NHK「御史とジョイ」大ドンデン返しの尋問に愕然とするテギョン(2PM)…第12話あらすじと見どころ
NHKBS、BSP4K(日曜21時~)で2024年2月25日放送の「御史(オサ)とジョイ」では、イオン(オク・テギョン)が一連の犯罪の実行犯を逮捕し、黒幕を追い詰めたと思われたがが…第12話のあらすじと見どころを紹介、NHK番組サイトで予告動画が視聴できる。(ネタバレ)
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:韓国語)| 字幕放送有り]
「御史(オサ)とジョイ」は、ひょんなことから王の隠密捜査官“暗行御史(アメンオサ)”になった美食家のお坊ちゃまと、離婚を決意し幸せを探して突き進むバツイチ女性のドタバタ捜査記録を描くラブコメ時代劇。「御史とジョイ」を2倍楽しむ】では、時代背景や各話のあらすじと見どこと、キャスト、メイキング映像などまとめている。
■キャスト⇒キャスト・登場人物・画像付で紹介
ラ・イオン役:オク・テギョン/2PMテギョン
キム・ジョイ役:キム・ヘユン
ユクチル役:ミン・ジヌン
クパル役:パク・ガンソプ
パク・テソ役:イ・ジェギュン
世子役:イ・ジュニョク(特別出演)
ほか
※以下、ネタバレが気になる方は※豆知識や「見どころ・感想など」をご覧になり、あらすじは視聴後の確認にどうぞ。
■第12話「尋問」
御史イオンは、世子(イ・ジュニョク)が亡くなった夜に湯薬を運んできた治腫医がパク・テソ(イ・ジェギュン)だとシム・テソン(パク・チュンソン)大提学に明かす。テソから没収した薬房日記に世子殺害の手がかりがあるはずだと考え、事件とパク・スンの接点を尋問で暴こうと主張する。しかし大提学は、パク・スンの背後に王(チョ・グァンウ)がいることを直感し、ひとまずパク・スンの権力を奪うことに集中し、世子の件には触れないようにと指示する。
ドクボン(ぺ・ジョンオク)は資金がたまり次第、子供と女人たちを連れて暮しづらい朝鮮を離れるつもりだった。そこでこれまで支援してくれた人物に礼を告げたいと思うが、正体がわからない。そんな中、コクドゥ商団が都からきた官軍が来て、横領した品物や商人を連行していったと聞き、ドクボンが駆けつける。煙硝と武器は押収されずに済んだようだが、ドクボンたちの名前の載った帳簿はなかった。
その頃、牢屋でマルチョン(チョン・スンウォン)たちと再会したテソは、持っている書状を証拠に自白し、父パク・スン(チョン・ボソク)を告発すると言う。
一方、イオンが商団の火薬取引帳簿がないことに気づき、取りに行こうとしたやさき、ジョイが帳簿を持ってきて燃やそうとしたことを告白し謝る。そしてどんな真実であろうと正しく裁いて欲しいというジョイに、最善を尽くすと約束し、食事をしていくよう誘う。
忠清道名物のチャグリ鍋(※)の作り方をボリに伝授したのがジョイだと聞いたイオンは大喜びし、作り方のコツを教えてほしいと頼む。「将来お店を持つしかも知れないので秘法は教えられない」と断るジョイをバックハグして、毎日家に来て作ってくれればいいと、求婚のような発言をする。その後、一緒に作った料理を二人っきりで味わい、星座を発見して楽しいひと時を過ごす。
※チャグリ鍋:忠清道・清州発祥の料理。肉と野菜をコチュジャンで炒めて煮る料理。詳しくは第1話豆知識で。
ドクボンたちは煙硝や銃などを始末し、不要な帳簿を燃やす。そして捕縛しているカン・ハンギ(パク・シナ)を、西洋船の手配をする条件で縄を解く。
翌日の尋問で、イオンにより、ドス(チェ・テファン)、テソ、マルチョン、メンス(キム・ヒョンジュン)の罪状が発表される。だが誰も自白せず、マルチョンから拷問が始まる。するとマルチョンは、テソの指示通りすべてテソに命じられたと供述し、海運判官ホン・ソッキ(チャヨプ)を殺したのはドスだと証言する。ドスは泣きながら無実を主張し、父である領議政を呼んでほしいと懇願すると、イオンは証人としてビリョン(チェ・ウォンビン)を呼び入れる。ビリョンはドスがソッキを殺すのを目撃したと証言する。さらにマルチョンとテソに根城に連行された時、そこでドスを見たと明かして川辺の四友と面識があったことを暴露した。耐えきれずにドスは「命令された…」と父の名を自白しようとしたとき、委官(裁判官)に任命されたパク・スンが姿を現し、テソンはスンを告発する計画が失敗したと愕然とする。
イオンと大提学は「パク・スンには一連の犯行の黒幕の容疑がある」と抗議すると、王は「証拠もなく領議政(宰相)を裁くことはできない」とスンを擁護。するとマルチョンは何度もパク・スンに上納したと自白し、それを証明する配当証書をある場所に隠したことを打ち明ける。イオンが証拠をもって尋問を再開させてほしいと願うと、王は「好きにしろ」と立ち去った。
マルチョンを酒幕に連行して配当証書は見つかるが、同行した官吏はパク・スンの部下だった。マルチョンは殺害され配当証書も奪われた。これを知ったイオンは、パク・スンの隠蔽工作だとしこんな不条理を見逃せないと憤怒する。大提学は王がパク・スンと手を組んだんだと負けを認める。
翌日、パク・スンは、マルチョンが死んだため捜査を続けられないとし、尋問を終結させると、テソとメンスに斬首を宣告、ドスに流刑を処した。だがドスは贖銭(※)を払って釈放させる。
※贖銭(ソクチョン):刑罰の代わりに支払うお金。保釈金。
イオンは負けを認めることができずに、パク・スンの元へ出向き「世子を殺害した理由を聞きたい」と告げる。「それを聞くなら証拠を出せ」と言うパク・スンに、「烏頭の入った煎じ薬をテソに届けさせた!」と怒声を浴びせるが、「それでは証拠にならない」とし「あの時も今も、私を自由にしたのはお前だ」と告げ、すべてはパク・スンの描いた通りに踊らされていたと気づき、茫然自失となるイオン。
翌日テソとメンスが仲間の助けを借りて脱出する。イオンは追いかけるが格闘の末に逃げられてしまう。
■見どころ・感想・豆知識・鑑賞ポイントなど
ついに実行犯と黒幕を押さえたと思いきや、なんと王がパク・スンと手を組んでしまった。それにしても庶子とは言え、我が子に斬首を言い渡すとは…。公平な目で見てサイコパスチックなドスより、知恵(悪用しているが)があって仲間思いのテソの方が家門を継ぐのに適任だと思えるのだが…。
ところで最後にテソたちを助けた2人組。走り方を見るとどうも女性のようだが…。それがだれかは予告動画で確認できる。
今回は序盤でイオンとジョイのラブラブもたっぷり見せてもらったが、予告動画では落ち込むイオンに肩を貸したり、布団に隠れたり、すすきの原での口づけなど胸キュンシーンもたっぷり。
朝鮮を離れるつもりのドクソンを支援している人物は?
後4話。はたしてイオンはパク・スンを追い詰めることが出来のか?
原題:어사와조이
制作:2021年 韓国
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:韓国語)| 字幕放送有り]
◇NHK「御史ジョイ」番組サイト
2023年12月3日スタート 日曜21:00-22:00
◇トレーラー
◇公式サイト
【作品詳細】「御史とジョイ」を2倍楽しむ】