MBC金土ドラマ「烈女パク氏契約結婚伝」は早い展開と圧倒的な没入感で海外OTTでも人気で、国内でも9日は2ケタに迫る勢いで視聴率1位を記録した。12月15日と16日に放送された第7話、第8話ではヨヌと（イ・セヨン）とテハ（ペ・イニョク）が両思いになるが…ネタバレあらすじや見どころを紹介しよう。「MBCdrama」チャンネルにて予告動画など公開中だ（日本語字幕なし）。



「烈女パク氏契約結婚伝」は同名のNAVERウェブ小説を原作とした、死を超えて2023年の韓国に到着した19世紀の欲望儒教ガールのパク・ヨヌと、感情のないカン・テハの契約結婚を描くファンタジードラマだ。【「烈女パク氏」を2倍楽しむ】では各話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識、視聴率などまとめて紹介している。

■キャスト
パク・ヨヌ役：イ・セヨン
カン・テハ役：ペ・インヒョク
サウォル役：チュ・ヒョニョン
カン・テミン役：ユ・ソンホ
　ほか

■第7話あらすじ
テハはへスクに呼び出されたヨヌを助けようと勇気を出して別邸に乗り込むが、過去のトラウマによって苦しむ。すぐにホン秘書が助けに来てくれたが、その後落ち着いたテハはヨヌに「別邸でへスクのせいで実母が亡くなった」と辛い過去を打ち明けた。ヨヌはテハを助けようと抱きしめるもテハは拒絶。ヨヌは思わず「婚姻した日に旦那様が亡くなった」と打ち明け、再び運命が繰り返されるのではとテハを心配していたのだが、テハは「自分はその人ではないし、運命なんてものは信じない」と冷たくあしらう。

テハは翌日、ヨヌのことを更に詳しく調べるために博物館へ出向き、ヨヌが朝鮮で「烈女碑」を下賜されたという記録を知り衝撃を受ける（「烈女」：旦那の死後に守節や死によって貞節を守った女性詳細説明）。更に‘婚姻初日に夫を失った寡婦’という意味の「美談寡婦（미담과부）」を聞き、テハは昨晩のヨヌの言葉を思い出す。そしてその先には「旦那が婚姻日に死に、自身も井戸に身を投じた」との記載があり、更なる衝撃を受ける。

その後、へスクに呼ばれるたヨヌは、へスクが過去のテハのトラウマを知りながら別邸に呼び、更に何の悪びれもない様子を見て怒りを隠せない。するとテハが現れてへスクに宣戦布告し、ヨヌを連れて立ち去る。テハはヨヌが心配で目を離せないと「私の横にいてください。一瞬たりとも離れないように」と言う。ドキッとしたヨヌは「誰かが聞いたら私のことを好きだと勘違いする」と言いながらテハを押しのけると、テハは「好きです」とストレートな告白をする。

全てが順調にいくかと思われた矢先、ヨヌのデザインが流出してしまう事態が発生。この騒動にサンモはテハに1周年展示行事から手を引くように言い、更に矛先はヨヌへ向かう。しかしテハは「私もヨヌさんも1周年行事を諦めません」と言い祖父に歯向かうのだった。そしてヨヌも諦めたくない一心から何とか衣装を完成させるも、イベント当日、今度はヨヌのフィナーレ衣装が破れてしまう。ヨヌはイベント進行のために自分の衣装を諦めようとするが、テハが鼓舞したおかげで何とか衣装を取り繕い、イベントは大成功。

そして終了後、テハの目の前にチョンミョンが現れ、朝鮮時代のヨヌと死んだテハの映像を見せられ「繰り返される運命、もう分かりましたか？」と言われる。その直後テハはヨヌに会い「最後まで知らないふりをしたかった、過去の旦那の面影を自分から探すのではと。しかし運命というものがようやく分かった。到底太刀打ちでいない相手だということも。」と言う。するとヨヌは「私が見ているのは、誰かの面影ではなくあなたです。私の運命を変えてくれた、私の初めてのあなたです」とテハに告白する。心に響いたテハはそのままヨヌに近づきキスをするのだった。



■見どころ
視聴率は、8.7%を記録。ヨヌが「私が子供だとも？」と言いながらも街頭パフォーマンスにつられて走り出すヨヌは、正に子供！と思わずつっこみたくなるが、それがヨヌの魅力でありとても魅力たっぷり。そしてぶつかりそうになったヨヌを助けるテハの「私の横にいてください。一瞬たりとも離れないように」というセリフはヨヌだけでなく視聴者もキュンとしたはず！天真爛漫なヨヌの魅力、それを包み込むテハの優しさ、どちらも魅力的に描かれたシーンだ。

そして祖父サンモが徐々に本性を現してきた！？これまではテハの優しい祖父のようだったが、それはテハが何でも言うことを聞いていたから。ヨヌと出会ってからテハは少しずつ代わり、自分の意思をサンモにも伝えるようになったきたためおもしろくないサンモ。テハの敵はへスクだけではなさそうな、今後も何をしでかすか分からない恐ろしい存在だ。

画像：MBC「烈女パク氏契約結婚伝」HPより■第8話あらすじ
会社からのご褒美としてチェジュ島旅行に行くことになった一同。ヨヌの親しい友人だとサウォルもついて行くことに。美しい海に自然、ヨヌは一度来てみたかったとはしゃぎ、皆で楽しく過ごす。しかしテハは旅行前に受けた検査結果が芳しくなく、すぐに病院に来いと言われる。更にはへスクはテハの病気を利用して、テハを解任しようと目論む。テハの不在中に役員達を集め、テハが心臓病を患っていると暴露してしまうのだった。

これを受けて、テハはヨヌに契約結婚を終了させようと宣言。ヨヌはてっきり再スタートかと思うが、冷たく否定するテハ。ヨヌはやはり詐欺師だったと怒って立ち去るが、その後ろ姿を見ながら涙を流すテハだった。その後ヨヌに何も言わず先にソウルに帰ったテハは、サンモにヨヌとは契約結婚だったことを白状し、ヨヌとの関係は既に整理したと報告。サンモは、ミン代表を今回確実に整理しなければと忠告するのだった。

遅れてチェジュ島から帰ってきたヨヌは置き手紙を残してテハの家を出て行き、ホン秘書の家に暫く居候することに。しかしその後、ホン秘書が「テハが会社で解任されそうになっている」と妹に話しているところを偶然聞いたヨヌは思わず外に飛び出す。雨に濡れながら立っていると、そこにテハが現れる。そして後ろからヨヌを抱きしめ「君さえ側にいればいい、好きだ」と本心を打ち明ける。ヨヌは改めてテハを受け入れ、気持ちを確認しあうのだった。

へスクが持ち出したテハの解任案の投票直前、テハは社内全体に映像を流し、自身の健康状態を隠してきたことを謝罪し正直に告白する。そして自身が会社の荷物になる可能性は理解しており、またこのようなことが起きないよう、会社の構造に変化が必要だと主張。今後はオーナー一家でなくても専門経営陣が参入できるように努めると宣言し、社内で大きな話題となる。これを見たへスクは怒りに任せて物を投げつけ、悔しさを見せるのだった。

一方で、サウォルはサンモがヨヌの蝶の時計を持っているのを目撃し、過去にテハの一族がヨヌを殺したのだと気づき、ヨヌに今すぐここを出ようと言う。するとその時計の蝶がひらひらと飛び、その蝶を追いかけたヨヌは再び森の中へ。烈女碑の前で再びチョンミョンに出会ったヨヌは、朝鮮時代、テハが母に毒殺され、更にはヨヌの両親まで殺されたという見たくもない凄惨なものを見せられ…。



■見どころ
視聴率は、8.0%を記録。テハから契約結婚を終了させると言われ、ヨヌは「私のものになりましょう。チョコよりも大切にする」と自分が知っている最大限の愛情を表現して告白する姿はとても可愛らしい。テハがヨヌを拒絶しハラハラしたが、何とか長くすれ違うことなく仲直りできて安心した人も多いはず。

また、テミンもやはりヨヌが好きだった！ちゃらちゃらしているように思えたテミンが、これまで見てきたヨヌの姿を描いたスケッチブックを渡して告白したのは意外なギャップで驚く。聞かなかったことにするというヨヌにも耳を塞いで軽やかに走り去ってしまうが、今後更に気持ちをオープンにしてテハとライバルになるのだろうか？！

そして衝撃のラストシーン！テハの家系が、過去ヨヌを井戸に突き落として殺した！？ヨヌは恐ろしい映像をチョンミョンに見せられ、恐ろしい真実を知ってしまう。またミダムはこれまでヨヌの言葉が自身の家にある書物と酷似しており気にかかっていたが、突然、その書物の内容が書き換わっていくのを見て驚くシーンも描かれる。いよいよクライマックスにさしかかっており、次週も絶対に見逃せない！

◇MBC「열녀박씨 계약결혼뎐」HP

◇YouTube「MBCdrama」チャンネル

◇YouTube予告動画（日本語字幕なし）

【作品詳細】【「烈女パク氏」を2倍楽しむ】