「光る君へ」道長(柄本祐)のバックハグにネット悲鳴!Xトレンドを席捲!第10話ネタバレと第11話予告

03月11日09時00分ドラマ
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NHK大河ドラマ「光る君へ」(総合20時~、BS、BSP4K18時~)3月10日(日)放送の第10話「月夜の陰謀」まひろ(吉高由里子)と道長(柄本祐)の艶っぽいラブシーンにネットも興奮!3月17日(日)放送の第11話「まどう心」で道隆(井浦新)の嫡男・伊周役で三浦翔平が登場する。NHK公式サイトでは予告動画公開中だ。



3月10日放送の第10話では、まひろへの想いを募らせた道長の熱烈な恋文に対し、冷静な漢詩で返答し続けるが、ついに月夜の逢瀬が実現。「まひろ、会いたかった」とつぶやく道長のバックハグからの熱いキスを交わした。都を出てどこか遠くの国へ行こうと言う道長に対し、まひろも「うれしゅうございます」と答えながらも、道長は偉くなって世の中を変えていく人物だと説く。そして「死ぬまで愛おしい道長様を見つめ続けます」と同行を拒否。

キラキラと輝く月夜の元、2人が体を重ねるシーンも描かれ、ネットでは「キャー!バックハグ!」「こんなのNHKでいいの?」「バックハグからの口喫い!」「あばら屋根がなまめかしい・・・」など主人公2人の情熱的なやり取りは視聴者の心を鷲掴み。X(旧Twitter)のトレンドアワードで「光る君へ」が1位に浮上。他にも「道長とまひろ」「まひろちゃん」「ラブシーン」など関連ワードがトレンドを席捲した。

さらにクライマックスでは兼家(段田安則)が家族を巻き込み月夜の陰謀を華麗に決行。騙されて出家するピュアな花山天皇(本郷奏多)が切なく、それに対し、摂政となりより巨大な権力を手にして高笑いする兼家が印象的な回となった。そして、3月17日放送の第11話では、帝の退位で官職を失った父・為時(岸谷五朗)のために、まひろが兼家に直談判へ向かう。道長の父であり、母の仇の夫である兼家と対峙するまひろに注目です!

■実は一番ピュアな花山天皇
寵愛していた女御・藤原忯子が亡くなり、気落ちする花山天皇。第10話では、それに付け込んだ兼家が、密に天皇を退位させ、自分の孫を擁立しようと、スリリングな陰謀が繰り広げられた。天皇の側近に送り込んだ道兼(玉置玲央)に、その御霊を鎮めるために成仏するしかないと言い含められ、さらに道兼も一緒に出家するということで、ついに出家を決意した。

深夜に清涼殿を出て剃髪し、出家する花山天皇だが、それを見届けた道兼は「私はこれにて失礼します」と踵を返す。突然の裏切りに「お前は朕を謀ったのか!」と叫び「裏切り者!道兼!戻ってこい!」と叫ぶ声に、ネットでは「なんだかんだこの人が一番ビュアだよね。」「花山天皇可哀そう・・・」「哀しすぎるよ天皇」などの声が寄せられた。これまで女好きで傍若無人なキャラクターが注目を集め、クセの強さがたまらないというファンも多く、あまりの酷い仕打ちに同情と悲しむ声があふれた。



■第10話ネタバレあらすじ
兼家は安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)と結託し、道長たち一族を巻き込んで、秘密裏に花山天皇を退位させ、孫の懐仁親王(高木波瑠)を擁立する計画を進めていく。一方、まひろは家に帰ってこない為時を案じ、妾の家を訪ねると、そこには身寄りもなく最期を迎えようとしている妾の看病する為時の姿があった。その後、帰宅したまひろのもとに道長からの恋文が届く。

「そなたが恋しくて死にそうだ。会えるなら命など惜しくはない」と和歌でまひろへの熱い想いを伝える道長に対し、冷静な漢詩で返事を送り続けるまひろ。和歌を送ったら漢詩で返事が返ってくることに、どんな意図があるのか悩む道長は、行成(渡辺大知)に相談。「漢詩は意思を綴ったもの」とアドバイスを受け、道長は再び文を送る。道長から「我もまた君とあいまみえんと欲す」という情熱的な漢詩を受け取ったまひろは思わず駆け出していった。

逢瀬の場所、廃屋に駆け付けたまひろを後ろから抱きしめる道長は「まひろ、会いたかった」と熱いキスを交わした。「一緒に都を出よう。海の見える遠くの国へ行こう。俺たちが寄り添って生きるには、それしかない。」と、藤原を捨て、まひろとの駆け落ちをしようとする道長。しかし、まひろは「うれしゅうございます。」と口にしながらも、「あなたが偉くならなければ、直秀のような無残な死に方をする人は絶えない。世の中を変えるために偉くなって。一緒に遠くの国には行けないけど、死ぬまで愛おしい道長様を見つめ続けます」と道長の誘いを拒否してしまう。

そして、月夜の下、見つめる2人はついに体を重ねる。涙を流すまひろに「振ったのはお前だぞ」と涙を拭ってやる道長。 「人は幸せでも泣くし、悲しくても泣くのよ。」と返すまひろ。道長は「これで会えなくなるのは嫌だ」と告げるのだった。

一方、兼家は道隆や道兼や、詮子(吉田羊)、道長を集め、「帝を2時間で出家させ、神器である剣璽を手に入れる」というミッションを遂行させる。今も成仏できず宮中を彷徨う亡き妻の魂を鎮めるために出家するほかないという安倍晴明の言葉を信じ、信頼を置く道兼の「私もご一緒いたします」という後押しもあり、ついに出家を決意する。道長は帝が出家したことを関白に伝える役を与えられる。それは、このクーデターが失敗した際、道長が罪を被らず、藤原が生き残るための兼家の策だった。

そして迎えた当日。道兼と共に清涼殿を出発した花山天皇は、一目を欺く為に女装をして元慶寺へ向かい剃髪を済ませる。その間、道隆らは神器を持ち出すことに成功。共に出家するはずだった道兼に置き去りにされた花山天皇は焦り「朕を謀ったのか?」と叫ぶが時すでに遅く、わずか19歳での退位となった。翌日、摂政となった兼家は東宮の後ろ盾としてついに権力の頂点に立つのだった。

■第11話あらすじ
兼家の計画により花山天皇が退位し、為時は再び官職を失う。まひろは左大臣家の娘・倫子(黒木華)に父の復職できるよう口添えを頼むが、摂政となった兼家の決定を覆すことは難しいと断られる。諦めきれないまひろは、兼家に直訴するのだが・・・。一方、東三条殿では道隆の嫡男・伊周らも招いて盛大な宴が催される。

NHK大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:大石静、出演:吉高由里子、柄本佑、黒木華、井浦新、吉田羊、ユースケ・サンタマリア、佐々木蔵之介、岸谷五朗、段田安則ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_hikarukimie」。第11話予告動画は番組公式サイトにて公開中。

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