【最終回ネタバレ】「さよならマエストロ」芦田愛菜や晴見フィルの団員は西島秀俊をドイツに送り出し大団円で幕!視聴率11%で終了
17日にTBS日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」最終回・第10話が放送され視聴率は11.0%を記録!俊平(西島秀俊)は響(芦田愛菜)たちに送り出されてドイツに旅立った。見事なタイトル回収をした最新話はTVerにて、全話はParaviでは配信中だ。
西島秀俊と芦田愛菜のW主演の「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」最終回・第10話が3月17日に放送された。ビデオリサーチ社調べの関東地区の世帯視聴率では11.4%、11.1%、10.9%、10.6%、10.0%、10.8%、10.9%、10.3%、10.3%と2桁キープで推移し、最終回は11.0%を記録した。
10日に放送された第9話で俊平(西島秀俊)は娘の響(芦田愛菜)と和解することができ、晴見フィルも仙台のオケフェスで最後の演奏を披露することが決まった。大団円で終了することは想像されていたが、タイトルの「さよならマエストロ」の“さよなら”はどういう別れになるのかが注目されていた。ドレミも知らなかった18歳の俊平に音楽を一から教えてくれて、今でも師と仰いでいるシュナイダー先生が病に倒れる。一刻も早く会いに行きたいが、晴見フィルのラストコンサートもあるし、今後どうやっていくのかも決まっていない。
そんな俊平の背中を押したのは響だった。晴見フィルの指揮をこのまましてほしいと願う団員もいる中、響の心からのお願いが団員の意見をまとめ上げた。団員たちは俊平を送り出すために空港で天音(當真あみ)の指揮でゲリラライブを始める。コンマスを担うのは響だ。そして、団長の古谷悟史(玉山鉄二)から「あなたをクビにします」と俊平は告げられる。俊平のいない間、指揮は天音が務め、近藤(津田寛治)は俊平が戻ってくるまで晴見フィルは続けてゆくと宣言する。そして団員全員で響が教えたドイツ語「ボッカ・ルーポ」(オオカミの口に飛び込んで)と俊平の背中を押した。音楽の楽しさを再確認させてくれた晴美フィルの皆にお礼を言うと、ドイツに旅立っていった。
■DVD&Blu-rayプレゼント
日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」は最終回を迎えた。2024年7月12日にDVD&Blu-rayが発売となる。それを記念して20名にプレゼントされる。詳細は番組公式サイトにて掲載されている。
■晴見フィルオーケストラ演奏フルバージョン公開
番組公式サイトでは晴見フィルの演奏を3分にわたりフルバージョンで公開している。番組公式サイトまたはTBSの公式YouTubeチャンネルで視聴できる。
■最終回・第10話ネタバレあらすじ
音楽を通して5年ぶりに心を通わせた俊平(西島秀俊)と響(芦田愛菜)。雪解けした2人の様子に、海(大西利空)も大輝(宮沢氷魚)もホッとした。
晴見フィルは最後の1枠を勝ち取った仙台のオケフェスに向けて遠征資金集めに奮闘する。そんな中、蓮(佐藤緋美)は古谷(玉山鉄二)と大輝(宮沢氷魚)と共にあるところに向かっていた。そこはラジオ局だった。以前、蓮は若き天才チェリストとして有名になり、ラジオ番組を持っていた。しかし、蓮が勝手にやめてしまい、その番組についていたスポンサーも降りたことからラジオ局が晴見フィルのスポンサーになってくれることはなかった。
今まで蓮がオケのためにそこまでしたことはなかった。そんな蓮の姿突き動かされた団員たちは、晴見フィルが存続する方法がないのか模索し始める。地元の企業に小口のスポンサーになってもらうことなどを検討しはじめる。それも、仙台のオケフェスでトップとなればスポンサーが付きやすいと意欲を見せる。そんな中、うたカフェの小村(西田敏行)が持っていた楽器を売って、遠征の費用を捻出してくれた。
俊平は響と和解したことを妻の志帆(石田ゆり子)に伝えた。そして、志帆に「もう君は前を向いている」と告げ、離婚届けに判をおしてもってきた。響や海にも離婚の話を伝える。海は家族の形はかわっても何かあったら助け合える、新しい家族という関係を作ればいいという。
そんな時、ドイツのシュナイダー先生が倒れたと連絡が入る。シュナイダー先生からもっと学びたいと思っていた俊平はドイツにすぐに行きたいが、晴見フィルのラストコンサートも控えていることもあって悩んでしまう。俊平は練習にも身が入らない。そんな俊平のことを団員も心配していた。
そうこうするうちに仙台に向かう日がやってきた。仙台につくとフェスの主催者から俊平は呼ばれる。団員たちは夕食会の時、俊平をこのままにしていていいのかを話し合う。俊平はドイツに行くべきと考える人と、これまで通り教えてもらいたいと思う人がいた。響がやってきて、指揮者としての俊平をもっと成長させてあげてほしいと訴える。団員の心も決まった。
翌日、俊平がフェスのリハーサルの場にいってみると誰もいない。志帆たちにつれられて空港にいってみると晴見フィルがゲリラライブを敢行していた。指揮は天音(當真あみ)がとり、コンマスは響が務めていた。俊平は団長の古谷悟史(玉山鉄二)からクビを宣言される。近藤(津田寛治)は俊平がドイツにいる間もなんとかオケは続けるといい、帰ってくるのを待っていると告げる。
俊平はそんな団員たちに音楽の楽しさを再認識させてくれたことについてお礼を言う。「本当に楽しかった」と。空港から旅立つ俊平に「さよならマエストロ」と呼びかけると、俊平は「必ず帰ってきます」と言って旅立っていった。
TBS 2024年1月スタート。毎週日曜日21時放送「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」。出演:西島秀俊、芦田愛菜、宮沢氷魚、新木優子、石田ゆり子、玉山鉄二、津田寛治、西田敏行、満島真之介、當真あみ、大西利空ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@maestro_tbs」。
◇TBS「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」番組公式サイト
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