韓国ドラマ「マエストラ」イ・ヨンエ、薬物疑惑の次は団員死亡でさらなる窮地に…第7話自己最高視聴率6.2%

2023年12月31日12時40分ドラマ
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画像:YouTubeよりキャプチャー

韓国で30日に放送され、Disney Plusでも独占配信したtvN週末ドラマ「マエストラ」は、チャ・セウム(イ・ヨンエ)が冤罪をかけられ、更には元団員のキム・ボンジュ(ジン・ホウン)の死まで衝撃の展開で第7話の視聴率は首都圏で6.2%の最高を記録した。(数字はニールセンコリア)<ネタバレ>

【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】



「マエストラ」は、世界中でたった5%しかいない女性指揮者(マエストラ)の中で、天才と呼ばれるチャ・セウム(イ・ヨンエ)が秘密を抱えながらも、オーケストラの中で起きる事件の真相に迫りながら、自身をめぐる真実を探る中で生じる葛藤と成長を描いたスタジオドラゴン企画のヒューマン・ミステリー・ドラマ。⇒【各話のあらすじと見どこ】

■第7話あらすじ
セウムは母親ペ・ジョンファ(イェ・スジョン)が自分に会いたがっているのを知りながら、自分もそうなるのかと、病気で変わった母を見るのが怖かったのだ。セウムの目をじっと見つめるジョンファは「セウム…会いたかった」と呟く。謝るセウムに「あなたは私みたいにならないで。見つかったらダメ”怪物”に‥‥」と話し、荒い息をして発作が始まる。緊急ベルを押そうとするセウムを止める母は、このまま死なせてほしいと言うが、悩んだセウムは緊急ベルを押す。看護師たちが駆けつけたが、ジョンファは亡くなってしまう。セウムは母の墓前でバイオリンを弾き、母を偲んだ。

ハンガン・フィルに出勤したセウムは、練習室の修理と団員の楽器の修繕費まで全てをジョンジェ(イ・ムセン)が出してくれたと知り、ジョンジェに素直に礼を言う。

そんなか、前回の公演映像をモニタリングしている最中、一部の団員から怪しい点を発見したセウムは、ブラインドテストを実施して全団員の実力を細かく点検する。その結果、2人の団員に解雇を言い渡す。彼らはセウムの予想通りドラッグ中毒で正常な演奏ができない状態だった。

自棄になった2人がクラブでドラッグを使用しているところを現行犯逮捕され、2人がセウムから違法薬物を渡されたと供述。その結果、楽団に警察による捜査が入る。セウムの部屋から薬物が発見されセウムは緊急逮捕される。元団員2人の証言が不十分と気づいたセウムは、自分が帰国する前から2人が薬物を常用していたと説明する。

さらにジョンジュが、セウム釈放に動く。警察の捜査が入る前、ボンジュらしき配達員がセウムの部屋から出てきたのを目撃したとルナ(ファン・ボルムビョル)から聞いた彼は、警察への通報者がボンジュから情報提供を受けたと知り、すべてはボンジュによる奸計だったと確信。通報者を証人として出頭させ、セウムの容疑は晴れる。

セウムの逮捕を知ったピルは、ジョンジュの邪魔で路頭に迷った自分には何もできないと思い知る。そして釈放されたセウムをジョンジュが出迎えるのを見て悔しさをにじませる。

セウムをホテルに送り届けたジョンジュは、ボンジュの件が自分のせいだと謝る。家に戻ったセウムをルナが待っていて、新たなトラブルが起きたと知る。

翌日ハンガン・フィルに出勤したセウムが目撃したのは「麻薬まみれのハンガン・フィル」「チャ・セウムを解雇せよ」というおびただしい数の葬儀用の花輪だった。ボムジュは密かにこれを写真にしてNETに拡散。ジョンジュはすぐにマスコミ対策をとるが、NETやSNSにはすでに拡散されてしまった。そこでキム議員の息子の仕業と報道させる。

次々と降りかかる災難にやりきれない思いのセウムは酒でうさを晴らす。そこに未登録者からの電話が入る。電話の主はボンジュ。「見せたいものがある」と呼び出されたセウムは、ふらつく体で出かけるが…目覚めたセウムは出かけた後の記憶がなかった。

その時、警察からボンジュの死亡を知らせる電話が入る。驚くセウムは、血が付いた自分の手をみて衝撃を受ける。

■見どころ、感想、視聴率
ドラマの後半に入った第7話の視聴率は、全国平均5.3%、首都圏はこれまでの最高記録の6.2%ヲ記録した。この回ではイ・ヨンエ扮するセウムが、母の墓前で見事なバイオリンを披露する。そして彼女がかつて自殺を計ったのは、母の病とそれが遺伝性のものだと知ったショックによるものだった。

そんなセウムに次々と災難が降りかかる。不法薬物の次は殺人…果たしてセウムは本当にボンジュを殺害したのか?

ジョンジュの横やりで職も居場所も失ったピル。ジョンジュがどんどんセウムに近づくのを知ったピルがどう出るのか?また、ルナの行動も気になる。特に涙を浮かべる彼女が義兄を部屋に呼び入れるが、その目的は?

そして次回第8話では、他殺の疑いがあるボンジュの死に際し、セウムに疑惑の目を向ける刑事チュ・ドンシク(ペク・ソンチョル)。また、記憶をなくしたことでレミントン病を発症したと考えるセウムが、最後の公演になるかもしれない次の公演に関心を集めるため、あれほど嫌がっていた夫ピルとの番組を進める。それを知ったジョンジュはどう出るのか?気になる第8話の予告動画は、以下のYouTubeにて視聴できる。

第8話は31日tvNで放送、放送後、ディズニープラスで独占配信される。

第7話予告

■キャスト
チャ・セウム役:イ・ヨンエ
ユ・ジョンジェ役:イ・ムセン
キム・ピル役:キム・ヨンジェ
イ・ルナ役:ファン・ボルムビョル
チョン・サンド役:パク・ホサン
マ・ヨンソプ役:ヤン・ジュンモ
 ほか

原題:마에스트라

日本語版予告編

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