「光る君へ」跡目を巡り、道兼(玉置玲央)が兼家(段田安則)に激昂!第14話ネタバレと第15話予告

04月08日10時38分ドラマ
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NHK大河ドラマ「光る君へ」(総合20時~、BS、BSP4K18時~)4月7日(日)放送の第14話「星おちてなお」兼家(段田安則)逝去し、跡継ぎは道隆(井浦新)へ。藤原兄弟の明暗わかれる。4月14日(日)放送の第15話「おごれる者たち」で定子(高畑充希)とききょう(ファーストサマーウイカ)が初対面!NHK公式サイトでは予告動画公開中だ。



4月7日放送の第14話では、出家を決断した兼家(段田安則)が、三兄弟を東三条殿に呼び、道隆を後継者にすると告げると、これまで汚れ仕事をしてきた道兼(玉置玲央)が激昂。納得がいかない道兼に「黙れ、お前のような人殺しに一族の長が務まるか!」とバッサリ切り捨てる兼家と、その直後、「この老いぼれが・・・とっとと死ね!」と暴言を吐く道兼に注目が集まり、「さすがに兼家可哀そう」「まぁ、自業自得だよね」などの声が寄せられた。

そして4月14日放送の第15話では、兼家亡き後を継いだ道隆の独裁がはじまる。伊周(三浦翔平)を出世させ、定子(高畑充希)は中宮に。まさに政権の中枢に君臨することになる。そんな兄の横暴に納得がいかない道長。父の喪にも服さず崩壊寸前の道兼。姫君たちの憧れであった藤原三兄弟だったが、父の死後その立場に変化が訪れる次週もお楽しみに!

■バリキャリを目指す“ききょう”に反響
久々に登場した後の後の清少納言、ききょう。見聞を広げるため、女房として宮中に出仕することを望むが、夫から猛反対され離婚する決意をまひろに語った。まひろは、夫との間に生まれた息子について聞くと、「息子も夫におっつけてしまうつもりです」と返し、「私は私のために行きたい」と強い意思を見せた。

夫から「自分を慰める女でいろ」と言われたことを明かしたききょうは、吐き捨てるように夫を「下の下でございましょう?」と言い放ち、その姿にネットでは「キャラが強い」「久々に会ったまひろに相談するほど思い詰めていたのか」「バリキャリめざすききょうさん」などとコメントが続出。キャリアを目指す平安女性の姿に大きな反響があった。今後のまひろのライバルとうたわれるききょう。さらに来週は運命の人、定子との出会いも描かれる模様。今後の展開から目が離せなそうだ。



■第14話ネタバレあらすじ
仕事を探すまひろは(吉高由里子)、土御門殿からの帰りに道長(柄本祐)と遭遇。久しぶりの再会を果たす二人は、無言のままその場をやり過ごすが、道長の心の中は穏やかではない。ある日、兼家は道長らを呼び出し、摂政の座を退き、自分は出家する意向を伝える。さらに。道隆を後継者にすることを宣言すると、道兼(玉置玲央)は納得できず激昂する。

「父上は正気を失っておられる。父上の今日があるは私の働きがあってこそ」と激怒する道兼に対し、兼家は「お前のような人殺しに一族の長が務まると思うのか。」と一蹴。すると道兼はこれまで兼家が行って来た非道の数々を暴露し、怒りに震えた道兼は兼家に「この老いぼれが・・・とっとと死ね!」と罵声を浴びせてその場を後にした。

そしてある晩、安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)は“今夜星は落ちる、次なる者も長くはあるまい”と予見する。その言葉通り、兼家は逝去。一方、兼家を呪詛した明子(瀧内公美)は、道長の子を流産。道長は喪中であるにも関わらず、明子の見舞いをしていたわるのだった。

兼家の死後、道兼は喪に服さず女と酒にぼれたあげく、妻に三行半を突きつけられる。そして道隆は露骨に息子の伊周(三浦翔平)を出世させ、独裁政治が始まる。道隆の妻・高階貴子(板谷由夏)は伊周の婿入り先を選ぶため、和歌の会を開くことを提案。候補となる姫君の他に、ききょう(ファーストサマーウイカ)とまひろが呼ばれる。5年前に開かれた漢詩の会以来、まひろはききょうと再会する。

それから数日後、まひろのもとにききょうが姿を見せる。貧しいたね(竹澤咲子)に読み書きを教えているまひろを見て、驚きを隠せないききょう。そんなききょうは、宮中に女房として出仕して広く世の中を知りたいと打ち明ける。ききょうから「まひろ様には志はないの?」と聞かれ、まひろは文字の読めない人を少しでも減らしたいと思いを伝える。

まひろの途方もない志に驚きつつ、ききょうは「私は、私の志のために・・・夫を捨てようと思いますの」と告白。女房として出仕することに反対する夫に憤るききょうだった。しかし、たねが訪ねてこなくなり、心配したまひろは、たねの元を訪れると、たねの父親から読み書きを教えたことに「文字なんかいらねぇ。俺ら、あんたらお偉方の慰みものじゃねぇ」と厳しい言葉を浴びせられ、思いもよらない展開に呆然とするまひろだった。

■第15話あらすじ
道隆は、強引に定子を中宮にし、詮子(吉田羊)を内裏の外へと追いやった。それから2年後、一乗天皇(塩野瑛久)は麗しく成長し、道隆の独裁は勢いを増す。伊周らに身内びいきの人事を行い、定子のために公費を投じ始め、その様子に道長は納得がいかない。一方、まひろはさわ(野村麻純)と近江の石山寺へ出かけると、そこで思いもよらない人物と出会う。

NHK大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:大石静、出演:吉高由里子、柄本佑、黒木華、井浦新、吉田羊、ユースケ・サンタマリア、佐々木蔵之介、岸谷五朗、段田安則ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_hikarukimie」。第15話予告動画は番組公式サイトにて公開中。

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