「光る君へ」柄本祐の恋敵?ミステリアスな男・毎熊克哉の登場に視聴者ザワつく!第3話ネタバレ第4話予告

01月22日11時00分ドラマ
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NHK大河ドラマ「光る君へ」(総合20時~、BS、BSP4K18時~)1月21日(日)放送の第3話「謎の男」恋のキューピッドなのか、あて馬か?ミステリアスな“直秀”毎熊克哉に視聴者から熱い視線が送られた。1月28日(日)放送の第4話「五節の舞姫」では、艶やかな衣装のまひろ(吉高由里子)が舞を披露する!NHK公式サイトでは予告動画公開中だ。



1月21日放送の第3話では、盗賊と間違われ放免に捕らえらた道長(柄本佑)の安否を心配するまひろの元に、謎の男・直秀が道長の無事を知らせる・・・という展開。ラストは町辻で散楽を見ていたまひろが、想いを馳せる道長と雑踏の中で再会するが、風刺劇をしていた一員が“謎の男”であることが判明。まひろ、道長、直秀の3人の巡り合わせに次回への期待が高まった。

毎熊演じる直秀は、放免から逃げている最中なのに、まひろの筆入れを拾い、まひろの屋敷を調べて、彼女が案じる男の無事を伝えてくれる“謎の男”として登場。その自由な言動からまひろや道長に影響を与える人物ということだが、まだその素性は明かされておらず、ネットでは「これから三角関係になるのか?」「ワイルドな毎熊さんが恋敵?」「道長のあて馬?」など注目を集めている。

また、第3話には左大臣の姫・倫子役で黒木華が登場。まひろが参加することになった姫君たちが学ぶ会では、偏つぎで無双するまひろに凍り付く空気を和ます倫子。その笑顔の裏に何を考えているかわからない緊張感にハラハラさせられたが、28日放送の第4話では、倫子の推薦でまひろが五節の舞姫に抜擢される。そして艶やかな衣装で舞いを披露するまひろは、そこである驚がくの事実を知ることになる。

■やんごとなき“平安のF4”に注目
第3話では道長役の柄本佑をはじめ、道長の同僚である藤原斉信役の金田哲、藤原公任役の町田啓太、藤原行成役の渡辺大知らが登場した。漫画の中から出て来たようなイケメン公任を演じた町田啓太はじめ、雅な装いの金田哲らが宿直中に恋バナに花を咲かせるシーン。漫画『花より男子』に出て来るイケメン集団F4に例えられ「平安のF4」といったコメントが寄せられる中、恋文をネタに女性の品定めをする男子トークを展開した。

「歌はうまいが顔がまずい」「忙しくて読めないから持ち歩くしかない。たまにかわやで落としたりする」と公任が言えば、「それをおとされた文に運がない」と斉信が返す。道長が字も下手で歌も下手だと困るとこぼせば、「別に文だの歌だの送らなくても訪ねてしまえばいいんだよ」と公任が大胆なアドバイス。『源氏物語』の「帚木」で、梅雨の時期に藤原部丞らが集まり、姫たちを上中下で“品定め”して盛り上がる「雨夜の品定め」を彷彿とさせるエピソードが展開した。

この「雨夜の品定め」、妻にするなら一途で実直な女性が良いと言ったり、落ち着いた心のある女性を生涯の伴侶とするのが良いと言ったりするが、結局は「気楽に過ごせる女性が良い」というところに落ち着く。果たして「光る君へ」では雅な殿方たちはどんな女性を妻に持ち、そして恋をするのか。今後の展開に注目したい。

■歴史エンタメ系ポッドキャスト新登場
株式会社NHK エンタープライズは、聴けば大河ドラマ「光る君へ」がもっと面白くなる、歴史エンターテインメント系ポッドキャスト「ほんとはヤバい平安ワールド ~「光る君へ」がもっと面白くなる」をAmazonオーディブル(以下、Audible)とaudiobook.jpで配信することを決定した。
●詳細は大河ドラマ「光る君へ」がもっと面白くなる…「ほんとはヤバい平安ワールド」歴史エンタメ系ポッドキャスト新登場で。



■第3話ネタバレあらすじ
放免に捕らえられた道長だったが、偶然屋敷にいた兼家に助けられ無事に帰宅することができた。そうとも知らず、道長の身を案ずるまひろだったが、為時(岸谷五朗)に謹慎を強いられ、成すすべもない。その晩、フクロウの鳴き声に誘われ外へ出てみると、そこには放免に追われていた謎の男の姿が。「あいつは無事だ」そう告げると去って行ってしまった。

ある晩、内裏では道長、藤原公任、藤原斉信が宿直の任務についていた。盗賊も来なそうな静かな夜に、公任が姫たちからもらった歌を持ち出し、みんなで品評会がはじまる。モテモテの公任に、女性に興味があると言いながらマイペースな道長。そして斉信は左大臣の姫、倫子に文を送っていると告白する。倫子は斉信より年上だというが、なぜまだ嫁入りしていないのか不思議に思う道長だった。

一方、兼家(段田安則)の指示で道兼(玉置玲央)は女官を使って帝の食事に毒を仕込み、円融天皇(坂東巳之助)は急激に体が弱っていった。藤原実資(秋山竜次)は安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)の邪気払いも効き目を見せないため、食事に毒が盛られたのではないかと内侍所で検分を始める。気をもむ道兼だったが、兼家は政権を掌握するため、それとなく円融に譲位をすすめる。内侍所の反感を買った実資は取り調べを中止。道兼は実資に「頭中将様は筋の通ったお方。私はどこまでもついてまいります」と言って取り入る。

兼家は次の手を打ちたいがライバル左大臣・源雅信(益岡徹)の考えていることがわからない。帝が譲位し東宮が即位すれば、娘を入内させるつもりなのか気になっていた。そこで、左大臣の妻・穆子(石野真子)の遠い親戚である為時を使い、内部を探らせようと画策。為時はまひろを左大臣家の姫たちの集いに送り込み内情を探らせようとする。

そうとは知らずに姫君たちの集いに参加したまひろは、身分の違いに恐縮するも、倫子が遊びだから楽しんでいくよう笑顔で迎い入れてくれた。指南役の赤染衛門(鳳稀かなめ)から偏つぎの説明を受けたまひろ。漢字に疎い姫君たちに比べ、幼い頃から漢文を呼んできたまひろはそこで実力を発揮し、周囲を消沈させる。しかし倫子は重い空気を払拭するように「すご~い!まひろさんは感じがお得意なのね」と場を和ませた。

帰宅したまひろは為時から倫子の入内について聞かれ、自分が間者として送り込まれたことを知る。だがまひろは、これを機に母親を殺した犯人に辿り着けるのではないかと考え、このまま倫子との距離を縮めるため左大臣家に通い続ける。ある帰り道、町辻で散楽を見に来たまひろは、そこで偶然にも三郎と再会。やっと2人が出会ったその時、散楽に出ていた役者の面が外れる。その役者は、道長が放免に捕まった原因で、盗賊として追われていた謎の男だった。

■第4話あらすじ
互いに身分を偽ってきたまひろと道長だが、ついにまひろは自分の素性を明かす。その頃、円融天皇の譲位を知った詮子は、帝に謁見するが、思いもよらない嫌疑をかけられ・・・。ある日、まひろは倫子の依頼で、即位した花山天皇の前で五節の舞を披露する舞姫に選ばれる。そこでまひろは驚愕の真実を知ることになる。

NHK大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。初回は15分拡大版。脚本:大石静、出演:吉高由里子、柄本佑、黒木華、井浦新、吉田羊、ユースケ・サンタマリア、佐々木蔵之介、岸谷五朗、段田安則ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_hikarukimie」。第4話予告動画は番組公式サイトにて公開中。

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