NHK「御史とジョイ」第5話あらすじ・見どころ:ついにテギョンの手に“秘密の帳簿”が渡る。
テソたちを捕えることはできたが、決定的な証拠がない!ところが期せずして証拠となる帳簿がイオン(テギョン/2PM)の手に渡る…NHKBS、BSP4K(日曜21時~)で2024年1月7日放送の第5話のあらすじと見どころを紹介、NHK番組サイトで予告動画が視聴できる。※12月31日放送はお休み
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:韓国語)| 字幕放送有り]
「御史(オサ)とジョイ」は、ひょんなことから王の隠密捜査官“暗行御史(アメンオサ)”になった美食家のお坊ちゃまと、離婚を決意し幸せを探して突き進むバツイチ女性のドタバタ捜査記録を描くラブコメ時代劇。「御史とジョイ」を2倍楽しむ】では、時代背景や各話のあらすじと見どこと、キャスト、メイキング映像などまとめている。
■キャスト⇒キャスト・登場人物・画像付で紹介
ラ・イオン役:オク・テギョン/2PMテギョン
キム・ジョイ役:キム・ヘユン
ユクチル役:ミン・ジヌン
クパル役:パク・ガンソプ
パク・テソ役:イ・ジェギュン
世子役:イ・ジュニョク(特別出演)
ほか
※以下、ネタバレが気になる方は※豆知識や「見どころ・感想など」をご覧になり、あらすじは視聴後の確認にどうぞ。
■第5話「秘密の帳簿」
ソヨン商団を運営するマルチョン(チョン・スンウォン)の屋敷に潜入したイオン(テギョン)たちは、身分を怪しまれて捕らわれてしまう。暗行御史だと身分を明かしてもかえって好都合だといわれ、イオンは、ジョイ(キム・ヘユン)を救うために自身の主義に反して刀を持ってテソ(イ・ジェギョン)と対決する。イオンがテソの帽子の紐(カックム)を切り、勝負がついたと思いきやマルチョンがクパル(パク・ガンソプ)を人質に取り形勢逆転。そこへビリョンが子供たちを引き連れ応援してくれ、ようやく応援を要請していた兵も駆けつけ、テソたち一味を制圧する。
※両班たちが被る黒い帽子=黒笠を“カッ”と呼び、それにつける紐を“カックム”と呼んだ。
イオンはテソたちを裁きの場に引き出す。禁じられている酒の密造と、民から搾取、そして子供たちの人身売買までしていたと罪状を告げる。ところがテソは酒の密造は認めても、子供は行くあてのない子供たちを使用人として受け入れただけと主張する。さらには御史を殺害すると言ったのも仲間内の冗談だと言いはる。罪の立証は難しいと言いながらも、義禁府で徹底的に調査をするために漢陽への移送を指示する。ユクチル(ミン・ジヌン)たちには、御史殺害と子供たちの皮膚を炎症させた烏頭(毒)とテソとの関連を調べるよう命じる。
解放された商団の使用人たちは、行くあてのないものばかり。グァンスン(イ・サンヒ)は江華島に行くことを選択する。ジョイはビリョンから一緒に行こうと誘われ、二つ返事で快諾するが、それを知ったイオンは、共に働いてもらいたかったと残念がる。そんなイオンに接吻が下手だとからかうジョイ。
一方、パク・スン(チョン・ボソク)の元にテス逮捕の連絡が入る。義禁府での取り調べをなんとしても防ぎたいパク・スンは、嫡男ドス(チェ・テファン)に相談。止められなければテスを殺すしかないと、腹違いの兄弟殺害を簡単に言うドスに、まだ役に立つと止める。
翌朝、イオンは旅立つジョイたちに弁当を用意してやり、ユクチルとクパルが船着き場まで送ってやる。ジョイたち一行は船に乗り、グァンスンはジョイが友ボリの遺品だと言う焼け残った冊子を観て、秘密の帳簿だと気づきイオンに渡さなければと忠告する。そこでグァンスンは年長のオム・ジョグに子供たちを託して、ジョイとビリョンと3人で下船する。
ところが、テソたちは仲間のチ・メンス(キム・ヒョンジュン)によって救出される。マルスンが下船したジョイたちを捕まえようとし、ユクチルたちと逃げる。ちょうど忘れ物を届けに渡し船に乗るテギョンと合流し、危機を脱する。刺客の1人をとらえたイオンは、テソたちが移送途中で仲間に助けられ脱走したと聞く。さらには根城が商団の本拠地で役人どもと結託して横領した税穀がそこに全部集まる。その品々や密造酒を裁いた金でペッキ峰の精錬所を動かし、銀鉱石から純銀を抽出していると聞き出す。だが家族を人質にされている刺客は根城の場所は言わない。だがグァンスから、そこで年に一度祭りが開かれ、ナムサダンという旅芸人らが呼ばれていると情報を得る。
一方、一足違いでテソの元に駆けつけたドスは、庶子であるテソを散々バカにし、テソは言いようのない悔しさを感じる。
ジョイから帳簿を受け取ったイオンは、半分が焼けてしまっていることにがっかりする。だがそれが横領に関わった者の名簿だと気づく。この重要な帳簿がボリの遺品の中にあったことに驚くが、ボリが身ごもったのが郡守のこと聞き合点がいく。その中に海運判官ホン・ソッキの名前を見つけたイオンは、ボリが帳簿を持っていることを知った何者かに殺害されたのではないかと推測する。ホン・ソッキが怪しいが、高級補薬としても王宮で用いられる烏頭なら、朝廷の中にホン・ソッキらと通じている者がいるはず。それを調べるためにも根城に乗り込む必要がある。そこで祭りの日に旅芸人に変装して潜入することに。
同じころ、帳簿を探す吏房(チョ・ヒボン)はボリの家のかまどから帳簿の切れ端を見つけ、ジョイが帳簿を焼いたのだろうと海運判官ホン・ソッキ(チャ・ヨプ)に報告する。吏房もまたジョイを捜す。
■見どころ・感想・鑑賞ポイントなど
イオンとの対決の時、切られた帽子の飾りが落ちると刀よりもそちらを気にするテソ。それほど領議政であるパク・スン(チョン・ボソク)を大切に思っているのだ。
足の怪我の手当てをしてくれるグァンスンにフォーリンラブしてしまったユクチル。主役より早く始まったラブライン。果たしてユクチルの恋は実るのか?
ドスのサイコチックな表情の作り方が怖い。演じたチェ・テファンは「コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密」では内禁衛ユン・グナムを演じた。
捕えた刺客の1人が、脅されてテソたちの悪事に加担していることを聞くや、蓆(ムシロ)を持って来させる。簀巻きにして袋叩きにすると思いきや、濡れてさむがっている刺客にかけてやれとは…心底心の優しいイオンだ。
原題:어사와조이
制作:2021年 韓国
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:韓国語)| 字幕放送有り]
◇NHK「御史ジョイ」番組サイト
2023年12月3日スタート 日曜21:00-22:00
◇トレーラー
◇公式サイト
【作品詳細】「御史とジョイ」を2倍楽しむ】