「光る君へ」”まひろ”吉高由里子、男たちの本音トークにショック!恋文燃やす!第7話ネタバレ第8話予告

02月19日09時50分ドラマ
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NHK大河ドラマ「光る君へ」(総合20時~、BS、BSP4K18時~)2月18日(日)放送の第7話「おかしきことこそ」では男たちの本音を聞き、傷ついたまひろ(吉高由里子)が恋文を燃やし道長(柄本祐)の想いを拒絶。2月25日(日)放送の第8話「招かざる者」ではまひろが思いがけず母の仇と対峙する。NHK公式サイトでは予告動画公開中だ。



2月18日放送の第7話では、公任(町田啓太)や斉信(金田哲)ら貴族男性たちの本音トークを聞いたまひろ(吉高由里子)がショックを受ける姿に同情の声が殺到。女は家柄と話す公任がまひろのことを「あれは地味でつまらぬ」と言えばききょう(ファーストサマーウイカ)にぞっこんの斉信は「ききょうも遊び相手としか考えていない」とキッパリ断言。衝撃を受けたまひろはそのまま家に帰ると道長(柄本祐)からの情熱的な恋文を燃やし、これにネットでは「この展開はつらすぎる」「まひろ可哀そう」「道長との恋路が・・・」と反響を呼んだ。

そして、2月25日放送の第8話では、兼家(段田安則)が宮中で倒れ、安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)のお祓いを受けることになるが効果は見られず、権力の頂きにのぼりつめる右大臣家に暗雲が立ち込める。一方、右大臣家の間者を断った為時を訪ね、兼家の次男でまひろの母を殺めた道兼(玉置玲央)が突然まひろの前に現れる。「生涯呪う」と心に誓った仇と対峙するまひろに注目です。

■平安版ポロ“打きゅう”に視聴者も興味津々
第7話では道長はじめ貴族の王子様たちが平安時代の遊びのひとつ“打きゅう”を披露した。美しい公達たちが凛々しく馬を操り、毬を打つ姿に「打きゅうかっこよすぎない?」「打きゅうシーンが優雅でかっこいい!」など反響を呼んだ。打きゅうはペルシャを起源とし、唐を渡り日本に伝えられた遊び。イギリスでポロが伝わったのは19世紀というので、その歴史は打きゅうの方が古いことに驚かされる。

また、打きゅうを再現した役者陣たちにも注目が集まった。吉高由里子は自身のXで「見どころはなんといっても男達の打毬でございます。馬に乗りながら球を操る場面は皆の努力の賜物です」と紹介。ネットでも「短期間で打きゅうのシーンを再現できるなんて役者さんたちの努力がすごい」などの反響があった。そして倫子(黒木華)ら姫たちの前で打きゅうを披露する公達の装束が違うだけで学園マンガのようだという声も。令和の時代に再現された平安時代のポロ“打きゅう”シーンが印象深い回となった。



■第7話ネタバレあらすじ
寛和元(985年)、花山天皇(本郷奏多)が唯一愛した忯子がお腹の子と共に亡くなった。この頃、死は汚れと見なされ誰も死体に近づくことはできず、花山天皇は悲しみに暮れる。一方、直秀(毎熊克哉)ら散楽連中は、宮中に盗みに入る。その際、直秀は宿直だった道長に左腕を弓矢で射られる。盗んだ豪華な着物や調度品を貧しい民に分け与える傍ら、直秀は矢が刺さった痛みに苦しんだ。

落ち込む花山天皇は、政すべて義懐(高橋光臣)に委ねるようになり、周囲からの不満が持ち上がる。兼家は陰陽師の安倍晴明に忯子まで殺すことはやり過ぎだと咎めても、晴明は兼家の孫である東宮が帝となるチャンスが来ると悪びれることもない。それどころか、人の生死を操れる自分は右大臣家を危うくすることもできると牽制。花山天皇の姿に心を痛める為時(岸谷五朗)は、兼家に間者を辞めたいと申し出る。一方、道隆(井浦新)は道兼が兼家に都合のいいように使われているのではないかと心配するのだった。

道長の想いを断ち切れないまひろは、没頭できる何かを探しはじめ、散楽の台本を作ろうと思いたつ。直秀に直談判し、右大臣家を嘲笑するまひろの演目は辻で披露されると、次第に大盛況になっていく。しかし、うわさを聞き付けた藤原家の武者たちが辻に駆けつけ大騒動になり、それを止めようとやってきた道長は、思いがけずまひろと再会。話題の散楽をまひろが考えたと知っても道長は驚かず「俺も見たかった」と言ってまひろを見つめる道長。そこへ乙丸(矢部太郎)が迎えに来たのでまひろは自宅へと帰って行った。

そんな中、道長や公任ら若者たちは馬に乗り球を打つポロに似た打きゅうを催すことになり、招待されたまひろは、倫子たちと見物に行くことになる。会場には斉信に招待されたききょうはじめ、貴族の姫君たちは間近で打きゅうを見物する。一人欠員が出たため、道長に急遽連れてこられた直秀も参加し、打きゅうがスタート。公達たちの鮮やかな活躍に見物客も沸き立つ中、まひろは道長の姿を追っていた。

打きゅうが終わり、雨が降ってくると倫子の愛猫・小麻呂が逃げ出してしまう。倫子のかわりにまひろが小麻呂を探しに行くと、ある蔵にたどりつく。ちょうど打きゅうを終えてやって来た道長や公任、斉信らがやって来て着替えをし始める。公任は見物客の中にききょうがいたことに触れ、斉信はききょうを招待したことを明かす。

さらに話題はまひろにもおよび、公任が「あれは地味でつまらぬな」と話すと、斉信も同意。さらに「ききょうも遊び相手としてか考えていない」と断言し、「嫡妻は身分の高い姫を選び、好きな女とは遊びの関係」という。思いがけず耳にした男たちの本音に衝撃を受けたまひろは家に向かった走り出し、道長からもらった恋文を燃やすのだった。

■第8話あらすじ
倫子たちの間では、打きゅうの話題で持ち切り。斉信らの心無いことばを聞いたまひろは心の中は穏やかではなかった。そんな中、宮中で兼家が倒れる。安倍晴明のお祓いが行われるが、効果はなく、道長たち兄弟たちが看病にあたる。一方、為時を訪ねた道兼がまひろの家にやってくる。突然の母の仇と対峙することになったまひろは母の形見の琵琶を弾き・・・。

NHK大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:大石静、出演:吉高由里子、柄本佑、黒木華、井浦新、吉田羊、ユースケ・サンタマリア、佐々木蔵之介、岸谷五朗、段田安則ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_hikarukimie」。第8話予告動画は番組公式サイトにて公開中。

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