韓国ドラマ「マエストラ」ファン・ボルムビョルの正体発覚で視聴率7.9％で自己更新！第11話あらすじと最終回予告

13日に放送したtvN土日ドラマ「マエストラ」で、チャ・セウム(イ・ヨンエ)はユ・ジョンジェ（イ・ムセン）への信頼を取り戻し、イ・ルナ（ファン・ボルムビョル）の正体が明らかになった。ディズニープラスでも独占配信開始した第11話のあらすじと見どころ、視聴率を紹介する。＜ネタバレあり＞

全てが明らかになった最終回前話の視聴率は、首都圏の世帯で平均6.7%、最高7.9%を記録し、自己最高視聴率を更新した。また、全国の世帯でも平均6.0%、最大6.7%を記録した(ケーブル・IPTV・衛星統合有料プラットフォームベース/ニールセンコリア提供)。

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「マエストラ」は、世界中でたった5％しかいない女性指揮者（マエストラ）の中で、天才と呼ばれるチャ・セウム（イ・ヨンエ）が秘密を抱えながらも、オーケストラの中で起きる事件の真相に迫りながら、自身をめぐる真実を探る中で生じる葛藤と成長を描いたスタジオドラゴン企画のヒューマン・ミステリー・ドラマ。⇒【各話のあらすじと見どこ】

■第11話あらすじ
キム・ピル（キム・ヨンジェ）はアジン（イ・シウォン）に海外に行かなければ、生まれてくる子供の親権を行使しして子供を奪うと脅す。その夜、架空名義の携帯から「チャ・セウムの秘密を知っている」というメールを受け取ったピルは漢江に出向くが、首元に注射を打たれて気を失う。

一方、刑事チュ・ドンシク（ペク・ソンチョル）から、キム・ボンジュ（チン・ホウン）殺害犯がB型の女性の可能性が高いと聞いたセウムは、自分に毒を盛ったのが夫ピルかもしれないと伝える。しかしピルが何者かに襲われ危篤状態との知らせを受け、一気にB型女への疑いが深まる。チュ刑事はピルの生存を秘密にし、セウムに警護申請をするよう勧めるが、セウムは警察の動きを犯人に知られないために警護を断る。

防犯カメラには今度も犯人らしき人物は映っていない。ハンガン・フィルの中でB型女性はクォン・スジン（チン・ソヨン）、イ・ルナ、そしてイ・アジンの3名。スコチラミンが検出された香水はセウムがいつも持ち歩いており、3人に混入のチャンスがある。警察では3件の事件で、セウムにだけは場所も使った毒の量も致死量ではなかったことに着目。そして3人の中で動機のあるアジンを第一容疑者とし、スコチラミンを扱う製薬会社3社に聞き込みをする。その頃、ジョンジェもまた独自調査を進めていた。

セウムは父（チョン・ドンファン）と親友ヘジョン（キム・ヨンア）を守ってほしいとジョンジェに助けを求める。そしてレミントン病発症を心配して楽団を去る決意を固める。

団員たちの前でリハーサルの前に言いたいことがあると切り出したセウムは、「次の公演を最後にハンフィルを去ります。私は拍手喝采を浴びながら退場するスタイルなので」とジョークを言う。そして「指揮台は戦場だと思っていました。前には団員が、後ろには観客。周りを敵に包囲されている。しかし、ここは穏やかで自由を感じた。複雑なことは忘れて、音楽だけに集中すればいいから。それは皆さんと観客が私を信じてくれたから。敵ではなく味方だと気づかせてくれました。ありがとうございました」と謝意を伝えた。「指揮台を降りて自由を味わいたい」というセウムも誰も止めることはできなかった。団員全員が悲しむ中、アジンだけはほくそ笑んでいた。

セウムはジョンジェのスパイだったテハに秘書を続けることを許す。それを知ったルナは、練習に集中できない。練習の後、セウムにお酒をねだり、実母と養父母から2度も捨てられた自分にとって、テレビでバイオリンを弾くセウムが生きる望みだったと打ち明ける。そして「私を連れて行ってください。私を捨てないで」と縋る。酔いつぶれたルナをセウムが家まで送り届けてやる。

ジョンジェはついに犯人の糸口をつかみ警察に知らせる。警察ではヒョンイン製薬を徹底的に調べあげ、スコチラミンを持ち出したのが研究者キム・ジニョンと特定する。

ジョンジェはルナと話をしているセウムを呼び出し、「スコチラミンを盗んだかもしれないキム・ジニョンを知っているか？楽団の関係者かもしれない」と聞き、知らないと答えるセウムに「ヒョンイン製薬で働いている人を知っているか？」と尋ねる。セウムは酔いつぶれたルナを送ったときに、ヒョンイン製薬のカレンダーがあったのを思い出す。ルナもまたB型女性だ。ジョンジェとセウムは楽団のコンマスであるルナの部屋で毒物を発見する。

ジニョンはルナの姉の婚約者。ルナは偶然ジニョンの浮気を知り、姉に内証にする代わりにスコチラミンを持ち出しさせていたのだった。ジニョンはルナを待ち伏せし、「お前のせいで人生台無しになった」「警察はもう俺を追いかけ始めている」と怒りをぶつける。そこにルナを心配して後をつけていたテホが現れジニョンを追い払う。ルナはテホを家の中に招き入れ、ジョンジェからの電話のベル音に気を取られているテホの後頭部に植木鉢をぶつける。



■見どころ、感想など
切ったスイカをほおばるアジンの手元から流れるスイカの汁がまるで血が滴っているように見え、また警察がヒョンイン製薬に捜査の手を伸ばしたときに、アジンは急遽出国する計画を立てていたことから、犯人＝アジンとミスリードさせられた視聴者も多かったのでは？

また、セウムが警察を話しをするのを黒ずくめに扮したジョンジェが盗み聞きしていたが、漢江でピルを待ち伏せしていた人物も黒ずくめ。しかしその足元や歩き方から女性だと気づいた視聴者もいたはず。

この過程で筆者もルナを疑い、毒を手に入れるために義兄となるジニョンを誘惑したかと思ったが、少なくともそこでは姉を裏切っていなかったことにほっとした。今回、セウムに異常に執着するルナの事情も明かになり、いよいよ次回ルナが本性を現す。

気になる最終回は1月14日（日）21：20に放送、その後、ディズニープラスでも独占配信される。第12話の予告は以下で視聴できる。

◇第9話予告

■キャスト
チャ・セウム役：イ・ヨンエ
ユ・ジョンジェ役：イ・ムセン
キム・ピル役：キム・ヨンジェ
イ・ルナ役：ファン・ボルムビョル
チョン・サンド役：パク・ホサン
マ・ヨンソプ役：ヤン・ジュンモ
　ほか

原題：마에스트라

◇日本語版予告編

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