ディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」にて独占配信を開始したアン・ボヒョン主演「財閥 x 刑事」。第9−10話では、催眠が解けて母の死の真相を知らされたイスが一度は心を閉ざしながらも再起し持ち前の明るさで事件を解決していく姿が描かれた。

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「財閥 x 刑事」は、世間知らずの財閥の御曹司が捜査1課の刑事になって、金持ちは金で抑え、バックグラウンドのある者はより大きなバックグラウンドで抑え込み、犯人を捕まえる捜査劇を描くコミックアクション捜査劇。



■第9話あらすじ
財閥刑事イス（アン・ボヒョン）の目の前で起こった母の交通事故死は催眠によって植え付けられた偽りの記憶だった。真実を隠していた父ミョンチョル（チャン・ヒョンソン）を責め、催眠が失語症を患った自分を救うための選択だったと聞かされても受け入れることができず、親子関係の亀裂は決定的になってしまう。母が死を遂げた屋敷に入ることができずにいたイスはガンヒョン（パク・ジヒョン）の励ましも虚しく、気力を失ってしまう。

その頃、映画の撮影現場ではかつてイスとも顔を合わせたことがある女優ユラ（イ・ナウン）が謎の死を遂げ、イスの友人でもある事務所代表ヨンファン（チェ・ドング）に殺人の容疑がかけられていた。一度はやる気を失ったイスを立ち直らせたのはかつて母の上司だったというチェ秘書（キム・ミョンス）が明かした母のエピソードと、中学時代からの友人ヨンファンからのSOSだった。

事件に関わった撮影スタッフは誰もが口をつぐむ中、ヨンファンが代表を務める芸能事務所の本当の代表がイスだったことが判明。口を開いたスタッフからはユラと交際が噂されたナムス（チェ・テジュン）の名前が上がり、現場の証拠からもヨンファンとは別の人物の犯行だと判明。更に現場に残されたDNAは今や助演に追いやられてしまった往年の大女優サンヒ（カン・ソンヨン）のものと一致し、彼女が有力な容疑者候補として浮上するのだが…。



■第10話あらすじ
財閥刑事最も容疑者として疑わしいサンヒを訪ねたイスらだが、撮影現場でのビンタは演技の練習のためで、爪から検出されたDNAも湿疹に軟膏を塗ってもらった時のものだと主張するサンヒ。そして彼女の口からユラに執拗なストーカーがいたことが明らかになる。捜査の過程で彼女と付き合いたいがためにストーキングをしていたのはナムスだったというマネージャー。しかしそんな彼こそがひそかにユラの部屋に忍び込んでいたストーカーだった。

自らが率先して撮影の再開を提案したイス。現場に集まった一同の前に呼ばれた巫女とガンヒョンの迫真の演技からマネージャーのサンテが犯人であることが明らかになった。ユラと交際しているかのような妄想に取り憑かれた男の犯行動機に世間が震撼する中、葬儀場で自らのストーカー行為を口止めしようとするナムス。それを見たサンヒはビンタを食らわせ、記者の注目をナムスに集中させた。

容疑が晴れたヨンファンだが、イスによって麻薬課に引き渡され、中学時代から続いたうわべだけの友情に終止符が打たれた。記憶が戻って以来、ホテル暮らしをしていたイスはガンヒョンの励ましのおかげで家に帰る勇気を取り戻し、母との幸せだった幼少時代を思い浮かべた。

その夜、かつて父が濡れ衣を着せられた事件に関連する五輪会という宗教組織の男から、すべてを明らかにするという連絡を受けて車を走らせるガンヒョンだが、男はマフィアに追われ、遺体で発見される…。



■見どころ
交通事故で死んだと思いこんでいた母親が実は自宅の浴室で死んでいたという事実が明らかになり、今週放送分ではイスがその真実と向き合っていく姿が描かれた。警察の調書や父ミョンチョルの言葉に従えば、当時イスの母親はうつ病を患っていて薬を大量に服用した上で浴槽で溺死していて、催眠をかけたのはイスがあまりのショックに失語症を患い、父なりの優しさだったということになる。母親が死を迎えた原因についてはそれ以上語られることはなかったが、果たして本当に事件性はないのだろうか。血のつながっていない本妻が関連しているのでは？などと深読みをしてしまうが果たして？

第10話の終盤では五輪会という謎の組織が登場し、ガンヒョンが顔つきを変えた。次回予告から読み解くと、父ヒョンジュンの汚職の濡れ衣に関連しているカルト宗教団体のようだ。果たして過去にどのような事件が起きていたのか？そして、ガンヒョンの過去とイスの過去は全く個別のものなのかどこかで繋がりがあるのかにもますます興味をそそられる。

「財閥X刑事」は1月26日（金）よりSBSで放送を開始し、日本ではディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」にて独占配信を開始した。（全16話／毎週金・土曜日2話ずつ配信）

■スタッフ
演出：キム・ジェホン「悪鬼」「悪の心を読む者たち」
脚本：キム・バダ「マイネーム：偽りと復讐」

■キャスト
チン・イス役：アン・ボヒョン「太陽の末裔」「梨泰院クラス」「ユミの細胞たち」
イ・ガンヒョン役：パク・ジヒョン「財閥家の末息子」「ブラームスが好きですか」「ユミの細胞たち」
パク･ジュニョン役：カン・サンジュン「KBS ドラマスペシャル 2021－記憶のヘガク」
チェ・ギョンジン役：キム・シンビ「悪鬼」

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