斎藤工がカプセルかぶってスペイシーな“ガシャポン先生”になるCMが16日OA、SNSで先行公開

03月15日04時00分商品・CM

株式会社バンダイ ベンダー事業部は、カプセルトイブランド「ガシャポン®」のイメージキャラクターに斎藤工を起用した新 TVCM「ガシャポン先生 登場」篇(15秒、30秒)を3月16日(土)から全国(一部地域を除く)で放送し、CM 映像を15日(金)から「ガシャポン先生」特設サイト、ガシャポン公式YouTube、ガシャポン公式SNSで先行公開する。



本TVCM は、フィギュアやチャーム、トートバック、平面商品など様々な仕様で毎月100種類以上のアイテムをリリースし続けている「ガシャポン」の幅広いラインナップ、そして年齢性別を問わず誰でも気軽に楽しめることを、あらためて多くの方々に知っていただくため、カプセルをかぶった超個性的な先生が「ガシャポン」の魅力を熱熱と語るストーリーになっている。

真面目でチャーミングで生徒たちに慕われている“ガシャポン先生”を演じるのは、数々の作品で教師役を演じてきた名優・斎藤工。巨大なカプセルに頭部を包まれ声が聞こえづらいという逆境に屈することなく、身体の中から発する熱い想いを生徒にぶつける“ガシャポン先生”が伝えたかったのは、「ガシャポン」ならではの“偶然”というおもしろさ。「枠(わく)にハマるな!ワクワクにハマれ~!」と叫びながら教壇に立つ、“ガシャポン先生”こと斎藤の熱血授業に注目されたい。

ガシャポン生徒役には、バズるスイーツを次々と創り出す原宿系動画クリエイター・しなこ、タレント・木下ゆーき、ダンス&ボーカルグループ「ENJIN」メンバー・草地稜之、高校生を舞台にした恋愛や当時の懐かしいあの頃の青春をテーマにしたチャンネル・悪いがいまは青春中の面々。

「ガシャポン先生」特設サイト

CM撮影の後にはインタビューも行われた。



―――バンダイ「ガシャポン」の CM キャラクターに起用された感想をお聞かせください。また、新 CM の斬新な演出を初めて知ったとき、どのように感じましたか?
斎藤「お話をいただいてとても驚きましたが、企画を見て『なるほど』というか『ぜひやらせていただきたい』というか…。全力でぶつかるしかないな、と。(自分を)試していただいている感じがしたので、今日の日を心して迎えました」

―――“ガシャポン先生”としてカプセルをかぶることに抵抗はありませんでしたか?
斎藤「『中年のおじさんに、うまいこと役割を与えてくれた』と思いました(笑)。ちょっとスペイシー(宇宙的)というか…ありそうでなかった、でも、あってほしい“ガシャポン先生”というキャラクターを演じさせていただきました。楽しかったです」

―――これまで数々の先生を演じてきた斎藤さんにとって、“ガシャポン先生”はどんな役でしたか?
斎藤「『想像と実際の違い』みたいなものがたくさんあって…熱血漢ではあるんですけど、カプセルに入っているので、その自分の“熱”が跳ね返ってくるんです。(思いを)届けたいけど、フィルター越しになってしまう儚さ、切なさ、それを乗り越え生徒たちに伝えたい思いや愛情から生まれた『ニュー・ティーチャー』じゃないかっていう気もしました。全部返ってくるんですよ、自分で放ったものが。自分の心の声と向き合う時間でした。閉塞感というよりは包まれている、守られているという感覚もあって、とても貴重な経験をさせていただきました」

―――「ガシャポン」やカプセルトイにまつわる思い出があればお聞かせください。
斎藤「私は『第 2 次ブーム』世代だと思います。『キンケシ』とか、ボクの幼少期の唯一の娯楽と言ってもいいものでした。ボクはシュタイナー教育という、人間観・世界観を元にした教育の学校に行っていたんです。だから娯楽が公園で遊ぶくらいしかなかった。ガシャポンというものにだけ、夢を乗せて回していた記憶があります。ボクの後に回した人と『交換しよう』っていうコミュニケーションが生まれて、ボクにとっては外界と繋がる場所になっていましたね。“ガシャポンの前”っていう場所が、他の人たちと交流できる場所でした」

―――“ガシャポン先生”としてカプセルに包まれながら過ごして感じたことはありますか?
斎藤「今日まさに、(ガシャポンの)“中身”の気持ちを実感しました。(カプセルが)開いた瞬間に自由を手にしたというか、風が入ってくるというか…これは(ガシャポンの)中に入っている“中身”の気持ち。“中身”の心は、この自由を欲しているんだと思いました(笑)。(カプセルが)開いたときの中からのアングルはとても開放的だったので、多くの方に“中身”を開放してあげてほしいと思いました」

―――CM では「枠にハマるな!ワクワクにハマれ~!」と生徒に教えていましたが、斎藤さんが「枠にハマりたくない」と思うことがあればお聞かせください。
斎藤「どの職業もその役割があると思うんですけど…ボクは俳優でありながら、作る方や移動映画館もやっていて、撮影現場に託児所を設けたり、まだできていないけど長期の撮影を食事の面でケアするため、栄養士の方に管理していただきたいと思っています。スタッフの方たちの体調がヘルシーになると、それが作るものに直結することがボクも映画を作っていてわかるんです。食にまつわるコンディションが後回しにされてきた映像の現場の歴史があると思うんですけど、『こういうもんなんだ』って枠にハマらず、ボクのできる範囲でできることをしていきたいと思っています。栄養士の方を管理者として導入すること、託児所を撮影現場やスタジオに設けることをこれからも続けていきたいと思っています」