NHK「御史とジョイ」“僕の家に行こう”テギョン、2PM大ヒット曲のフレーズと恋人手つなぎで告白!第9話あらすじと予告
NHKBS、BSP4K(日曜21時~)で2024年2月4日放送の第9話では、死んだと思われたイオン(テギョン)が登場し、ジョイ(キム・ヘユン)に告白するまでが描かれる。このあらすじと見どころを紹介、NHK番組サイトで予告動画が視聴できる。
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:韓国語)| 字幕放送有り]
「御史(オサ)とジョイ」は、ひょんなことから王の隠密捜査官“暗行御史(アメンオサ)”になった美食家のお坊ちゃまと、離婚を決意し幸せを探して突き進むバツイチ女性のドタバタ捜査記録を描くラブコメ時代劇。「御史とジョイ」を2倍楽しむ】では、時代背景や各話のあらすじと見どこと、キャスト、メイキング映像などまとめている。
■キャスト⇒キャスト・登場人物・画像付で紹介
ラ・イオン役:オク・テギョン/2PMテギョン
キム・ジョイ役:キム・ヘユン
ユクチル役:ミン・ジヌン
クパル役:パク・ガンソプ
パク・テソ役:イ・ジェギュン
世子役:イ・ジュニョク(特別出演)
ほか
※以下、ネタバレが気になる方は※豆知識や「見どころ・感想など」をご覧になり、あらすじは視聴後の確認にどうぞ。
■第9話「七夕」
(c) STUDIO DRAGON CORPORATION鉱山の爆破で閉じ込められたイオン(オク・テギョン)だったが、蝶に導かれて秘密の通路から外に出ることができた。そこでテソとドスの対立を目撃したイオンは、テソが犯した悪事を明かすために死んだふりをすることに。
爆破跡でイオンが死んだと思い悲しむ仲間たち。ジョイ(キム・ヘユン)は日暈(ひがさ)※を見た日の約束を思い出し悲しみに暮れる。そしてグァンスン(イ・サンヒ)、ビリョン(チェ・ウォンビン)と共に江華(カンファ)島へ渡る。ジョイはテソの根城で見つけた帳簿にあった母の印と「トロクソン」という名を手掛かりに母を捜すことにする。
※日暈とは、太陽の周り虹色の光の輪が現れる現象で“ハロ”とも呼ばれる。下の「■見どころ」で、詳しく解説。
鉱山爆破の知らせは密貿易を取り仕切るテソの仲間ハンギ(パク・シナ)にも届く。ドクボン(ぺ・ジョンオク)に支払う銀貨も吹っ飛んでしまったことに焦るが、銃さえ手に入れれば、烏頭(ウズ=トリカブト)は奪い取るから代金など必要ないと考える。ところが、ドクソンは約束を守らない見せしめに銃を横取りしアジトに運ぶ。
江華島に到着したジョイたちはハンギに道を尋ねる。「母を捜している」というジョイがドクソンの娘かもしれないと考えたハンギは、道案内してやると騙して商団の倉庫に閉じ込める。そして代金を払うとドクボンを呼び出し、3人の人質と引き換えに銃を渡せと迫る。ジョイが娘だと気づくドクボンだが、表情も変えず「私が興味あるのは銀貨だけ」とし、魚の餌にするというハンギに「好きにすればいい。その代わり私も例の物を海に沈める。3人を島から出し、烏頭の代金を払うまで銃は預かっておく」と告げて背を向ける。
拘束を解かれたジョイはハンギに平手打ちをくらわし、立ち去る母の背中を涙で見送る。漢陽に戻る船に乗ったジョイは、遠くで見送る母を見つけ、「お母さん」と叫ぼうとしたが、小さく首を横に振る母を見て、それが母が清に連行されたときに、隠れているジョイに送った「出て来るな」という合図だと察し、ジョイは黙って船に乗り込む。
一方、王の前に現れたイオンは、「死を確認したはずなのに…」と驚く領議政パク・スン(チョン・ボソク)の言葉を受けて、生存を隠して不正の黒幕の捜査を続けていたことを報告する。そして「権力を笠に地方の役人らと手を組み民を搾取するなどあらゆる不正を働き、国の税を横領した邪悪な連中の黒幕が分かりました」と、パク・スンに視線を送る。
その後、弘文館の大提学シム・テソンには、領議政が黒幕であることの証拠固めが必要だから時間稼ぎをしてほしいと頼む。そして、ユクチル(ミン・ジヌン)とクパル(パク・ガンソプ)に会いに行くが、2人は幽霊が出たと思い倒れてしまう。
漢陽に戻ったジョイは、イオンと交わした「七夕の日に、清渓川(チョンゲ川)の6番目の橋で会おう」という約束を一人で実行する。虚ろな瞳でイオンに教えられたとおりに清渓川の川沿いを歩くジョイ。その時「食事はしたか?」という場違いな声が聞こえジョイが振り向いた先には、死んだはずのイオンが…。駆けよりしがみついて泣くジョイをイオンも強く抱きしめる。2人は恋人手つなぎして歩き、イオンは鉱山からの脱出劇を話す。そして、母に会ったが声もかけられなかったと寂しそうに話すジョイに、「これからは僕が君の側にいる」と告白する。イオンの顔が近づき慌てたジョイは、グァンスンたちと泊まる宿を探すとごまかす。イオンは安宿は危険だから、僕の家に行こうと誘い、驚くジョイに変な意味はないとしどろもどろに言い訳。そこにユクチル達がやって来て、生きているイオンを見て喜んだが、自分達を騙していた事に文句を言った。
■見どころ・感想・鑑賞ポイントなど
この回の序盤で、イオンがいかにして生還したが詳しく描かれたが、日暈(ひがさ)の出たときにイオンがジョイに漢陽にある屋敷の場所を教えていたことも判明した。日暈が幸運の前触れだというイオンに、ジョイは「日暈が出た9年前の七夕に母が清に連行され、私にとっては不幸の前触れです」と悲しい過去を話した。それを訊いたイオンが、それを幸運に変えてやろうと、「もし私たちが離ればなれになったら、七夕の日に訪ねて来い」と、自宅までの道順を詳しく話してやったのだ。
この日暈は、太陽の周り虹色の光の輪が現れる現象で“ハロ”とも呼ばれる。氷の粒による光の屈折が原因で「雨のしるし」ともされている。スピリチュアル的にも神様からのメッセージともいわれており、洋の東西で吉兆のしるしとされている。韓国では“일훈(イルフン)”や“햇무리(ヘンムリ)”と呼び、月の周りの同様の現象は“月暈”を“달무리(タルムリ)”と呼ぶ。
そしてこの回のエンディングでは、テギョンが2PMのファンへのサービスともいえる素敵な告白をする。ジョイと再会した後、安宿で止まるというジョイに「僕の家に行こう」と誘ったのだ。これは2PMの大ヒット曲「우리 집(ウリチブ)」のフレーズ「우리 집으로 가자~♪」。日本語歌詞バージョンでは「部屋に来て今夜~♪」と歌っているが、直訳すると「僕の家に行こう」になる。恋人手つなぎの告白と共に要チェックだ。
そしてエンディングでは次回登場するVIXXのエンこと、チャ・ハギョンの顔出しもあるのでお見逃しなく。
原題:어사와조이
制作:2021年 韓国
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:韓国語)| 字幕放送有り]
◇NHK「御史ジョイ」番組サイト
2023年12月3日スタート 日曜21:00-22:00
◇トレーラー
◇公式サイト
【作品詳細】「御史とジョイ」を2倍楽しむ】