「光る君へ」熱い抱擁からの決別…まひろ(吉高由里子)の逢瀬に反響!第11話ネタバレと第12話予告

03月18日11時10分ドラマ
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NHK大河ドラマ「光る君へ」(総合20時~、BS、BSP4K18時~)3月17日(日)放送の第11話「まどう心」まひろ(吉高由里子)と道長(柄本祐)、恋の急展開に反響!3月24日(日)放送の第12話「思いの果て」では道長と倫子の縁談が加速か。NHK公式サイトでは予告動画公開中だ。



3月17日放送の第11話では、再びまひろと道長が密会。熱い口づけ、突然の求婚。そして別れ・・・。急展開すぎる2人のやりとりに注目が集まった。兼家(段田安則)の謀略により花山天皇(本郷奏多)が退位し、為時(岸谷五朗)が再び官職を失ってしまう中、まひろは生計を立てることに頭を悩ます。一方道長は、摂政となった兼家のもと、幼い一条天皇(高木波留)の即位式に携わることになる。そんな中でも、まひろへの想いを抑えきれなくなった道長は、再びまひろを廃院での逢瀬に誘い出すという展開。

BGMには色っぽく哀しいギターの音色が雰囲気を盛り上げる中、道長はまひろを抱きしめ「妻になってくれ」と求婚。しかし正妻ではなく妾という提案をまひろに拒否され、2人は別れてしまうという急展開に、ネットでは「2人が結ばれないのが辛い」「道長に諦めさせるウソだったのかも」「どうしようもない現実」「まぁ、北の方は身分的に無理だよね」 「ここから紫の上が生まれるのか」など視聴者の様々なコメントが寄せられ盛り上がりを見せた。

そして3月24日放送の第12話では、兼家を通じて道長の結婚の話が一気に進む模様。まひろに振られた失意の道長を待ち受けるのは、狙っている男性がいることをまひろに告白した上、「絶対結婚する」と肉食女子の一面を見せた倫子(黒木華)。そして、源氏物語でいう六条御息所のポジションとなる源明子(瀧内公美)だ。正妻にはできないけど、まひろが一番だと語る道長の今後の動向からさらに目が離せなくなりそうだ。

■狙ったターゲットは逃がさないタイプの倫子
おおらかな中にも凛とした強さを見せる黒木華演じる源倫子。第11話ではまひろとの恋バナの様子が描かれ、倫子の恋愛に対するスタンスに注目が集まっている。物語で、まひろは倫子と2人だけの時に、なぜ婿を取らないのかと素直な質問をなげかける。殿方から多くの恋文をもらっている倫子が、未だ独身のことを不思議に思ったまひろに、倫子は「私、今狙っている人がいるの」と告白。相手が誰なのか知りたがるまひろに「内緒」と笑顔ではぐらかす倫子だが「必ず夫にします。この家の婿にします」と断言。

そのやり取りにネットでは「おっとぉ!倫子意外と肉食女子!」「強すぎるだろ倫子」「かっこいいけど怖いわ」などの反響が起こった。倫子は宇多天皇のひ孫で父は左大臣・源雅信。道長と結婚した時は、倫子の方が格上ながら、2男4女をもうけ、3人が皇后に、孫は天皇になっている。そのうち、娘の彰子は一条天皇の后になるというのだから、藤原の権力争いの中枢にいる人物となっていく。まひろと道長のラブロマンスの裏で、賢妻として政治的にも道長を支える倫子の活躍にも注目です。



■第11話ネタバレあらすじ
兼家の策略により、花山天皇は退位後、為時や、藤原実資(秋山竜次)が官職を失う一方で、兼家は自分の息子たちを露骨に昇進させていく。まひろは、左大臣の娘・倫子に父が復職できるよう頼むが、摂政となった兼家の決定を覆すことはできないと断られる。諦めきれないまひろは、兼家に会いに行こうとするが、倫子から「おやめなさい。摂政様はあなたがお会いできるような方ではありません」と釘を刺されてしまう。

それでもまひろは兼家の館へ出向き、会えるまで帰らないと裏門に居座り続ける。それを聞いた兼家は、面会を許可。まひろは長年兼家に仕えてきた為時に、官職を与えてもらえないか懇願するが、兼家は「誤解しておる」と説明する。為時が先に兼家の元を去ったのに、どの面を下げてお願いをしにきたのかと迫る兼家に、まひろは何も言い返すことはできなかった。また兼家は、一度去った者に情けをかけることはなく、自分の目が黒いうちは、為時が官職を得ることはないと断言し、まひろを下がらせた。

その後、天皇の即位式が執り行われた。しかし、儀式を始める時になり、従者が高御座に入ると、そこには誰ともわからない子供の生首が置かれていた。かけつけた道長の機転で首はすぐに処理され、穢れたを恐れぬ道長の命令で儀式は続行。何事もなかったかのように、即位式は無事に終わることができた。裏で呪詛していた花山天皇は、その甲斐虚しく、失意のうちに播磨国に旅立っていった。

一方、東三条殿では兼家が道隆や嫡男・伊周(三浦翔平)らと安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)を招いた宴を催していた。これからは時代を作る道隆に尽力して欲しいという兼家に、安倍晴明も協力することを誓う。偶然やってきた道兼(玉置玲央)は、帝の退位に一番貢献したのは自分であるはずが、道隆をひいきする兼家に納得がいかなかったが、兼家は上手に言い含め、そして、公卿たちの心を掴むよう新たな命を下すのだった。

そして、官職を失い、高倉の女の元に通う父にかわり、家を切り盛りするまひろは、道長からの手紙を眺めては思いを馳せる日々を送っていた。それでも前向きに進むまひろに、倫子も安心する。まひろは、自分と同じく一人娘である倫子になぜ婿を取らないのか聞いてみると、倫子は狙っている男性がいること、そして必ず結婚することをまひろに告白した。

道長もまひろのことを思い、まひろを再び廃院への逢瀬に誘い出す。再会し、強く抱き合い、熱い口づけを交わした2人。道長は「妻になってくれ」と告げ、京に留まり政治の頂きを目指すと約束する。「側にいてくれ。2人で生きていくために俺が考えたことだ」と言う道長に、まひろは期待をこめて「それは私を北の方にしてくれるってこと?」と聞く。しかしそれは正妻ではなく妾になることを意味していた。打ち砕かれたまひろは道長の申し出を拒否。まひろの返答に「ならばどうしろと言うのだ!」と怒鳴り、その場を立ち去ってしまうのだった。

■第12話あらすじ
道長の妾となることを断ったまひろは、為時が官職に復職する目途もなく、生計をたてるため婿探しをすることを宣孝(佐々木蔵之介)に提案する。その頃、まひろと決別した道長は、かねてから話があった倫子との縁談を進めるよう兼家に相談する。一方、姉の詮子(吉田羊)は、藤原家との因縁が深い明子(瀧内公美)と道長の縁談を進めようとする。

NHK大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:大石静、出演:吉高由里子、柄本佑、黒木華、井浦新、吉田羊、ユースケ・サンタマリア、佐々木蔵之介、岸谷五朗、段田安則ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_hikarukimie」。第12話予告動画は番組公式サイトにて公開中。

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