イ・ヨンエ主演「マエストラ」圧巻の囮公演で自己最高視聴率で有終の美!レミントン病克服しイ・ムセンと新しい道へ…最終回(第12話)

01月15日10時18分ドラマ
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14日に放送したtvN土日ドラマ「マエストラ」で、チャ・セウム(イ・ヨンエ)はイ・ルナ(ファン・ボルムビョル)と悲しくも華麗なフィナーレを飾った。

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「マエストラ」は、世界中でたった5%しかいない女性指揮者(マエストラ)の中で、天才と呼ばれるチャ・セウム(イ・ヨンエ)が秘密を抱えながらも、オーケストラの中で起きる事件の真相に迫りながら、自身をめぐる真実を探る中で生じる葛藤と成長を描いたスタジオドラゴン企画のヒューマン・ミステリー・ドラマ。⇒【各話のあらすじと見どこ】

最終回では、すべての事件の真犯人であることが明らかになったコンサートマスターを務めるイ・ルナ(ファン・ボレムビョル)がチャ・セウム(イ・ヨンエ)に逮捕された。特に、ルナをおびき寄せるセウム最後の公演は、視聴者に感動とゾクゾクするようなスリルを抱かせ、最終話の視聴率は首都圏の世帯では6.7%最高8.2%でピークに達した。全国平均世帯率は6.8%、最高8.0%で、首都圏と全国のケーブル・縦断チャンネルの中で同時間帯1位(ケーブル、IPTV、衛星統合有料プラットフォームベース/ニールセンコリア提供)で自己記録を更新した。

■キャスト
チャ・セウム役:イ・ヨンエ
ユ・ジョンジェ役:イ・ムセン
キム・ピル役:キム・ヨンジェ
イ・ルナ役:ファン・ボルムビョル
チョン・サンド役:パク・ホサン
マ・ヨンソプ役:ヤン・ジュンモ
 ほか

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■第12話(最終回あらすじ)
チャ・セウムに憧れるバイオリニストのイ・ルナは、セウムがハンガン・フィルハーモニーの常任指揮者になると知り感激する。偶然にセウムの夫キム・ピル()とホルン奏者アジン()との不倫を知り、アジンの車に細工して事故を起こさせた。

さらにセウムにレミントン病発症の可能性があることを知ると、義兄になるはずのキム・ジニョンを使ってレミントン病と同じ症状を引き起こす毒性の強いスコチラミンを手入れた。そしてそれをセウムの香水に微量混入させ発症の不安を抱かせ、セウムを脅すキム・ボムジュ()を殺害。セウムを裏切った夫ピル()も殺害したのだった。

一方、セウムはルナの部屋にヒョンイン製薬のカレンダーがあったこと、彼女の方の傷とB型であることを思いだし、自分を巡る一連の出来事の真犯人がルナだと確信する。だが、すでにその時、キム・テホが次の犠牲者になっていた。セウムとユ・ジョンジェ(イ・ムセン)によって瀕死のテホが発見され、一命をとりとめた。

警察の取り調べを受けたルナの姉は、セウムに衝撃の事実を伝えた。かつてルナは養母が糖尿病を倒れたとき、献身的に看病を死ながらその裏で、血糖値を偽装し養母は入退院を繰り返し、ついには死に至らせていたのだった。すべてが養母が自分の傍を離れないようにするためだった。そして養母の死後、ルナのセウムへの思いがエスカレートし、セウムに会うために留学まで決めるほど執着していた。セウムの毒を調節したのも養母と同じく独占したい、それが出来な員ら殺害するという異常な思いからだったのだろうと。



セウムは行方をくらませたルナを捕まえるために、ルナのセウムへの執着と同じ舞台に立って『パッサカリア』を演奏したいという夢を利用することに。次の公演でルナをおびき寄せるために『パッサカリア』に演奏曲を変え、客席に私服警察を配置させる。団員達や副指揮者オ・ヒョンソク(イ・ビョンジュン)も危険を承知でこの作戦に協力を申し出た。身重のアジンまでが憎まれ口をたたきながらも協力を申し出た。そしてアジンもこの公演を最後に家族が暮らすカナダに行くと話し、セウムの配慮への感謝を伝える。アジンを良いホルン奏者と言ったセウムに、アジンは初めて「すみませんでした」と謝罪の言葉を口にした。

セウムの身を案じるジョンジェは、逮捕されるのを覚悟でルナは来るはずがないと止めようとするが、セウムはルナがこの機会を絶対に逃さないと確信していた。

マスコミは、次の公演でセウムがバイオリニストとしてステージに立つことを報じ、「最後を締めくくる楽曲が『パッサカリア』でコンマスのイ・ルナと共演する」と、セウム自身が発表した。テレビでこれを知るルナは…。一方、スコチラミンを持ち出したジニョンは逮捕された。

公演の日。ついに最後の曲ヘンデルの『パッサカリア』。指揮棒の代わりにバイオリンでステージに上がったチャ・セウム。セウムとハンガン・フィルによる最高のパフォーマンスが繰り広げられる中、ルナがバイオリンを弾きながらステージに向かって颯爽と歩いてきた。ルナはセウムの演奏を引き継ぎステージに立っていた。誰もが驚く中、セウムと団員たちはそれをサプライズ・イベントに見せ、ルナとセウムとのコラボが熱く眩しく繰り広げられた。

公演が終わると、恍惚とした夢から目覚めたルナは、涙を流しながらその瞬間を楽しんだ。しかし、残っているのは法の正義。警察が到着し、セウムから「生涯をかけて償いなさい」と言われると、ルナは「これで決してあなたは私を決して忘れない」という言葉を残し、傍にあったアイスペールで自らの喉元を刺して自死を計った。

すべての疑惑が晴れた後、セウムはザ・ハンガンフィルハーモニー・オーケストラザ・ハンガンフィルハーモニー・オーケストラ指揮台から降りた。ピルは毒のせいで精神障害が出て、原因不明の記憶喪失の症状が出ていた。

団員たちとの打ち上げの食事会にセウムも参加し、その隣席に陣取ったジョンジェは相変わらずセウムの世話を焼く。楽しい笑顔いっぱいの食事会の後、セウムは刑務所へ。だがルナは「ステージで演奏シアタ姿だけを心の留めておいて欲しい」と面会を拒絶した。
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セウムは母の墓前でレミントン病の検査結果を確認する。かすかな微笑みは、50%の遺伝性から回避されたようだ。そこにジョンジェが現れ「セウム、僕と遊ぼう」と初恋の時の言葉を口にする。二人は寄り添い新たな旅に出る。



■見どころ、感想など
世界で唯一の女性指揮者5%といわれるマエストラ、天才や伝説と呼ばれるチャ・セウムは、秘密を隠しながらオーケストラを取り巻く出来事の真相を暴く一方で、ハンガン・フィルのメンバーと徐々に絆を築いていくという、ミステリーというジャンルの中でヒューマニズムを感じさせてくれた。

個性的なキャラクターたちも物語に面白さを亡父くさせた。カリスマ性があり人情味のある女性指揮者チャ・セウムが、孤独な指揮者からメンバーに溶け込む姿に心温まる印象を与え、セウムに復讐をするのかと思わせた元恋人のユ・ジョンジェは、純情愛でロマンチックな緊張感を醸し出していた。音楽のパートナーとして、夫として完璧な夫キム・ピルは次第に悪の顔を見せて視聴者を怒らせた。そしてあどけない顔に狂気じみた執着を見せたルナがサスペンスの激しさを増した。

何より、まるでコンサートホールにいるかのようなハイクオリティなステージシーンは、どの瞬間には視聴者は感嘆の声を上げた。中でもラストの『パッサカリア』の舞台は、深い余韻とスリルで観る者を魅了した。ここでは、チャ・セウムを演じるために指揮とバイオリンを完璧に演奏するイ・ヨンエの情熱が輝いていた。

刺激的なストーリーとリアルな演出、俳優陣の完璧な演技でアンサンブルを形成したtvNの土日ドラマ「マエストラ」は、12話で14日に終了し、ディズニープラスのスターで全話独占配信中だ。

原題:마에스트라


YouTube|EP12『パッサカリア』演奏シーン

日本語版予告編

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