「光る君へ」半端ない緊張感に視聴者釘付け!吉高由里子が仇の前で琵琶を演奏!第8話ネタバレと第9話予告

02月26日08時50分ドラマ
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NHK大河ドラマ「光る君へ」(総合20時~、BS、BSP4K18時~)2月25日(日)放送の第8話「招かざる者」では仇である道兼(玉置玲央)の前で母の形見の琵琶を弾くまひろ(吉高由里子)の姿が話題に。3月3日(日)放送の第9話「遠くの国」ではまひろが直秀(毎熊克哉)と急接近か?NHK公式サイトでは予告動画公開中だ。



2月25日放送の第8話では、兼家(段田安則)が突然倒れ、右大臣家は大騒ぎに。一方、兼家に虐待を受けていたことを為時(岸谷五朗)に話したことで心を許した道兼が、為時と酒を飲みたいと突然館にやってくる。まひろが母ちやは(国仲涼子)の仇と対峙する最悪の展開と、まひろと道兼の緊迫したやり取りが繰り広げられた。

道兼を許すことはできなくても、もう彼に気持ちを振り回されたくないという思いから琵琶を披露するまひろ。ネットでは「道兼を前にしてよくこらえたな」「琵琶と殺気。すごい濃度」「美しい琵琶に心打たれる」などコメントが寄せられ、必死に感情を抑えながら琵琶を演奏するまひろと、その音色に聞きほれる道兼の対比が何とも言えない緊張感が漂う回となった。

そして、3月3日放送の第9話では、花山天皇(本郷奏多)と義懐(高橋光臣)の関係が悪化する傍ら、逆に為時に紹介された道兼が信頼を得始める。また、東三条殿に盗みに入った直秀ら散楽一座が捕まり、様子を見に行ったまひろが仲間と勘違いされ獄に連れていかれる。第8話では一緒に外の世界へ行こうと誘う直秀に、「行っちゃおうかな」とまんざらでもないまひろの姿があったが、果たしてこの2人の関係に新たなな進展があるのか。次回も楽しみに待ちたい。

■恋する乙女の“倫子”黒木華の演技が話題に
第8話で恋する乙女の顔を覗かせた倫子役の黒木華の演技に視聴者から絶賛の声が上がっている。倫子はまひろとはサロン仲間として懇意にしているが、いまだ未婚の姫としてその婿選びに周囲の注目が集まっている存在だ。一方、詮子(吉田羊)や兼家も自分の保身のため、左大臣との繋がりを求めて道長(柄本祐)を婿入りさせようと暗躍してきた。着々と道長と倫子の婚姻話が現実味を帯びる中、第8話では道長の打きゅう姿に心奪われた倫子が道長に恋心を抱く様子が描かれた。

話題となったのは、愛猫小麻呂を探しにきた倫子が両親から道長との婚姻を勧められ、思わずその場から逃げ出してしまうも、一人になり頬を染めて「道長さま・・・」とつぶやくシーン。これまでサロンで殿方の品定めをしていてもどこか絵空事だった倫子が、恋に落ちる様を黒木華が初々しく演じ、視聴者から「黒木華さんマジ天才」「恋する表情ほんとにうますぎ!」「完全に恋する姫で凄い」と絶賛する声が寄せられた。まひろにとっては辛い恋路になるものの、倫子の人生がどうなっていくのかも楽しみにしたい。



■第8話ネタバレあらすじ
倫子たちの間では、打きゅうの話題で持ち切りだった。かたや、斉信(金田哲)らの心無いことばを聞いたまひろは心の中は穏やかではない。そんな時、直秀から都を去ることを聞かされ、まひろは直秀が語る外の世界に心惹かれる。山の向こうに開かれる知らない世界を想像するまひろに、直秀は突然「一緒に行くか」と誘ってくる。思わず「行っちゃおうかな」と返すまひろに、直秀は「行かねぇよな」と笑顔を見せた。

一方、花山天皇と懇意にする義懐が権力を強めることに警戒する関白たち。兼家は左大臣・源雅信(益岡徹)と力を合わせるため、倫子との結婚話をもちかける。そんな中、宮中で兼家が倒れる。安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)のお祓いが行われるが、効果はなく、道長たち兄弟たちが看病にあたる。晴明は、兼家に亡き藤原忯子の霊がとり憑いていることを花山天皇に報告。忯子が成仏できないのは兼家に恨みがあることを知り、花山天皇は兼家への恨みを募らせる。

実は兼家に虐待されていたことを打ち明け、為時の同情を誘った道兼。腕には痛ましいあざがあり、兄や弟と違い幼い頃から可愛がられることはなく、兼家から暴力を振るわれていた。不遇な道兼に心を痛める為時だったが、道兼は為時に心を許し、館を訪問する。突然の来訪者にいと(清川清順)も驚き、間が悪くまひろが帰って来る。突然訪れた道兼との再会に、ショックを受け立ち去るまひろだったが、何を思ったのか酒の席に姿を現し「お耳汚しに」と琵琶を奏で始める。

演奏が終わると道兼には「琵琶は誰に習ったのか」とまひろに問い、母から習ったと答えると、母はどうしているのか、なぜ亡くなったのかなど、矢継ぎ早に質問する。緊迫した空気の中、6年前に病死したとウソをつくまひろは、かろうじてその場を切り抜ける。その頃、東三条殿に賊が入る。警備の者たちに取り押さえられ、道長の前に連れ出された賊たち。その中の一人の面が外されるとそこには直秀の姿があった。

■第9話あらすじ
東三条殿に入った盗賊の正体は直秀ら散楽一座であることがわかった。道長の命で検非遣使に引き渡される。一方、直秀らの隠れ家を訪ねたまひろは盗賊仲間と勘違いされ、獄に連行される。宮中では花山天皇と義懐の関係が悪化し、変わって道兼が信頼を得始めていた。その頃、兼家を看病する詮子に思いもよらない事態が起ころうとしていた・・・。

NHK大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:大石静、出演:吉高由里子、柄本佑、黒木華、井浦新、吉田羊、ユースケ・サンタマリア、佐々木蔵之介、岸谷五朗、段田安則ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_hikarukimie」。第9話予告動画は番組公式サイトにて公開中。

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