「光る君へ」吉高由里子と再会した柄本祐がナチュラルにモテる男を発揮!第2話ネタバレと第3話予告

01月15日10時55分ドラマ
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NHK大河ドラマ「光る君へ」(総合20時~、BS、BSP4K18時~)1月14日(日)放送の第2話「めぐりあい」少女漫画のような再会のまひろ(吉高由里子)と道長(柄本祐)の裏で、策略家・兼家(段田安則)ドロドロの権力争いが話題に。1月21日(日)放送の第3話「謎の男」に黒木華ら新キャスト続々登場!NHK公式サイトでは予告動画公開中だ。



吉高由里子主演の大河ドラマ「光る君へ」の初回、まひろ(紫式部)の母・ちやは(国仲涼子)の惨劇から6年が経った1月14日放送の第2話。成人したまひろが、父・為時(岸谷五朗)に内緒で絵師(三遊亭小遊三)のもとで代筆業のバイトに勤しむ中、再び会う約束をしながらかなわかった藤原道長(柄本祐)と運命的な再会を果たした。絵師の元で代筆業をしているまひろの元へ「では会えるまで通う」とさらっと言ってしまう道長の爽やかさに、視聴者から「ラブストーリーの王道!」「道長がナチュラルモテ男なのよくわかる」と今後の2人のラブ展開に熱い視線が注がれた。

2人の運命が動き出そうとする一方、道長の父・兼家の野望は留まることを知らず、詮子(吉田楊羊)に恐ろしい計画を提案。詮子と円融天皇(坂東巳之助)の間に生まれた懐仁親王を次の東宮に据えるべく、円融天皇の退位を画策。詮子を東三条に下がらせ、皇子を人質に取るという。さらに6年前にちやはを手にかけた息子・道兼(玉置玲央)に円融天皇に毒を盛るよう指示。孫は人質、そして息子と娘を使い、天皇の退位を目論むヒール兼家に「腹黒さが凄すぎて・・・」「兼家さん怖すぎる」と視聴者を震え上がらせた。

そして1月21日放送の第3話では、自分のせいで捕らえらえた道長を案ずるまひろに、思いがけない依頼が舞い込む。それは兼家がライバル左大臣家の動向を探るために、まひろを間者として送り込むというもの。左大臣家の姫で、道長の嫡妻となる源倫子役で黒木華が登場。他にも、道長と青春時代を過ごす友人たち、藤原公任役で町田啓太、藤原斉信役で金田哲らが出演する。

■存在感の秋山竜次にハマりすぎの本郷奏多
円融天皇の側近で、藤原実資役のロバート・秋山が登場し、その存在感が話題になっている。秋山演じる藤原実資は、政治や儀式のしきたりに詳しく、正義を重んじる故に頑固な部分もある役どころ。秋山といえば巷にいそうな人々の役になり切る「クリエーターズファイル」が人気だが、平安貴族の衣装に身を包んだ秋山の姿に視聴者から「新作かと思った」といった声が上がり、わずか数分の登場にも関わらずコント仕込みの演技が流石だと注目を集めた。

また、同じく初登場となったのが、後の花山天皇で東宮役の本郷奏多。岸谷五朗演じる為時に漢籍の指南を受けるが、その素性はかなりの変わり者。第2回では足で扇子を巧みに操り、母と娘両方に手を出した話を為時に聞かせる姿を披露。さらに自分が天皇になる日が近いと示唆する場面では、屏風の端からひょっこり登場し「ないしょだよ ないしょ」と茶目っ気たっぷりな表情を見せた。話す内容がクズっぽいのに、なぜか高貴に見える本郷東宮の登場に「最悪だけどキャラ最高!」「本郷奏多が凄い役者だな」と称賛の声が寄せられた。



■第2話ネタバレあらすじ
母の死から6年、成人したまひろと父・為時との関係は冷めきっていた。15歳になったまひろは、絵師の元で町の男性から頼まれた恋文や和歌の代筆業に生き甲斐を感じる日々を過ごす。同じく成人した道長は官職を得て宮仕えをしており、姉・詮子は帝との間に皇子をもうけ、藤原兼家の権力を拡大していった。

さらに兼家は帝を退位させ、新たな帝を立てるため、詮子に懐仁親王と共に東三条殿に下るよう指示。皇子を人質に取ろうと画策するが、円融天皇の渡りがなくなった詮子は、再び天皇の寵愛を取り戻そうとしていた。「この世の中に心から幸せな女なんているのかしら」。詮子は道長だけに苦しい胸の内を明かした。「忘れれない人のことは何年たっても忘れられないもの」そう語る道長にも想い人がいると勘違いした詮子は「私も頑張ろう」と明るく前を向くのだった。

一方、勉強が苦手なまひろの弟・藤原惟規(高杉真宙)は為時から学問を学ぶも身が入らない。ある日、まひろは以前和歌を代筆した男から、歌を突き返されたからもう一度和歌を書いて欲しいと依頼される。帰り道、イライラした気持ちを抑えられないまひろは道端の石ころを蹴り飛ばすと、その拍子に草履も脱げ、ある男に当たってしまう。男は優しく草履をはかせ、ひどいことをしても怒る様子もない。まひろは礼を言って頭を下げると、そこに見覚えのある傷跡が・・・。その男は、幼い頃に出会い、再会を約束した三郎こと道長だった。

6年前のあの日、月が上っても菓子を持ってずっとまひろを待っていた道長。来なかった理由を聞かれても、母が惨殺されたことを思い出すのでまひろは理由を口にはしなかった。「お前は一体誰なんだ」と問う道長に、代筆業をしているまひろは「いろんな人の気持ちになって歌や文を書く仕事。それは楽しい仕事なのよ。」と生き生きと語る。そんな様子をまぶしく見つめる三郎は、まひろに会うため、絵師の元へ会うまで通うと言い残し別れた。

そんなある日、帝が詮子の元に渡ることになり、久々のゴシップに女房たちが盛り上がる。しかし円融天皇は、今更恋文に花を添えて送って来た詮子に忠告をするためだけに会いに行ったのだった。「見苦しいことをするな。汚らわしい。」と詮子を突き放す帝は、愛された日々を忘れ、母として生きろと冷酷な言葉を浴びせた。詮子はつい東三条殿に下がると口走るが、帝はその時は懐仁親王を置いていくよう言い残し、その場を後にした。

一方、東宮に漢籍の指南をする為時は、東宮の様子を定期的に兼家に報告していた。東宮は変わり者と噂されていたが、長く漢籍を指南する為時から見ても勉学の成果は上がらず、帝の器ではないと報告するのだった。それを聞いた兼家は、円融天皇に退位させるため、道兼を使って帝の食事に毒を盛るよう命じる。

しかし東宮は、自分が帝になるから為時を昇進させると約束してくる。ついに立身出世の夢が叶うと思った為時は、まひろが代筆業をしていることを知ると、まひろを謹慎させ、絵師には口止め料を渡した。見張りを振り切り町へ出たまひろは、放免に追われたある男を庇うため「逃げたのはあの男です」と適当に指をさすと、それはまひろに会いに来た道長だった。

■第3話あらすじ
放免に捕らえられた道長を案ずるまひろだったが、為時に謹慎を強いられ、成すすべもない。一方、兼家の指示で道兼は女官を使って帝の食事に毒を仕込み、円融天皇は急激に体が弱っていく。政権を掌握するために次の手を打ちたい兼家は、ライバルの左大臣家の動向を探るため、為時を利用し、まひろを間者として送り込もうとする。

NHK大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。初回は15分拡大版。脚本:大石静、出演:吉高由里子、柄本佑、黒木華、井浦新、吉田羊、ユースケ・サンタマリア、佐々木蔵之介、岸谷五朗、段田安則ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_hikarukimie」。第3話予告動画は番組公式サイトにて公開中。

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