が無いと分かると、すぐにグンジュはその場を去ろうとする。するとブレッド・ソンは突然、グンジュにロシア関連で何か知りたいなら手を組まないかと提案をする。

ツェツェグがナムスンであることを知ったリュ・シオ。「全員殺してやる」と裏切りに対し怒りを露わにする。後日、リュ・シオは復讐のためナムスンの正体を隠したファジャ(チェ・ヒジン)の元を訪れる。更生し新たな人生を歩み始めたファジャであったが、リュ・シオの手下により腹部を刺され無残な死を迎える。

アン・ビョンホ警察庁長官(カン・シンジョ)が麻薬関連により逮捕され、新しくイ長官が就任する。リュ・シオはイ長官が麻薬捜査に対し特殊命令を下したと連絡を受ける。その後、薄暗い文房具屋へ立ち寄り「0.5ボールペン」を購入すると、ボールペンの中に隠された麻薬を服用する。麻薬の力を得たリュ・シオは長官の元を訪れると、副作用である怪力を使い殺害する。ファジャに続き長官もリュ・シオの復讐の犠牲者となってしまう。

釜山で家族たちと共に休暇を楽しむナムスン。そこに突然ファジャからのメッセージが届く。しかしファジャ本人からのメッセージではなく、リュ・シオがファジャの携帯を使いナムスンに連絡したのだった。ファジャが死んだことを知るナムスン。そして、「次はお前の番だ」というメッセージが届き、ついに自分の正体がばれたことを知る。

■見どころ、感想、視聴率
第13‐14話ではついにリュ・シオがナムスンの正体に気付いてしまう展開に。予想していた展開ではあったが、やはり視聴者たちも第13話公開後には落胆する声が多かった。第8話でナムスンがジョンホの弟に本名を教えるシーンが、まさかこんな形で伏線回収をするとは誰も予想できなかっただろう。

グンジュは自社ニュースを通して次々とDOO-GOの正体を暴露する。そんなグンジュの行動に腹立てるリュ・シオであったが、信頼していたツェツェグにまでも裏切られ怒りは最高潮に。「全員殺してやる」と復讐を誓うリュ・シオの表情はなんとも恐ろしいものだった。

また、今回初めて正体が露わになったロシアマフィア「パベル」の根源である女性。ミステリアスな役柄を見事に演じるのは、ドラマ「ザ・グローリー~輝かしき復讐~」でソン・ヘギョの母親役を演じたパク・ジアだ。今回も圧倒的演技力と片目のない破格的な扮装で視聴者を震え上がらせた。反抗するリュ・シオに「果たしてお前は目一つで済むだろうか」という言葉を残していることから、どうやら女性の裏にはまだ強力な何かが潜んでいるようだ。

釜山で再会したブレッド・ソンも少し笑ってしまうような過去を明らかにし、やっとグンジュの疑いが晴れた。ストーリーはここで完結すると思いきや、ブレッド・ソンのまさかの提案に驚き。グンジュとタッグを組み、結末に繋がるような大活躍を見せるのか?それともまだ何か企みがあるのか?次回以降の展開に期待したい。

第13-14話ではファジャ、そしてイ長官2人の犠牲者が出るほど、リュ・シオの復讐劇が止まらない。次回予告ではナムスンがもがき苦しむ姿と、グンジュがブレッド・ソンとタッグを組み反撃に出る姿が映っていた。

最終回を来週に控えた「力の強い女カン・ナムスン」はいよいよリュ・シオとの真っ向勝負が期待される。果たしてナムスン×グンジュ×ヒシクはリュ・シオの暴走に終止符を打つことが出来るのか。

ニールセンコリアによると13話は全国7.4%、首都圏8.3%を記録し、14話は全国9.0%、首都圏9.6%と4話で記録した9.8%、10.5%に次ぐ高い数字を残した。同時間帯のtvN「無人島のディーバ」は13話が全国6..1%(首都圏6.6%)、14話は8.7%(9.4%)と僅差だった。なお、18日に最終回を放送した「恋人」は全国12.9%、首都圏12.7%で1位だった。

Netflixシリーズ「力の強い女カン・ナムスン」は10月7日から JTBC金土ドラマ(22:30)としてスタート。日本では放送後Netflixを通じて独占配信中だ。

JTBC「힘쎈여자 강남순」番組サイト

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