【最終回】幸せになりたい松本穂香はどういう選択をするのか?「自転しながら公転する」第2話ネタバレと第3話予告

2023年12月22日11時30分ドラマ
©読売テレビ・日本テレビ

松本穂香の「どうせ私はブスでくずでゴミだよ!」の迫力のある台詞に圧倒される!読売テレビ・日本テレビ 2024年12月28日(木)23時59分から「自転しながら公転する」最終回・第3話が放送される。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



2021年に亡くなった直木賞作家・山本文緒が手掛けた最後の⾧編小説が原作とし、松本穂香が主演する「自転しながら公転する」の第2話が12月21日に放送された。都(松本穂香)は彼・貫一(藤原季節)と幸せになりたいという気持ちはあるものの、結婚相手と考えると、相手にいろいろと求めてしまう。それは学歴だったり金銭感覚だったりする。しかし、女友達との女子会で「幸せにしてほしい」のではと核心を突かれてしまう。悩める女性たちに共感をもって見られている「自転しながら公転する」の第2話で、また、共感されるシーンとなった。

また、第1話から続く冒頭シーンで、貫一が中卒であることや現在無職であることがわかり、都の父・修が娘かわいさのあまり暴言はきまくりになるシーンはかなりの迫力だった。その後、倒れてしまうのだが、なんと腸に癌が発見される。一人っ子の都にとって重い更年期の母・桃枝(鶴田真由)の介護だけでなく、父までも……と思われたが、幸いなことに父の病気はなんとかなり、それをきっかけに母もしっかりしてくれた。

12月28日に放送される第3話で最終回となる。元ヤンで中卒、経済的に頼れない貫一と一緒になりたいと思った都だが、さらに試練が訪れ、二人の仲は修復できなくなる。半年後、都の前に現れたのはベトナム人留学生・ニャン(長谷川慎(THE RAMPAGE))だ。ニャンは経済的には恵まれているのだが。都はいったいどんな結論を出すのか?

■前回:第2話ネタバレあらすじ
与野都(松本穂香)は、回転寿司屋で働く羽島貫一(藤原季節)と付き合っている。貫一は優しくていい奴だけれど、中卒で元ヤン、30すぎてアルバイトの身分だ。家に貫一を連れてくると、都の父・修(神保悟志)は貫一が現在無職であることを知り大激怒してしまう。そしてその場で倒れてしまった。貫一は冷静に救急車を呼んでくれた。起立性の貧血だとわかり、疲労がたまっているからだろうということだが、念のために入院することになった。

貫一は以前駅のホームから落ちた人を助けた話をしていた。その人の息子が務めているバッティングセンターに行く。帰りに貫一は父親に会いに行くと言い出した。心の準備をしていないと都はためらうが、貫一が連れて行ったのは老人ホームだった。そこにいた貫一の父親はすでに認知症がかなり進んでいた。

入院している修(神保悟志)を看護する桃枝(鶴田真由)は検査の結果を告げられた。修は腸に大きな腫瘍があり、癌が進んでいることがわかった。そこから出血し、そのために貧血を起こしていたのだ。そして修は手術をする。さらに桃枝も倒れてしまう。修の手術は成功し、3週間後、退院もできた。しかし、このことは都に両親の老いを、その先にある死を一人で背負うことを考えさせられた。

貫一の優しさに触れる日々で複雑な思いを抱く都。そんな葛藤を抱える中、迎えた誕生日。都は、貫一からサプライズでプレゼントをもらう。包みを開けると、中には小さなケースが入っていた。都内の鮨屋の就職の面接にむかい、誕生日にはプレゼントもくれるそんな優しい貫一と結婚しようと都は思う。

家に戻ってきてもらったペンダントの値段を調べると10万もしている。もっと別のことにお金を使ってほしいとたまっていたものを吐き出してしまう。貫一はペンダントをもって出て行ってしまった。

桃枝は家を売ることを決めたと都に話す。このままでは70まで修が働かないとローンが返せないのだ。桃枝はこれからは小さい賃貸にするからと、都に自分で住むところを探すようにという。

女友達との食事会で、都は友達に、自分に自信がないから相手に求めすぎることを指摘される。もっと自分で稼げばそうならないのでは?と指摘されて、的を得た話にショックを受ける。そして、ナンパしてきた男性を断ると「ブス」と言われてしまい、とっさに「どうせ私はブスでくずでゴミだよ!」とたまっていたものを吐き出す。そこに貫一の友人であるベトナム人留学生・ニャン(長谷川慎(THE RAMPAGE))が通りかかった。

ニャンにいろいろ話をする。するとニャンはベトナムに帰るという。そして、いきなり結婚しようと言われてしまう。ベトナムではお金がなくても結婚するし、みなそれで幸せそうだという。都は辛そうだといい、「幸せはもっとシンプルなものではないか」と言われてしまう。

桃枝は次の家には都の部屋がないといったのは、都がここを出て行きやすくなるようにと言う思いやりからだった。修もそう思っていた。二人は都に幸せを諦めてほしくないという。そして、都が選んで結論を信じると決める。

二人の会話を立ち聞きした都は貫一にひさしぶりに連絡をとる。貫一は面接に受かったといい、チェーン店の立ち食い寿司店に決まったと話してくれた。貫一は会いたいという。二人で会うと、貫一の勤務先が四谷だという。そこで一緒に暮らさないかと話した。貫一はそれは結婚なのかと聞いてきた。まだ、結婚かどうかわからないと応えると、「よく考えた方がいい」と言われてしまう。中卒の貫一は、都の両親に会ったときも、都との結婚を反対されると思っていたことを明かし、最後になるのかもと思いながら会っていたと話す。

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b>■第3話あらすじ
貫一(藤原季節)から弱音を聞いたのは初めての都(松本穂香)だったが、煮え切らない態度の貫一に対して溢れる想いが爆発する。そんな中、貫一の“第二の家族”である檜山優(田中偉登)から、優の父親が危篤だと連絡が入る。長野まで向かう道中に起きるトラブルが都と貫一の関係を引き裂くことに……。

半年後、婚活に励む都は、ベトナム人留学生・ニャン(長谷川慎(THE RAMPAGE))と久しぶりの再会を果たす。ニャンはこれまでと変わらずに都へ好意を伝え、さらには「お嫁さんにしたい」という言葉まで飛び出す……!?

読売テレビ・日本テレビ 2024年12月14日スタート。毎週木曜日23時59分放送「自転しながら公転する」。出演:松本穂香、藤原季節、長谷川慎、小林涼子、野村麻純、神保悟志、鶴田真由ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@ytvdrama」。

読売テレビ・日本テレビ「自転しながら公転する」番組公式サイト

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