向井理、渡辺謙以来の快挙!大河ドラマ「江」男性キャスト発表―NHK

2010年07月06日15時13分ドラマ
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2011年のNHK大河ドラマ「江 ~姫たちの戦国~」に出演が決まったメイン男性キャストが一堂に会した記者会見の模様が、NHKの番組情報動画サイト「コレ見てMOVIE」に配信されている。

南近江の戦国大名・浅井長政と妻で織田信長の妹・市の間に生まれた三姉妹の末娘・江の波乱に満ちた生涯を描いていく来年の大河ドラマ。2008年の大河「篤姫」を傑作に導いた田渕久美子が再び脚本を手がける今回も、副題の通り“女大河”を前面に出した作品となるが、その女たちの生き様に絡む男たちにも、強い期待が高まる。そんな男たちを演じる豪華俳優陣が、主演の上野樹里を囲んで一堂に会した。

江の3人目の夫にして最愛の人となる江戸幕府二代将軍・徳川秀忠を演じるのは、「ゲゲゲの女房」で水木しげる役を熱演中の向井理。2年続けてNHKに“通う”ことになるが、「時代劇もこれが初めて。いろいろなことを吸収したい」と大河への意気込みを語った。朝ドラのメインキャストから翌年の大河に続けて出演するのは、「はね駒」と「独眼竜政宗」に出演した渡辺謙以来だ。

さらに、江の父である浅井長政を演じるのは時任三郎。江が生まれてまもなくお家滅亡となる時系列上、第1話のみの出演で、「(隣の)上野樹里さんと共演もなし」とやや寂しそう。そして、江の姉・茶々(淀君)が側室となる豊臣秀吉役を演じるのは、「琉球の風」以来大河2回目の出演となる岸谷五朗。居並ぶ名優たちが演じる役を次々と死に追いやる役回りでもあるとあって「大河ならではの役」と楽しみな様子。

一方、これが大河出演11作目となる千利休役の石坂浩二は、自信が出演している「海運!なんでも鑑定団」で利休ゆかりの品が出品された際のエピソードを披露、その巡り合わせをかみしめている様子。

このほか、今回発表になった主なキャストは以下の通り。
徳川家康=北大路欣也、織田信長=豊川悦司、森蘭丸=瀬戸康史、石田三成=萩原聖人、豊臣秀次=北村有起哉、豊臣秀長=袴田吉彦、黒田官兵衛=柴俊夫、京極高次=斎藤工、柴田勝家=大地康雄、明智光秀=市村正親。

次期大河ドラマ「江 ~姫たちの戦国~」第2次出演者発表会見 NHK