「光る君へ」高畑充希が命名、ファーストサマーウイカが“清少納言”へ!第15話ネタバレ第16話予告

04月15日08時30分ドラマ
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NHK大河ドラマ「光る君へ」(総合20時~、BS、BSP4K18時~)4月14日(日)放送の第15話「おごれる者たち」でファーストの“清少納言”爆誕に注目が集まり、4月21日(日)放送の第16話「華の影」では道長(柄本祐)とまひろ(吉高由里子)が禁断の再会を果たす!NHK公式サイトでは予告動画公開中だ。



4月14日放送の第15話では、惟則(高杉真宙)が大学の試験を通過し儀文章生に。まひろの家族にも一縷の望みが見えたところで、ききょう(ファーストサマーウイカ)は中宮・定子(高畑充希)の女房に抜擢。ききょうが「清少納言」となる一方、伊周(三浦翔平)と、道長(柄本祐)の弓対決にハラハラさせられた。まだ何も前に進めないまひろは、石山寺で『蜻蛉日記 』の作者・寧子(財前直見)と出会い、妾として悲恋の和歌を世に出したことへの思いに触れ、まひろが『源氏物語』へ一歩近づく回となった。

そして4月21日放送の第16話では、道隆(井浦新)が栄華を極める一方、道長との関係に亀裂が生じ始める。都では疫病が蔓延し、その魔の手はまひろにも。予告では定子が「香炉峰の雪はいかがであろうか」という場面から有名な『枕草子』の一節が再現される予想。さらに、まひろを抱きかかえる道長の姿や、倫子(黒木華)は「殿のお心にはもう一人の誰かがいるわ」という女の勘を発揮するなど、盛り沢山の内容となっているのでお見逃しなく。



■清少納言・爆誕に視聴者も注目
成長した一条天皇(塩野瑛久)と中宮・定子の存在感を確かなものにするため、高階貴子(板谷由夏)の提案でサロンを作ることになった第15話。そこで定子の話し相手の女房として宮中に出仕することになったききょうが、初めて会った定子から「清少納言」と名づけられる場面が話題を呼んだ。

初めて定子に謁見したききょうは、あまりの美しさに一目で心を奪われ、共同不審に。定子から「清少納言」と呼び名を与えられると、かみしめるように「せい・・・しょうなごん」とつぶやき、「すてきな名前ですので、ぜひそれでお願い致します」と感激し、「この上なき誉れ。一心にお仕え申します。」と深く頭を下げた。

清少納言役のファーストサマーウイカのドギマギする演技に加え、定子へキラキラした視線を送る様子に、「定子を見る目がハート」「ききょうの推し活が始まった!」などコメントが殺到。定子に一目ぼれしたききょう改め清少納言の“推し活”の様子も楽しめそうだ。

■第15話ネタバレあらすじ
道隆は、強引に定子を中宮にし、詮子(吉田羊)を内裏の外へと追いやった。それから2年後、一乗天皇は麗しく成長し、道隆の独裁は勢いを増す。道兼は内大臣に、伊周は道長と並ぶ権大納言になるなど、身内びいきの人事を行い、定子のために公費を投じ始め、その様子に道長は納得がいかない。

一方、惟規が大学寮の試験に受かり、久々の嬉しい知らせに喜ぶまひろだが、“自分が男であったらば”と仕事を得られずにいる自分と比べ悲しい気持ちになる。そんな中、ききょうが中宮・定子の女房となり、念願だった宮中への出仕が叶う。定子とはじめてあったききょうはその美しい姿に一目ぼれ。定子から「清少納言・・・今よりそなたを清少納言と呼ぼう。」と新たな名を得た清少納言は一生仕えることを誓う。

ある日、道長は道隆をたずね、定子はじめ女房たちにきらびやかな装束を集めることに苦言を呈する。しかし道隆から軽くあしらわれた挙句、伊周の弓比べを見に行くよう誘われる。乗り気ではなかった道長だが、伊周の希望で互いに弓比べをすることになる。本気を出さない道長に対し、自信満々の伊周は願いを言ってから弓を射ることを提案。

先行の伊周が「我が家より帝が出る」と言って放たれた矢は中央から大きく外れる。すると道長も「輪が家より帝が出る」と同じ願いを口にして矢を射ると、見事中央に命中。緊張が走る中、伊周は「我 関白となる」と言って放った二投目も外れる。道長も同じ願いを言って矢を射ろうとするが、道隆に止められ弓競いは打ち切られた。

その晩、8歳も年下の甥に大人げないことをしたと悔やむ道長。そこへ義父で左大臣の源雅信(益岡徹)が危篤の知らせが入り、急いで倫子の元へ。藤原氏全盛の世で16年に渡り左大臣を務めた雅信は家族に見守れながら旅立った。一方、まひろはさわ(野村麻純)と近江の石山寺へ出かけると、そこで思いもよらない人物と出会う。

それは『蜻蛉日記』を書いた藤原道綱の母・寧子(財前直見)だった。小さい頃から『蜻蛉日記』を読んでいたまひろは偶然の出会いに喜ぶ。会話が弾む中、寧子は日記を書くことで妾である心の傷を癒していたと告白。「心と体は裏腹でございますもの」という寧子の言葉に、まひろは道長との逢瀬を思い出していた。兼家を思って書いた歌を世に出したことは密かな自負だと笑顔を見せる寧子だが、まひろとさわに、妾ではなく正妻になることを強く勧めるのだった。

そこへ寧子に呼ばれていた道綱が合流。まひろが気になり夜這いを試みるが、まひろとさわを間違え、さわは「自分には男性を惹きつける魅力がない」と落ち込ませるきっかけとなってしまう。そして石山寺の帰り、様子がおかしいさわを気づかうまひろだが、川にさしかかったところで、死体が川を流れてくる。この頃、都では疫病が蔓延。川辺にも多くの死体が放置されている様子に言葉を失う。



■第16話あらすじ
石山寺からの帰路、まひろは思いがけず、さわを傷つけていることを知り落ち込む。宮中では、後宮に伊周や弟の隆家(流星涼)らが集い賑わう中、詮子が現れ一条天皇らに緊張が走る。一方、都では疫病が蔓延。ある日、たね(竹澤咲子)がまひろを訪ね、悲田院に行った父母が返っていないと助けを求めてくる。そこでまひろは悲田院へ向かいうが・・・。

NHK大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:大石静、出演:吉高由里子、柄本佑、黒木華、井浦新、吉田羊、ユースケ・サンタマリア、佐々木蔵之介、岸谷五朗、段田安則ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_hikarukimie」。第16話予告動画は番組公式サイトにて公開中。

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