【最終回ネタバレ】視聴率7.0%「家政夫のミタゾノ6」第9話は黒木瞳ら豪華ゲストとのミタゾノ流本格ミステリー“Mの喜劇”!

2023年12月06日11時21分ドラマ
ⓒテレビ朝日

12月5日(火)に松岡昌宏主演「家政夫のミタゾノseason6」(テレビ朝日系)最終回の第9話が放送され、黒木瞳、宮川一朗太、有薗芳記、村杉蝉之介、小野武彦ら豪華ゲストによる本格ミステリーで大盛り上がり!“Mの一族”も話題に。Tverとテレ朝動画で最新話を配信、TELASAで過去シーズンを含め全話一挙配信されている。

「家政夫のミタゾノ」は、松岡演じる女装した大柄な家政夫・三田園薫(通称:ミタゾノさん)が、派遣された家庭・家族の内情をのぞき見し、そこに巣くう“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく、痛快“のぞき見”ヒューマンドラマ。気になる視聴率は初回から9.1%、7.0%、8.0%、6.7%、7.3%、6.4%、6.9%、7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と推移しており、最終回はスイッチメディアのリアル視聴率ティーバルナウで、7.0%(関東世帯視聴率)と発表されている。



12月5日に最終話の第9話が放送され、ミタゾノと実優が、山奥の洋館で起きた惨劇にまきこまれることに。「ももサブレー」で一財を築いた「人気和菓子メーカー」のお家騒動。疑惑のヒロイン役を黒木瞳がノリノリで演じ、宮川一朗太、有薗芳記、村杉蝉之介、小野武彦らが、定番通りに怪しげに立ち回る様子はもはやコント。被疑者が浮かび上がる間もなく、ミタゾノが各自の悪事を暴いていき、最後もお約束どおり、ヒロインの秘密と本当の想いが明らかとなり、「お家騒動」は大団円を迎えることができた。

合間に挟まれる「むすび家政婦紹介所」の考察がまた面白い。「Wの悲劇」のパロディといえる本作。ダイイングメッセージと思われた「M」の文字から、被疑者が「M」と推理する光(伊野尾慧)。気づけば紹介所のメンバーも志摩を抜かして全員「M」。手を取り合って「全員容疑者」と喜び合う姿を見たら、これはもう「Mの喜劇」にしか思えない。

「和菓子屋なのに何故サブレー?」光のいつもの迷推理は、今回はめずらしく疑惑のヒロインの秘密をピタリと当てた。本当は和菓子よりも洋菓子を愛しているという麗子の、「サブレーは、洋菓子なのよ!」というざまぁ笑いがなんともいえずツボにハマった。誰も死なず、誰も不幸にならなかった最終回。最後まで楽しかった。

「そろそろあきてきたのでは?」と最終回を告げたミタゾノは素の声で「よし、打ち上げ行くぞ!」とラストを締めくくった。視聴者からは「名残惜しい」「あっという間に最終回でさみしー」と続編を望む声が続々上がった。また近々再会できることを期待したい。



■第9話 ネタバレあらすじ
三田園薫(松岡昌宏)と実優(桜田ひより)は迎えの人力車に乗り、森の中に佇む立派な洋館・桃山家へと向かっていた。小学校時代の先生である桃山麗子(黒木瞳)に久しぶりに会えるとあって浮かれ気味の実優。家庭科教師だった麗子も、今や『和菓子のももやま』の社長の座に就いており、教え子である実優が家政婦をしていると聞いた麗子が『和菓子のももやま』新商品お披露目レセプションの手伝いを依頼したのだ。

到着した三田園と実優を見るも、会長の宗次郎(小野武彦)、麗子の夫・康介(宮川一朗太)、麗子の弟の秀一(村杉蝉之介)とその妻、そして宗次郎の飲んだくれの弟・哲平(有薗芳記)ら家族の対応は冷ややか。しかし、指に盆栽の棘を刺してしまった宗次郎に5円玉を使って素早く適切な処置を施した三田園は、その腕を宗次郎に認められ、滞在を許される。

瞬時の対応で宗次郎の心を掴んだ三田園を見込んだ麗子は、「父の部屋のどこかにある木の箱を探してほしい」と依頼。教師時代の思い出が詰まった箱だったが、社長になるときに宗次郎に取り上げられてしまったものと麗子は話す。

揃っての夕食を待つ中、服を真っ赤に染め、手に果物ナイフを握りしめた実優がフラフラと現れ、つぶやく。「私…おじいさまを殺してしまった」実優が注いだトマトジュースに含まれていた蕎麦粉の成分でアナフィラキシーショックを起こしたと思われる宗次郎。医師である康介は、これは殺人事件だから警察が来るまではそばに寄らないよう指示を出した。

しかし麗子は「大事なレセプションを前に会長の死を公表するわけにはいかない」と話し、終わるまでは宗次郎が生きているように見せかけるしかないと宣言する。宗次郎が残したと思われる「M」の文字を見つける三田園。家族の誰もが怪しい動きを見せる中、宗次郎の遺体が消えるというさらなる事件が発生する。

秀一の妻は横領がバレて義父を殺したのではないかと夫を疑い、秀一は叔父の哲平が長年の恨みを募らせての犯行だと疑い、そして哲平は宗次郎にこき使われていた康介の犯行ではないかと疑った。

そして迎えた新作発表の日。ライバル店が『和菓子のももやま』の新作「ザ・もももなか」を真似た新商品「うめーもなか」を発表。麗子は身内の誰かが情報をリークしたと騒ぎ立てる。するとインターホンが鳴り、警察が「宗次郎のことで話がある」とやってきた。

屋敷で殺人事件が起こったことを誰かが通報…あわてる桃山家一同だったが、警察が話したかったのは、「行方不明者届」が出されていた宗次郎が見つかったということだった。

宗次郎は家相通貨への投資に失敗し10億円もの借金を抱えたため、自分が死んだことにして逃走しようとしていたのだ。康介は秀一の妻との不倫をネタに宗次郎に脅されて偽装を手伝っていた。さらに秀一の妻が康介だけでなく、宗次郎や哲平とも関係を持っていたことが発覚。そして、飲んだくれだと思っていた哲平が、ただ難しい仕事を押し付けられないために飲んだくれのフリをしていたことも三田園によって明かされた。

実優は、麗子以外の全員が自分の利益しか考えていないと非難。すると、宗次郎は麗子が桃山家の財産をいっさい受け取れないと話す。麗子は宗次郎の妻の連れ子で養子縁組をしていないというのだ。さらに、麗子が探していた木箱が宗次郎の実印入れだったことが判明、麗子は桃山家の一員になるため、養子縁組を強行しようとしていたのだ。

麗子は自分が養子縁組を望んでいたこと、そして、実は和菓子ではなく、洋菓子が好きだという秘密を告白。「サブレーはね。和菓子じゃないの、洋菓子!」

全員の罪の告白が終わったあと、宗次郎は実優が用意した「そば茶」を口にして、アナフィラキシーショックをおこしてしまう。すると麗子は機敏に行動し、家族に指示を出して宗次郎を病院に連れて行った。

麗子は改めて家庭科教師をしていたころの思い出箱と向き合っていた。そこには学生時代の実優との写真や、生徒たちからもらった思い出の品々が…。麗子がカードゲームばかりしている息子に、もう一度宗次郎に養子縁組をもちかけてみようと話していると、突然、息子が「指紋つけないで!」と騒ぎ出した。

麗子が生徒から貰った「ゲームカード」にはプレミアがついており、オークションで3億の値が付いた。豪奢や屋敷は売りに出され借金は返済。麗子は夢だった洋菓子店を開店することになったという。

テレビ朝日「家政夫のミタゾノSeason6」は10月10日(火)21時スタート。/主題歌:Hey! Say! JUMP「それぞれ。」/出演:松岡昌宏、伊野尾慧(Hey!Say!JUMP)、桜田ひより、平田敦子、しゅはまはるみ、余貴美子/第9話ゲスト:黒木瞳、宮川一朗太、有薗芳記、村杉蝉之介、小野武彦 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@mitazono_desu」。番組公式instagramアカウントは「@mitazono_desu」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「家政夫のミタゾノSeason6」番組公式サイト

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