「アンメット ある脳外科医の日記」杉咲花と若葉竜也の関係は?二人の演技に釘付け!第1話ネタバレと第2話あらすじ
記憶障害を持っている川内ミヤビ(杉咲花)は三瓶友治(若葉竜也)の愛ある辛辣な言葉を契機にして医師として復活してゆく!4月22日(月)「アンメット ある脳外科医の日記」(22時、フジ)第2話を放送!予告動画は番組公式サイトに公開されている。
「アンメット ある脳外科医の日記」は、さまざまな患者と共生する脳外科医の世界で、川内ミヤビ(杉咲花)自身も記憶障害という苦悩と葛藤の中から、再び“医師”という仕事と向き合い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ。15日に放送された第1話は、ビデオリサーチ社調べで関東地区の世帯視聴率は6.0%、個人視聴率は3.2%を記録した。
第1話にはゲストに風間俊介、中村映里子が登場した。不慮の事故で脳を損傷した脳外科医の川内ミヤビ(杉咲花)が看護助手として勤める関東医科大学病院にやってきたアメリカ帰りの脳外科医・三瓶友治(若葉竜也)が担当する俳優・レナ(中村映里子)、そのマネージャーで夫の博嗣(風間俊介)。レナは脳梗塞を起こし、手術を行う。手術は成功するが、失語症という後遺症が残る。原作者で脳外科医経験のある子鹿ゆずるが「脳外科は命を救って終わりじゃない。その後の人生の方がもっと長くて、それを見ていくのが僕らですから。だからこそ、脳外科にはドラマがあるんです」と話すように、レナもその後の人生をどう生きるかに悩む。そんなレナと博嗣夫婦に自身も傷害があり、日々、葛藤してすごしているミヤビだからこそうまく寄り添えた。
4月22日に放送される第2話は、左脳の情報をすべて無視してしまうという後遺症に苦しむサッカー青年をミヤビが主治医として担当する。記憶障害の自分にできるのかと不安を覚えるが、三瓶は背中を押す。ミヤビの記憶がない2年間の間にどんな関係があったのか?
番組公式サイト内では「ある制作チームの日記」というコーナーを設け、原作者、プロデューサーの思いや監督と杉咲花が作品によせる思いなどが公開されている。このドラマは、元脳外科医の子鹿ゆずるが原作を書いている漫画『アンメット-ある脳外科医の日記-』をドラマ化している。昨今、原作もののドラマ化についていろいろな意見がある中、原作者とプロデューサーの間でどのような話が交され、原作者の思いがどうドラマに乗っているのかがわかる貴重な対談も掲載されている。漫画とドラマでは主人公を変えている。ドラマの主人公となるミヤビは原作の子鹿ゆずるは「原作を書いている僕がいうのもなんですが、ミヤビは記憶障害を抱えていること以外に、キャラクターとしては少し薄味なんですよね。三瓶みたいに突拍子もないことを言い出したりしないし」と主人公にしてしまうこと不安だったというが、杉咲花の演技をみて杞憂だったと話す。全文は番組公式サイトに掲載されている。
■前回:第1話ネタバレあらすじ
1年半前、不慮の事故で脳を損傷した脳外科医の川内ミヤビ(杉咲花)は、過去2年間の記憶をすべて失い、新しい記憶も1日限り、寝て起きたら前日の記憶がなくなってしまう記憶障害になってしまった。現在は、関東医科大学病院脳神経外科の教授・大迫紘一(井浦新)の治療を受けながら、記憶をなくす前の研修先だった丘陵セントラル病院に勤務しているが、医療行為は一切行わず、看護助手として明るく働いている。
実は、毎朝、前日までに起きたことを書き記したノートを読み返して1日をしのいでいる状態だ。朝は膨大な量のノートを読み、夜には一日の出来事を追記しておく。そうやって記憶がない期間を一日、一日埋めている。
そんなある日、アメリカ帰りの脳外科医・三瓶友治(若葉竜也)が新たに着任した。その日女優の赤嶺レナ(中村映里子)が急患で運ばれてきた。検査の結果、脳梗塞と判明する。すぐさま治療が行われることになり、三瓶はミヤビにも手伝うよう指示する。しかし看護師長の津幡玲子(吉瀬美智子)がそれを制止する。三瓶は、治療後、救急部長の星前宏太(千葉雄大)から、ミヤビが記憶障害であることを聞かされる。2年前までのことは鮮明に覚えているが、それ以降のことは覚えられないのだ。
レナの手術は成功するが、術後、失語症という後遺症がでてしまった。そこから夫でありマネージャーでもある博嗣(風間俊介)とともに懸命のリハビリが始まる。しかし、レナは相手の話すことがうまく聞き取れず、自分もうまく話すことはなかなかできない。やっと売れてきて、主演のドラマも決まっていたが、復帰の目処は立たなかった。
そんなミヤビに、三瓶は記憶障害のことを知った上で、ミヤビにも医師として診察や診断をさせるよう、院長の藤堂利幸(安井順平)に直談判する。師長の玲子は猛反対するが、大迫はやらせてみてもいいのではという。ただ、条件として無理はせず、誰かが必ずサポートすることを決めた。三瓶にお礼をいい忘れないように日記に書いておくというと三瓶は「強い感情は忘れません」という。記憶はなくても心は動くのだ。そして、ミヤビはレナの主治医となった。
レナの脳梗塞は再発の危険があったのでバイパス手術を進める。しかし、レナは女優として復帰できるのか?と訪ねてくる。そんなレナに優しく博嗣は寄り添うが、主演が決まっていたドラマを降板することになったことを伝え「レナはこれからどうしたいのか?」と聞いてしまう。するとレナが暴れ出してしまう。博嗣は自分がレナを苦しめているのかもと自分を責める。
三瓶はテストをしてミヤビが手術できることを証明するが、ミヤビは尻込みしてしまう。そんなミヤビに三瓶は、できないことをやれとは言っていないといい、絶望が怖いなら仕方ないと言い切る。その言葉にミヤビは涙してしまう。
レナは手術を断った。そのことを博嗣がミヤビと三瓶に告げると、三瓶は「江本さんも諦めているのではないですか?」といい、ミヤビはこれまで見てきた二人のことを書いた日記を読み上げる。そしてひらがなの練習をしているとき「お二人はとても幸せそうに見えました」という。
博嗣はレナを説得し、レナは手術を受ける。そして、三瓶はミヤビに見学するようにと手術室に入れた。時間に追われる中、三瓶は縫合をミヤビにやるように言う。ミヤビが断ろうとするが、三瓶は押し切る。ミヤビはテキパキと縫合し、手術は無事に終わった。
レナはゆっくりゆっくりと快方に向かう。そして動画をとって、自分が戦隊ものに出ていたときの決め台詞などを話す。その様子をみて、ミヤビも安心した。三瓶は「先生の昨日が今日につながった」と話す。
星前は、三瓶がミヤビの腕前を知っていたことを疑問に思う。そして、二人が映っている写真をみて、二人の関係を疑っていた。
■第2話あらすじ
三瓶(若葉竜也)の助手として、記憶障害のミヤビ(杉咲花)が手術に参加したことは大きな波紋を呼び、ミヤビの主治医である大迫(井浦新)、看護師長の津幡(吉瀬美智子)は院長の藤堂(安井順平)に猛抗議する。ミヤビは、大迫の「危険極まりない行為」という言葉を胸に、まずは焦らず後遺症のある自分にしかできないことを探そうと思い直す。
そんななか、サッカー強豪校で活躍する高校生の鎌田亮介(島村龍乃介)が試合中に倒れ、救急に運ばれてくる。検査の結果、右脳を損傷している亮介には身体の左側の感覚を全て失う“左半側無視”という後遺症が残っていると判明した。それも左側の情報をすべて無視してしまうという思い症状だ。
チームの仲間と全国大会出場を目指す亮介は、落ち込むどころか、サッカー復帰を目指して懸命にリハビリに励む。しかし、ミヤビは亮介に辛い宣告をする。
一方、記憶障害の自分に主治医が務まるのか不安を覚えるミヤビに、三瓶は「僕がそばにいますから」と背中を押す。なぜかその言葉に胸がざわついてしまう。
カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」は2024年4月15日スタート。原作:子鹿ゆずる 漫画:大槻閑人『アンメット-ある脳外科医の日記-』講談社「モーニング」連載中 出演:杉咲花、若葉竜也、井浦新、吉瀬美智子、千葉雄大、岡山天音、生田絵梨花、安井順平、野呂佳代、小市慢太郎、酒向芳、山谷花純、尾崎匠海(INI)、中村里帆 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@unmet_ktv 」。PR動画は番組公式X(Twitter)にて公開中。
◇「アンメット ある脳外科医の日記」番組公式サイト
【2024年春ドラマ紹介】【関連記事・各話のあらすじ】